【2022年度版】【失敗回避】リノベーションを後悔しないために知っておくデメリット

最近は、新築物件を購入するよりも、中古住宅を購入し、自分好みにリノベーションしたり、リーズナブルなリノベーション物件をあえて選択する人が増えています。
この記事では、リノベーション物件の購入を検討されている方に、デメリットをお伝えし、失敗や後悔のない購入に繋げていただければと思います。

リノベーションのデメリット

まずは、一般的なリノベーション物件のデメリットをご紹介します。

①すぐには住むことができない。

自分好みにリノベーションをしたい場合、中古住宅を購入後、リノベーション請負会社との打合わせ、施工期間を経ての入居となります。
その間は、現在住んでいる家と二重の家賃、ローンが発生することになります。
長くなればなるほど、当然経費は上がるので、経済的な大きなデメリットになってしまいます。

②解体してみないとわからないことがある

外から見ると問題なさそうに見えても、壁を解体すると不具合が見つかることがあります。
それにより補修工事に、思わぬ経費が掛かることもあります。

例えば、排水管に水漏れがあったり、柱にヒビが入っていたりなど予期せぬダメージが見つかることがあります。
排水管は、個々のリノベーションでは手が加えられない部分になるため、マンションであれば、普段の管理状態、10から12年程度で大型修繕が行われていたのかなど、資料を確認するといいでしょう。

「旧耐震」(1981年6月以前)について知っておきましょう

日本は地震が多い国なので、耐震強度も気になるところですね。
実は、建物の耐震基準が、1981年(昭和56年)を境に変更されています。
「新耐震」「旧耐震」と記載されているのを見かけたら、基準の変更前後のことを指しています。
違いとしては、「旧耐震」は震度5強程度の地震では、ほとんど建物が損傷しないと規定されており、中地震に耐えられるような基準で設計されています。
「新耐震」は震度6以上の地震に耐えられることを基準に設計され、大地震に対する対策がとられています。

③ローンの種類、ローン金利が異なります

銀行の住宅ローン商品によっては、増改築に住宅ローンを使うことを認めている場合があります。
住宅ローンとリフォームローンでは、借入限度額や借入期間が異なります。
リフォームローンの方が、限度額も少なく、借入期間も短いため事前に確認を行いましょう。
さらに金利も大きく異なります。
リノベーション物件は、新築物件と比較し、経済的に思えますが、これらのことを踏まえて、予算や返済計画などを立てておくことが必要です。

戸建てのリノベーションのデメリット

コストを抑え自由な設計が行えることが、リノベーション戸建の魅力です
マンションと異なり、共益部分がないので、窓の位置や水回りなど全て自分の好みや、家族のライフスタイルに合わせて変更が可能です。

しかし、注意しなければ、デメリットにより後悔することになるかもしれません。
耐久性は、新耐震のものを選ぶこと、さらに、住むまでに時間を要することを踏まえて、物件の選定を行いましょう。
リノベーションが完了するまでは二重ローンであったり、費用が倍かかることを覚悟しておかなければなりません。
立地条件によっては、購入価格が高くなるものですので、資金計画はしっかりと立てておきましょう。

マンションのリノベーションのデメリット

デメリット

マンションのリノベーションに関して、100点満点は難しいことは知っておきましょう。
理由としては、リノベーションできる箇所に制限があるからです。
マンションは同じようなつくりと思われるかもしれませんが、築年数及び、工法や構造は物件によって異なっています。
その為、梁や柱の関係で壊せない壁や柱があります。

水回りに関しては、経年劣化が表れやすい部分ですが、自分好みに全て変えようとすると、費用が高額になるため、事前に見積もりや可否を確認しておきましょう。

忘れがちのインターホンですが、こちらも交換は難しく、デザイン等も古さを感じさせるアイテムです。
ニッチを作って収納をつくり目隠しするなど、工夫の仕方がありますので、リノベーションの計画に含めておくと、後悔が少ないでしょう。

共有部分の廊下や、水回り、ベランダの確認はもちろんですが、ごみ捨て場なども確認すると、マンション全体の管理状況、マンション住人のマナーの良し悪しを判断する材料になります。

リノベーション済み物件のデメリット

リノベーション済み物件は既に前住人が退去後に、内装や設備等をきれいにリノベーションが行われた物件のことをいいます。
すぐに住むことができますし、中古でも前住人の使用感を感じずに済み、リノベーションの計画を自分でたてる手間が省けます。

ちなみに、リフォームとリノベーションの違いですが、既存の建物に対し新たな機能や価値を付ける改修工事のことを「リノベーション」といいます。
対して、「リフォーム」はボロボロになった部分を修復する、老朽化したスペースを新しく改装することを言います。

リノベーション済み物件の大きなデメリットとして、適切なリノベーションが行われたか確認できないことがあげられます。
工事の行われた過程を見ることができないため、不良施工を見抜きにくいです。
壁の内部の下地が痛んでいたり、配管の交換時期が来ていることもあります。
このような場合でも、壁紙を張り替えているだけ、フローリングを張り替えているだけということもあります。
このようなことを防ぐためにも、信用できる不動産会社か、施工結果報告書からどんな工事が行われたのか確認しましょう。

また、マンションの場合、日常の清掃状況や、修繕計画などを確認することも必要です。
管理会社が適切に清掃等を行っているマンションは、劣化が起こりにくいです。エレベーターが2機以上あったり、立体駐車場のあるマンションは修繕積立費が高額になりやすいので確認しましょう。

時間や費用に余裕がある場合は、ホームインスペクションの利用をおすすめします。
ホームインスペクションとは、第三者機関に依頼し、住宅の状態や欠陥の有無をプロに確認してもらうことです。
リノベーション済みの物件だけではなく、新築物件を購入する際に利用する人が増えていますし、入居後も数年おきに定期的に利用すると、物件の適切な修繕が行えます。
大体5万円~10万円ほどで依頼することができます。

まとめ

いかがでしたか。これからリノベーションする場合も、リノベーション済み物件を探す場合も、時間がかかりますが、自分の求める物件と出会えることができればリーズナブルに自分好みの物件に住むことができます。
注意点を事前にリストアップし、確認事項に漏れがないようにしましょう。
不安であれば第三者機関に依頼し、デメリットを最小限に抑えましょう。

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