住宅の照明はインテリアには欠かせない必須アイテムです。
しかし照明の種類はとてもたくさんあって、どれを選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そんなときにオススメしたいのが、お部屋に合わせて照明を選ぶことです。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
目次
住宅の照明選びでお部屋の表情はがらりと変化する
あなたは住むお部屋をどのようにしたいですか?
バリ風やハワイ風、アンティーク調などお部屋の好みはひとそれぞれ。
カーテンやソファ、カーペットなどの家具でお部屋のイメージを決定づけることが一般的ですが、実はプロに言わせると照明こそインテリアの要になるのだといいます。
同じ空間でも、シャンデリアでセレブ感をイメージ。壁側のダウンライトで大人の雰囲気。昭和レトロなペンダントライトで懐かしさを演出。
このように照明一つでお部屋の表情はがらりと変化します。
そこで、今回はインテリアのなかでも照明に注目し、イメージに合わせた照明のパターンをご紹介します。
住宅の照明選び:リビング
日中過ごす時間の多いリビング。
テレビをみたり、読書をしたり時には勉強をしたり、様々な過ごし方がありますよね。リビングに合った照明にはどのようなものがあるのでしょうか。
シーリングライト
メインの照明として扱われることが多いライトです。
天井に直接取り付けるタイプのため、全体を明るく照らすことができます。
現在はLEDタイプのものが主流になっており、気分や雰囲気によって調光や色調の変更ができるものあり、特にオススメ。
勉強などをするときには白色、リラックスしたいときには暖色など、シーンに合わせて変化させることができるのも魅力の一つです。
ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込むタイプのライトで、空間を広くすっきりと見せてくれるのが特徴です。
集光タイプと拡散タイプがあり、作りたいお部屋の雰囲気で選ぶことができます。
部屋全体をやさしく明るく照らすなら拡散タイプ。一方、陰影を利かせシックなお部屋にしたいなら、集光タイプがオススメです。
スポットライト
スポットライトというと、ステージ上の歌手のように、特定の場所を照らすイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
しかし、スポットライトは特定の場所を明るく照らすだけでなく、壁などに光を当て拡散させることでムーディさを演出することができます。
大人な雰囲気のリビングにしたい方にピッタリの照明です。
アシメントリー 真鍮メッキ6灯ペンダントライト GCH002-6 引掛シーリング
まっすぐなアームのみを組み合わせて、複数のランプを取り付けた多灯ペンダントライト。支柱から左右にまっすぐに伸びたアームはあえて長さを均等にせずに短いアームと長いアームを組み合わせたものを交互に3本重ね、お互いのアームを支え合うようにバランスを考慮した新しい形。左右対称にならないところがポイントで、他にはない珍しくユニークな形を表現しました。
住宅の照明選び:ダイニング
ダイニングは毎日の食事を摂るところだからこそ、照明にはこだわりたい部分です。
また、お部屋の間取りがリビング、ダイニングならばお部屋のアクセントにもしたいところ。お料理を美味しく引き立たせてくれるものを選びましょう。
ペンダントライト
天井からつりさげるタイプのライトです。
デザイン性の高いものが多く、お部屋のアクセントになる照明です。
さらには狭い範囲を強く照らすので、料理が際立って美味しそうに見せてくれます。
最近の流行は、小さなペンダントライトを複数食卓の上に配置する方法。
強い光を均一に照らすことができるので、お洒落なだけでなく食卓を明るく鮮やかに彩ってくれます。
スポットライト
レストランのような色っぽいダイニングにしてくれるのが、スポットライト。
テーブルの真ん中に光が集まるようにライトを当てたり、壁側に絵や写真を飾ってそれを照らすのも、とてもおしゃれです。
