おしゃれな空間、そしてインテリアとしての役割があるペンダントライト。
中でも、取付位置として一番取り付けやすいダイニングはおすすめです。
しかし、ただ取り付けるだけではNG。
高さによって、手元を照らす感覚が異なるため高さ選びはポイントになります。
暗くなり過ぎれば、料理や家族の顔の印象が悪くなり食事をしても美味しくないです。
反対に、明る過ぎれば、照明が邪魔になることもあるでしょう…。
どの位置が、邪魔にならず、明るく照らしてくれるでしょうか。
そこで今回は、ダイニングテーブルとペンダントライトのベストな高さを紹介します。
あなたのダイニングに合った高さを決めてください。
ペンダントライト 電球有り/無し MPN054 引掛シーリング
光の漏れ方が特徴的なペンダントライト。鋼板製の黒色セードがランダムに穴が空いていて模様になってます。小さな穴からのもれる光が印象的です。セードの内側部分は金色の塗装がされており、ランプがつくとより強く光を感じることができます。
目次
決める前にダイニングテーブルを確認しよう
ペンダントライトの高さを決める前に、まずは取付しようと考えているダイニングテーブルの大きさを確認しましょう。
ダイニングテーブルの大きさで、理想の光り方は変わってきます。
さっそく、あなたの家にあるダイニングテーブルはどれか、チェックしながら見てみてください。
何人掛け用で使う個数や大きさは異なる
ペンダントライトといっても、大小さまざま。
そのため、使う個数や大きさはテーブルの大きさで、ダイニングの雰囲気がガラッと違ってきます。
では、それぞれのテーブルに似合うペンダントライトの大きさや個数を見ていきましょう。
2~4人掛け用
取り付ける個数は1~2個がおすすめです。
大きいものであれば1個で充分ですが、小ぶりのものになると少し異なります。
2人掛け用なら、小ぶりのものでも1個で充分可能です。
4人掛け用は小ぶりのものになると、2個がベストな個数ではあります。
しかし、シェードの大きさや光の届き方によっては、1個でもいい場合があるので、取り付けようとする照明の光り方は要チェック!
2~4人掛け用はそこまで広くないので、少ない個数でテーブル全体を明るくすることができます。
6人掛け用
取り付ける個数は3個がおすすめです。
大きいサイズのものをドンと付けるなら、補助として小さなものを2個付けましょう。
小ぶりのものなら、3個一列に並べて取り付けると◎。
ある程度の大きさのあるテーブルなので、大きいの1個では物足りません。
おまけにテーブルの端まで光が届かないため、どうしても暗い印象に…。
均一にテーブル全体に明るさを届けるためにも、個数は必要です。
サイズが小さくなればなるほど、取り付ける個数は多くなりますので、3個以上ということもありますよ。
黒ワイヤー ペンダントライト MPN052 引掛シーリング
黒のワイヤーがスタイリッシュなペンダントライト。ランプあり、無しをお選びいただけます。コンクリ打ちっぱなしの壁やレンガの壁に合わせておしゃれな空間をつくります。
テーブルの形でも合うライトや個数は異なる
テーブルの広さ以外にも、テーブルの形によってもライトの種類や個数は異なります。
ライトひとつでダイニングの雰囲気は別物!
丸・長方形、それぞれに合うライトや個数を紹介しますので、ご参考にしてください。
丸テーブル
大きめのペンダンライト1個がおすすめです。
シェード部分が大きければ大きいほど、光の光り方も広範囲に行き届きますので、丸テーブルの大きさであればOK。
見た目のおしゃれな上、存在感もしっかり感じられるため、おしゃれなダイニングになること間違いなしです!
長方形テーブル
テーブルの大きさによって異なります。
シェードの大きいものであれば1~2個、小ぶりのものであれば2個以上がおすすめです。
しかし、小ぶりのものを複数取り付けると大変になってしまいます…。
そのような時は、3灯、4灯など最初から連結したペンダントライトがおすすめ。
簡単・おしゃれ以外にも、均等な間隔で取り付けられるため大変便利ですよ。
また、用途によっても異なります。
明るいのを好むのなら、大きいもの1個では物足りなさを感じることも。
そういう場合は、サブとして小さいなものをプラスするとGOOD!
ダイニングは食事以外にも、家族団らんの場、読書や作業をする場にもなります。
そのため、テーブルと照明とのバランスを見ながら、最適な個数やサイズを見つけてみてください。
ペンダントライトを取り付ける際の高さの理想はどのくらい?
明るさを決めるために必要なのが高さです。
「なんとなくこれでいいか!」「あまり低すぎると邪魔になりそう」など、感覚だけで高さを決めてしまうことは失敗のもと!
