新築一戸建ての費用の相場は?お金のあれこれをみてみよう。

新築照明

一生に一度の大きな買い物とも言われているマイホーム。新築で一戸建てを購入する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?また、住宅ローンの上限はどれくらいなのでしょうか?

マイホームはとても高額な買い物になるため、お金のことはしっかり考えて購入したいですよね。購入してから支払いが大変になり、生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。

ここでは、新築で一戸建てを購入する際の費用や、予算内に収めるための節約ポイントについてみてみましょう。

【新築一戸建ての費用】相場はどれくらい?

新築で一戸建てを購入する場合、多くのケースで土地も一緒に購入することになると思います。土地や建物にかかる費用の相場はどれくらいなのかみてみましょう。

土地にかかる費用はいくら?

土地の価格は地域によって変わってきますが、新築一戸建てを建てた方の全国平均は1,300万円ほどです。首都圏では2,000万円を超えてくるのに対し、地方では1,000万円を切るところが多く、また広さもそれぞれなので、一概に平均いくらとは言いがたいため、参考程度に覚えておきましょう。

【土地にかかる費用の内訳】
■土地代
■手付金(土地代の10%)
■不動産売買契約書への印紙代(10,000円〜20,000円)
■仲介手数料(物件価格×3%+60,000円+消費税)

建物にかかる費用はいくら?

では、家を建てる際の建築費用の相場はどれくらいなのでしょうか?こちらも地域によってばらつきがあるため、参考程度に覚えておきましょう。

全国平均で124.1㎡で3,500万円ほどとなっております。東京では4,000万円を超えてくるのに対し、3,000万円ほどが相場の地域もあります。

【新築一戸建ての費用】住宅ローンの上限はいくら?

上記で分かるように、新築の一戸建てを購入する際には、かなり高額な費用がかかってしまいます。一度に支払うことは難しいため、住宅ローンを申し込む方が大多数を占めています。

では、住宅ローンはどれくらい借りることができるのでしょうか?

借り入れの限度額は?

家を購入しても、ローンの返済に無理があると、生活が苦しくなってしまいます。そのため、借入できる金額には上限があり、年収などの条件によって限度額が変わってきます。 年収におけるローンの返済額の割合を「返済比率」といい、30~35%程度が上限となっています。 例えば、年収400万円、返済比率30%、借入期間30年で試算してみます。 年間返済額の上限 400万円×30%=120万円
借り入れ上限額  120万円×30年=3,600万円 このように借り入れできる限度額は3,600万円となります。

頭金の相場はいくら?

上記のように年収から見た借入限度額では資金が不足する場合、頭金を用意しましょう。

上記の例のように借入限度額が3,600万円で、希望する住宅が4,000万円の場合、400万円頭金として用意できれば、借入することが可能です。

頭金も不足する場合は、もう少し家のグレードを下げるなどの検討が必要になります。

【新築一戸建ての費用】予算内に収めるための節約ポイントとは?

照明の選び方

マイホームは高額な買い物のため、少しでも費用を節約したいですよね。節約できるところをしっかり節約して、こだわりたいところにお金をかけましょう。
では、どんなところを節約すればいいのでしょうか?

凹凸のないデザインにする

床や壁、屋根などに凹凸があるデザインにすると、総面積が増えてしまうため、木材など材料の使う量が増えてしまいます。その結果建設費用も高くなってしまうため、費用を安く抑えたいのであれば、凹凸の少ないデザインにするのがベストです。

1階と2階で床面積を同じにすることで、家の形の凹凸を減らすことができます。

水回りを一か所にまとめる

お風呂場や洗面所、トイレ、キッチンが分散した間取りだと、配管の長さが必要だったり複雑になってしまうため、なるべく近くに配置する間取りにした方が、工事費用を安く抑えることができます。

トイレは1階と2階に2箇所設置するケースも多いですが、その場合は上下で同じ位置に取り付けると、配管工事費用を減らすことが可能です。

工事費用の低い照明を選ぶ

どんな照明を取り付けるかで、お部屋の雰囲気はガラッと変わります。よく選ばれる照明と、かかる費用についてみてみましょう。

【ダウンライト】
天井に埋め込んで取り付ける小型のダウンライトは、天井がフラットになるため、スタイリッシュな空間を好む方に人気です。取り付け費用は1つにつき3,000円~15,000円ほどです。1つでは十分な明るさを確保できないため、複数組み合わせて使用します。

広いお部屋にダウンライトのみ設置する場合、取り付ける量が多くなるため費用が高額になってしまうケースがあります。

【ダクトレール】
ダクトレールとはレール状の配線器具で、ペンダントライトやスポットライトを取り付けて使用するものです。レール上であればどこにでも電気が通っているので、重さや最大ワット数の上限の範囲内で複数の照明を取り付けることが可能です。

ダクトレールの取り付け費用は1本1mで4,000円~10,000円程度です。その他に取り付ける照明器具本体の価格がプラスされます。ペンダントライトを複数吊り下げれば、手軽にペンダントライトの多灯使いスタイルを叶えることができます。ペンダントライトは1つ3,000円ほどから購入可能です。

【引掛シーリングボディ】
引掛シーリングボディとは、天井に照明を取り付けるための配線器具で、角型や丸形があります。引掛シーリングボディには1つの照明器具のみ取り付けることができ、ペンダントライトやシーリングライトを取り付けて使用します。工事費用は1つにつき5,000円~10,000円ほどです。

シーリングライトであれば1つで十分な明るさを確保でき、安いものだと3,000円くらいで購入できるため、費用を抑えることができます。

規格サイズの窓を選ぶ

天井の高いリビングで、窓を規格サイズ外の大きいものにしたり、縦長窓を数個並べたようなオシャレな窓を選ぶと、カーテンやブラインドがオーダーメイドになってしまいます。一方で規格サイズの窓を選べば、カーテンもブラインドも市販のものを購入できるため、費用を抑えることができます。

まとめ

いかがでしたか?新築で一戸建てを購入する場合、高額な資金が必要になるということが理解できたのではないでしょうか?

早く家が欲しい!と思っていても、年収によって借り入れできる金額には上限があり、不足する場合は頭金を用意する必要があります。いつかは新築の一戸建てが欲しいと考えているなら、計画的に頭金を貯めて、余裕を持った資金計画を立てましょう。

どうしても予算内に収まらない場合は、ここで紹介した節約ポイントを参考にしながら費用をカットしたり、家のグレードを下げるなどの対策が必要になります。

住宅の費用の他、引っ越し費用や家具家電、不動産取得税、固定資産税、登記費用など様々な費用がかかります。住宅の費用だけではなく、トータルの費用を想定した上で、マイホームを購入しましょう。

予算内で理想のマイホームが叶えられるといいですね。

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