住宅の照明選び:キッチン
毎日の生活に欠かせないのがキッチン。
照明の明るさ一つで感じる味が変わってくるというのだから、キッチンの照明はとても重要です。毎日健康で美味しい生活をするためにはどんな照明が良いのでしょうか。
スポットライト
スポットで照らしてくれるので、作業がしやすいのがポイント。
キッチンは、明るい方が舌が敏感になるのでオススメです。
白色系の明るいスポットライトがちょうどキッチンの手元に来るように設定することで、より料理が楽しくなりますよ。
間接照明
キッチンの背面になるカップボードに間接照明をいれこむと、淡白になりがちなキッチンをよりおしゃれに演出してくれます。
スポットライトやシーリングライトで作業する明るさを保ちながら、電球色のスポットライトでおしゃれな演出。ぜひ取り入れたいテクニックですね。
住宅の照明選び:玄関
玄関は家の顔ともいわれ、家の第一印象をきめる大切な空間です。
お互いの顔を最初に合わせる玄関は、お互いの顔を認識できる適度な明るさにすることがポイントです。
玄関の広さや高さなどを考え、気持ちよく顔を合わせられる空間づくりをこころがけましょう。
ダウンライト
シンプルな玄関にしたいときにオススメしたいのがダウンライト。
埋め込み型ですっきりみせてくれるので、照明に目を惹かれることがなくさっぱりした印象になります。
また、埋め込み方を工夫することでもスタイリッシュになります。4つを四角形に並べたり、壁際に設置したりと少し工夫するとおしゃれですね。
シーリングライト
天井に直接取り付けるタイプのライトです。
天井までの高さを保ちつつもデザインで目を惹くことができるのが、シーリングライトの良いところ。
イメージした玄関の雰囲気にあわせておしゃれなライトを選びたいですね。
さらに、シーリングライトは人感センサーを搭載しているものもたくさんあります。
来客時など、スイッチを探さなくても電気が灯くのでとても便利です。
間接照明
ダウンライトよりもさらにすっきり見せてくれるのが間接照明です。
足元や壁際に間接照明をいれるとグッと奥行きが深くなり、広い印象になります。
色を電球色に変えることでも雰囲気がかなり変わるのでおすすめです。
住宅の照明選び:階段
毎日行き来するにもかかわらず、狭いことを理由に忘れ去られがちな階段の照明。
しかし、階段の照明をこだわることでお部屋全体のオシャレ度がグンとアップします。
人と少し違うおしゃれなライトを選ぶのはいかがでしょうか。
ペンダントライト
吹き抜けがあるお家にオススメしたいのが、ペンダントライト。
思い切って大きめのものにすることで、家全体の雰囲気ががらりと変わりとてもおしゃれ。
他の家では真似できないような素敵な空間になること間違いなしです。
ブラケット
一般家庭でも多くつかわれているのがブラケット。
薄型で配置しやすいことが人気の理由です。
階段が壁側にあるのならば、壁側に1つではなく3つと工夫しておくことで他にはないおしゃれな照明の完成。
簡単なようで奥深いのが階段の照明です。
シルバーとゴールドの2色展開。今トレンドの多灯タイプです。
特徴的な照明パーツが目を惹き、シンプルなのにリッチなペンダントライト。
普通のライトとは一味違うおしゃれなデザインですね。
めずらしい磁器でできたペンダントライトです。
ろうそくの炎に近い温かな色味が、食卓を優しく照らしてくれます。
電気をつけていない時も、磁器ならではのデザインが目を惹きとってもおしゃれです。
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライトです。
絵画などを映すにつかうと反射して広がる明かりが大人の雰囲気をかもし出してくれます。
また直接食卓に使っても、邪魔せず食卓を美味しく彩ってくれます。
住宅の照明はお部屋の印象付けのポイントになる
今回は照明を変えるだけで出来るおしゃれな空間づくりを提案しました。
空間によって選べる照明は様々で、照明の種類によって全く違う雰囲気になります。
難しそうで意外と簡単です。ぜひご自宅のお部屋も、目指す雰囲気に向けて照明選びからしてみるのはいかがでしょうか?