みなさんはカフェを開くとしたらどんなカフェを作りたいですか。想像がいろいろ膨らみますよね。
今回は、そういったカフェを開きたい人向けにカフェ開業準備マニュアルをまとめました。
またカフェの開業準備でよくあるトラブルもまとめて紹介します。
それではさっそくみていきましょう。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上などに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
カフェ開業準備チェックまとめ
カフェ開業準備の主な項目の一覧です。
・開業資金の確保
・開業届出書(法人設立届出書)の提出
・飲食店営業許可に必要な資格・免許を取得
・カフェの場所選びと施工
・飲食店営業許可をもらう
・スタッフ採用・研修
・集客・PR
ポイントをさらに一つずつ解説します。
カフェ開業資金の確保
開業資金がまず一番大事なポイントです。
ちなみに開業資金の相場は600万円〜900万円です。
主な形態別でのカフェの開業資金は以下の通りです。
・移動式カフェ:400万円
・自宅カフェ:700万円
・独立型カフェ:1,500万円
参考:相場がわかる!カフェ開業に必要な初期費用と節約法!|八王子・立川起業センター
なお開業資金にかかる経費は以下の通りです。
・店舗物件の取得費用
・内装工事費用
・厨房設備並び備品関連調達資金
・開業後の運転資金(食材調達代・人件費)
ビジネスの世界では運転資金は最低約3ヶ月分あると良いと言われています。
開業届出書(法人設立届出書)の提出
カフェを開くと納税の義務が発生します。
個人事業主の場合は「開業届」、法人として開業する場合は「設立登記申請書」「法人設立届出書」が必要となります。
なお会社の場合は、株式会社と合同会社によっても手順とかかる費用も変わってきます。
手続きにかかる費用は以下の通りです。
・開業届:無料
・株式会社設立:約20万円
・合同会社設立:約6万円
飲食店営業許可に必要な資格・免許を取得
飲食店営業許可を取るためには「食品衛生責任者」の認定をもらう必要があります。
誰でも簡単に取ることができて自治体ごとに開催されている1日約8時間の講習を受けるとその日のうちに取得することができます。
防災管理者は自治体の消防署で行われる2日間に渡る約10時間の講習を受けると取得できます。講習が終了すると修了証がもらえるのでそれを消防署に持っていくと防火管理者になれます。
なお食品衛生責任者の講習が免除になる資格や免許は以下の通りです。
・調理師
・製菓衛生士
・栄養士
・船舶料理士
・と畜場法に規定する衛生管理責任者
・と畜場法に規定する作業衛生責任者
・食鳥処理衛生管理者
・食品衛生管理者又は食品衛生監視員の資格要件を満たす者
カフェの場所選びと施工
どの町でどの場所でとカフェを開く場所も今後の経営において重要な要素です。
基本的には居抜き物件がおすすめですが、住宅地などで良い物件を見つけた際には用途地域には気をつけましょう。用途地域の種類によってカフェ経営がしにくい場合があります。
商業地域に該当する場合は特に指定はないので安心してください。
またカフェの物件が決まったら次は施工です。
業者への見積もりも複数に依頼して相見積もりすることでコストを削減できる可能性がありますよ。
くれぐれもスケジュール感覚と費用感が重要となりますね。
飲食店営業許可をもらう
保健所から飲食店営業許可を取るまでの流れは以下の通りです。
1.保健所に事前相談をする
2.営業許可申請を出す
3.施設検査を受ける
4.営業許可証をもらう
5.営業開始
施設検査においては施工したカフェの設備や衛生状況が確認されます。
スタッフ採用・研修
お店を一人で切り盛りする場合は必要ありませんが、実際に人を雇って経営していく場合は採用戦略やマネジメントが必要です。
採用や研修で必要な項目は以下の通りです。
・スタッフはどのくらいの人員が必要か
・スタッフの報酬設定と管理
・スタッフが行う仕事の範囲設定
・スタッフが行う仕事の研修
・どんな人と働きたいか
・採用広報活動と面接
・退職に伴うリスク管理
集客・PR
一番忘れがちで後回しになってしまう集客やPRも非常に大事です。
実際にお客様に認知してもらえないと意味がありません。
ターゲットとなるお客様に対して、ネットもしくはリアル広報PR戦略が必要となります。
戦略の例は以下の通りです。
・ホームページを作成する
