心地よい照明空間

カフェや昔ながらの喫茶店は気軽に利用できる居心地の良い場所です。最近は心地よい空間を楽しむ人が多くなりました。最近の図書館はリラックスした感じの場所で読書ができるように喫茶店のように落ち着いた空間の演出したり、窓際に机を置いて外の風景が見えるように心地よい空間作りをしています。明るさを落とした照明空間は落ち着きの空間です。
面倒な工事や手間をかけないで間接照明を取り入れてお部屋を心地よい照明空間にしてみませんか。

光を選ぶ心地よい照明空間

日中の太陽の光は元気がでます。日の出前や日没後の薄明かりは少しさみしい感じがします。夕焼けは、暖かく癒されます。
光によって感じ方に変化があります。同じようにお部屋の中の光の色や明るさで元気が出たりリラックスできたりします。
光を選んで心地よい照明空間を作りましょう。
LED電球の光の色の種類は基本は「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」があります。
調光ができるタイプが多くなってきています。
電球色は、オレンジ色っぽい暖かい色　　　　　約3000ケルビン
温白色は、昼白色よりはやや自然な色合いの色　約3500ケルビン
白色は、昼白色よりも少し明るい自然の光　　　約4200ケルビン
昼白色は、太陽の明るさに近い自然な光の色　　約5000ケルビン
昼光色は、白っぽく青みがかった明るい色　　　約6500ケルビン

自然の光で合わせてみると朝日や夕日は約3,000ケルビンでオレンジ色の暖色系の光です。午前中から正午にかけての太陽光は約5,000ケルビン、空気の澄んだ高原で晴れた日の正午に色温度を測定すると約6,500ケルビンになるといわれています。

電球色の暖かさに包まれている様なオレンジ色の光が一番心地よい照明空間になるでしょう。

シーンに合わせた心地よい照明空間

安心感のある玄関や、趣味を満喫する空間、好きなインテリアや座り心地のよいソファなど家に帰りたくなるお部屋別のシーンに合わせて心地よい照明空間を作っていきましょう。

1.リビング

家族が集まってくつろいだり、友人やお客様を迎える場でもあります。
白木やナチュラルカラーのベージュや淡いオレンジなど暖色系の家具でまとめると穏やかな空間になります。要らないものは片づけられるスペースを作り視界に入らない様にしておきましょう。
リビングには北欧タイプのLEDフロアスタンドをおすすめします。
自然の木を使ったデザインは落ち着きます。
観葉植物にスタンドの光を当てて葉の影を楽しんだり行燈を置いて落ち着きの演出をしたりLED間接照明を取り入れて下さい。LED間接照明を取り入れる事によって心地よい空間作りができます。
ソファに腰掛けたり椅子に腰かけたり立ったりしたときに直接照明の光が目に入らない様に注意が必要です。
ストレスを感じない様にスタンドの高さや照明の光の位置を確かめましょう。

2.ダイニング

ダイニングテーブルでは、朝食、昼食、夕食、ホームパーティーなどの様々なシーンで食事がされます。
家族がそろってゆっくり食事を楽しむ場所です。料理が美味しく見える食卓ペンダントでテーブルの上の料理を照らしましょう。
ペンダントの位置はテーブル面から600ミリメートル～800ミリメートルの高さが良いとされています。
料理がおいしく見えるのは電球色といわれています。3000ケルビンくらいが各メーカーさんおすすめしています。
年齢によって明るさの感じ方が違ってきますので、お年寄りのいる家庭は少し明るめにしてあげましょう。
家族がリラックスできる心地よい照明空間を演出する電球色を選びましょう。
引掛けシーリングボディが天井に設置されている場合は食卓LEDペンダントをおすすめします。
引掛けシーリングボディが天井に設置されていない場合はLEDスタンドライトをおすすめします。多灯で可動するタイプを選んでダイニングテーブルを照らしましょう。
ダイニングテーブルが広い場合はキャンドルの様なLEDテーブルスタンドもおすすめです。