ダイニングの照明の目的は、手元を明るくすること。
このことをベースとし、それぞれ、理想の高さはありますので、取り付ける際の参考にしてみてください。
2~4人掛け用
おすすめの高さは60cm~80cm。
これはペンダントライトの一番下からテーブルまでの高さです。
テーブル自体がコンパクトになるため、高さは正確に。
遠すぎると手元が暗くなったり、座った時見上げた照明のバランスが悪かったりと見た目的にも良くありません。
反対に近すぎると、座った時に照明に頭が当たったり、照明が顔に被り会話が弾まなかったと散々です…。
テーブル全体を照らすことができ、見た目のおしゃれな感じるになる高さが◎。
低すぎても高すぎてもダメということなります。
6人掛け用
おすすめの高さは50cm~70cm。
これもペンダントライトの一番下からテーブルまでの高さです。
6人掛け用になると、テーブルも大きくなります。
そのため、複数使うことを前提としていますので、このような高さになるのです。
高さもですが、照明同士の距離もポイント。
照明同士の距離は35cm~40cmです。
端から端まで明かりを届けられる間隔と高さのバランスを考えて、取り付けましょう。
ただし、シェードの浅い照明は目に入る光が強くなるため、眩しい原因に…。
そのような場合は、目線より少し高めに取り付けるようにしてください。
明るさにワット数はあまり関係ない!?
明るくするには、ワット数が高いほうがいいと考えますよね。
その考え、あまり関係ないかもしれませんよ!?
明るいと感じるのは見え方や取り付ける位置によっても、大きく変わってきます。
そのため、ワット数が高い=明るいとは限りません。
では、どんな方法で明るさを調整すればいいのでしょうか。
ここでは、その方法について紹介します。
ワット数より光の入り方や見え方がポイント
取り付ける際、明るさを出すためにワット数を高くしてしまいそうになりませんか?
たしかにワット数を高くすれば、明るくはなりますが、自然ではないです。
ワット数を高くして明るさを確保するよりかは、光の強さや光の広がり方を気にしましょう。
ダイニングは、部屋全体の明るさを求めるのではなく、テーブルの大きさと天井からの高さで明るさを決めます。
そのため、ワット数が低くても、そのテーブルに対し、明るいと感じれば、それが正解ということになります。
2人掛け用のテーブルの場合、45W、もしくは60Wで問題ありません。
4人掛け用のテーブルの場合、60Wの小ぶりのペンダントライト2個で大丈夫です。
ダイニングの照明の目的は、あくまでもテーブルのみ。
部屋全体を明るくする照明ではないため、ほかの部分が暗くても大きな問題ではないです。
それでも暗いと感じるなら、小さいペンダントライトやキャンドルなどの炎で明るさをプラスすると、雰囲気がグッと引き締まりますよ。
もしくは、シャンデリアなどの上向きのシェードの照明を選ぶことにより、少しは問題が解決できるでしょう。
ちなみに、ワット数をよりルーメンを見るようにすると、どのくらいの明るさなのか判断しやすいです。
必ずテーブルの真ん中に取り付ける
取り付ける際、テーブルの真ん中にペンダントライトがくるようにしましょう。
真ん中にくることで、均等にテーブル全体に光が届くようになります。
ズレれば、当然暗いところもあります。
そうなれば、必然的にワット数を上げざるを得なくなることに。
このようなことから、必ずテーブルの真ん中に照明がくるようにしなければなりません。
それはシェードが大きくても、小さくても同じ。
シェードによって、光の広がり方は違うので、偏ることなく全体的に光が広がる真ん中の位置がポイントです。
また、見た目も美しく、照明と一体感になったダイニングになります。
光の届き方、そして美しい見た目。
大切なポイントになりますので、取り付ける際は必ず気を付けてください。
料理をおいしく見せる役割もお忘れなく
ペンダントライトには、明るさやおしゃれ以外にも役割があります。
それが、料理をおいしく見せる役割です。
ピンポイントで光を当てることができるペンダントライトは、直接料理に光を当てることができるため、とてもおいしそうに。
また、ピンポイントで当てることにより、雰囲気もGOOD。
光の当たり方が、より一層盛り上げてくれることでしょう。
そのほかにも、ライトの色合いも、料理をおいしそうに見せるポイントに。
とくに、白熱灯やLEDの電球色は料理をおいしそうにしてくれます。
白熱灯は太陽のようにオレンジ色の色合いにし、LEDの電球色は暖かみのある色合いのライトです。
料理を鮮やかに見せるので、食欲をそそります。
ピンポイントで明かりを当て、食欲そそるライトを取り付けたペンダントライトは、まさにダイニングの理想なライトと言えるでしょう。
取り付ける際、ライトの色も照明と同じようにしっかり吟味して決めてくださいね!
理想の高さで明るさを決め笑顔溢れるダイニングに
照明ひとつで、ダイニングの雰囲気は変わります。
雰囲気良し、おしゃれ良し、そして料理をおいしく見せてくれるペンダントライトは、ダイニングに打ってつけのライトです。
高さも明るさに関係しています。
ぜひダイニングのライトをペンダントライトにする際、テーブルの大きさや光の入り方、ペンダントライトの大きさなどからベストな高さを見つけてください。
そして、暖かみ溢れるダイニング空間にしましょう。