・チラシ・ポスティング広告
・看板を設置する
・SNSで宣伝強化もしくはSNS広告
・グルメサイトへ掲載
・メディアにプレスリリースを打つ
・イベント形式の催し物を開催する
カフェのような空間に! 黒いワイヤー の5灯ペンダントライトGPN006-5
見る角度によって幾何学的に見え、表情が変化する飽きのこないデザインの5灯LEDペンダントライト。 黒いワイヤーシェードと対照的に輝くソケットカバーがワンポイント。ペンダントライトの光は電球色(色温度2700K)で、暖かみのある夕暮れのような光の色合いでお部屋を落ち着いた雰囲気に。
カフェ開業の準備の際によくあるトラブル
続いてできれば避けたいカフェ開業の準備段階でよくあるトラブル例を紹介します。
食器関連の備品類の発注ミス
カフェの内装施工や冷蔵庫や冷凍庫などの大きな設備ばかりに気を取られて、食器やグラスなど細かい備品を発注し忘れるということもあります。
カフェのコンセプトから逆算してこだわりのある備品を選びたいにも関わらず、その場しのぎのものになると嫌ですよね。
備品こそスケジュールにしっかり組んで発注して管理する必要があります。
オープニングスタッフが集まらない
何名か人員を集めて経営する計画の場合、求人をする必要があります。
しかし、求人を出すタイミングが遅くなってしまったり、求人者に認知をされないとまったくオープン日には間に合いません。
出来る限りオープン日から逆算して余裕を持った採用活動が必要となります。
カフェの施工費用がオーバー
カフェの施工費用が当初の予定から変わって予算オーバーしてしまい、他の必要経費を削ることになる場合があります。
施工が始まってからいろんな想像が膨らみ、ついついいろんな設備や施工を追加してしまったり、素材のグレードを上げてしまうことが問題となります。
基本的には見積もり段階でしっかりと理想のカフェを計画する必要があります。
資金が足りずクレジットのキャッシングで調達する羽目
物件の取得費用や施工の費用が思ったよりも高い場合、クレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を借りたと失敗談を話す人もいます。
基本的には自己資金、銀行や政府系金融機関などからの融資、家族や知人からの借入が主な資金調達のパターンです。
また自治体によって開業する際の補助金などを適用できる場合があるので、一度自治体に確認することをおすすめします。
集客やPRをしてお店の認知が取れない
集客やPRをしてもなかなかお店の認知が取れないと悩むカフェ経営者も多いです。
オープン前なのでおいしさで口コミを作ることもできず、ネットにも弱くて戦略を立てられず苦労する人も多いです。
そういったときは2点確認すると良いです
・自分のカフェの良さを簡潔に魅力的に伝えることができるか
・競合や類似したお店の戦略をチェックする
この2点を各々チェックして課題を一つずつ分解し、行動に移していくと良いでしょう。
AVIOR フレーム内側から光る鏡 GBK026B 600×810ミリ
イタリアのデザイナーによるスタイリッシュなLEDフレーム付ミラーライト。フレームの内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。空間をよりスタイリッシュに演出します。※スイッチのデザインは実際の商品と異なります。スイッチは円形です。
カフェ開業の準備で気をつけること
カフェ開業の準備で気をつけることを3点にまとめます。
1.開業と経営の資金は分けて考える
2.清潔で安心安全な食を提供する
3.自分のこだわりを大事にする
実際、カフェの開業準備がゴールではありません。そして、儲ける前にお客さまが安心して食べられて不快感のない店内とメニューを提供する必要があります。
またいろんな意見や要素が絡まってくると自分自身がやりたかったこだわりを見失ってしまうことがあります。
変化してもいいこだわりと変わってはいけないこだわりを見極めて準備していくと良いでしょう。
【まとめ】カフェを開いて素敵な場所をつくろう!
いかがでしたでしょうか。
カフェの開業準備に必要なポイントと注意点をまとめて紹介しました。
カフェの開業までに課題はたくさんありますが、一つずつクリアしていけば大丈夫です。
その際は資金的にも時間的にも余裕を持って準備をしていきましょう。
それではこの記事をきっかけにカフェを開いて素敵な場所を作ってください。