3.キッチン

キッチンは明るくしましょう。
野菜やお肉など料理を作る時は自然の光に近い昼白色が作業しやすいです。
照明が明るいとやる気がでますが青白い光は料理が美味しく見えないと言われています。
判断が難しいですね。4000ケルビン～5000ケルビン位を選びましょう。
暗いと手元がよく見えなかったり汚れを見落としたりしてしまいますので明るいほうを選びましょう。
昼白色の4000～5000ケルビンは太陽光に近い色の光ですので野菜を切るときも新鮮さがわかります。
緑や赤が生き生き見えますので野菜の良さが引き立つ盛り付けになります。
お菓子作りなどお子様と一緒に楽しく作れます。心地よい照明空間のなかで料理を楽しみましょう。
手軽に付けられるコンセントプラグ付きのLEDバーライトをおすすめします。
磁石で付くタイプや両面テープタイプがあります。アイデア次第で便利に使うことができます。
視界の中に直接光が入らない所に取り付けましょう。

4.勉強部屋

勉強に一番最適と言われているのは昼光色です。文字がくっきり見えますから、文章を読んでいても目が疲れにくいですし、記憶に残りやすいとされています。
直接照明を昼光色にしていますと、長い時間お部屋の中にいると疲れが出て集中できなくなります。
直接照明の光を落としてLEDデスクライトで光を補うようにしましょう。
LEDデスクライトは昼光色を選びましょう。購入してからすぐに使うことができますので大変便利です。
充電式ではなくプラグ式の方が充電し忘れて使えないことがなく勉強に使うには便利です。

5.書斎、仕事部屋

書斎は、誰にも邪魔されない一人の空間です。直接照明はなしで間接照明だけで充分です。
本を読んだり、パソコンをしたり、趣味のお部屋ですので、LEDデスクスタンドやLEDスタンドライトや簡単に取り付けできるプラグ付きブラケットもおすすめします。
書斎は一人の空間ですのでリラックスしたいときや集中したいときなどシーンに合うように複数の照明器具をバランスよく取り入れることでより自分に合った心地よい空間作りができます。

6.トイレ

トイレは、直接照明の補助としてLEDスタンドライトを置いてみてはいかがですか。
暗くなったらに灯りを点けて、お年寄りやお子様も安心してトイレに入れるようにしましょう。優しい光は脳に刺激がなく睡眠の邪魔をしないので夜トイレに起きたときも心地よい睡眠になるでしょう。

くつろげる心地よい照明空間

質の良いものをえらんで、家族と一緒に長く使えるインテリアを選びましょう。
目先の安さで選んでしまうインテリアはお部屋の雰囲気とあわず違和感が生まれ気になってしまいます。
一度買ってしまったソファなどは、なかなか手放せないものです。
質の良い物を選んでストレスがないくつろげる空間作りをしましょう。
雑誌やネットで情報収集をしてみましょう。
インテリアと調和がとれる照明器具を選びましょう。光の明るさもおさえた電球色がくつろげます。
照明器具はどれも同じではありません。まぶしすぎて邪魔に感じたり、暗くて別の照明器具が欲しくなったりストレスを感じてしまう物もあります。
手に入れる前に光り具合を確認しましょう。
素敵なお気に入りの照明でくつろぎの心地よい時間をすごしましょう。
長い時間過ごすお部屋は、一番くつろげる心地よい空間にする為に照明の光を電球色にしたり、アロマで癒されたり、素敵なコーヒーカップでカフェを楽しんだりしましょう。
お家の中に自分のお気に入りの場所を作りましょう。
お子様のお気に入り、お父さんのお気に入り、お母さんのお気に入りとそれぞれのお気に入りの場所を作りましょう。ちょっと喧嘩したり怒られたりしたときに自分なりの心地よい空間の中にいるとすぐに嫌な事を忘れます。すぐに元通りの仲良しに戻れます。

まとめ

照明の明るさは人それぞれ感じ方が違いますし視力によっても違います。
心地よい照明空間には電球色ですが、暗いと感じたらLED間接照明を足してみて下さい。
一人でお住まいなら自分に合わせる事ができますが、家族がいる場合は、お祖母さんやおじいさんが暗いと感じたらLEDフロアスタンドなどでLED間接照明を足すことで不快感がなくなります。また廊下など真っ暗になる場所では安全に歩行ができるように、足元の照明をプラスすることをおすすめします。
心地よい照明空間で素敵でおしゃれに過ごしましょう。