天井からコード、またはチェーンなどによって吊り下げるタイプの照明器具であるペンダントライト。ダイニングやキッチン、玄関、洗面所、寝室、トイレなど、限られた空間を重点的に照らしてくれる優れものです。
中でも、北欧風のおしゃれなLEDペンダントライトの人気がとても高まっています。
そこで今回はその人気の秘訣と、おすすめの北欧風のLEDペンダントライトやコーディネートについてご紹介していきます。
目次
北欧風のLEDペンダントライトが人気の理由
以前の日本の家は和室がメインでしたが、現在は西洋式のフローリングの部屋が多くったことで、その部屋の雰囲気に合う北欧照明やペンダントライトの人気が出てきています。
北欧風のペンダントライトはナチュラル系の木材を使用していることが特徴で、いずれも非常におしゃれなデザインが多く、部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。
また、天井に引掛シーリングがついている場合は、設置工事をすることなくそのまま差し込んでまわすだけで簡単に取り付けることができるので利便性も高いです。
そもそも北欧風デザインのルーツとは?
北欧デザインとは、北欧のスウェーデン、ノルウェー、 デンマーク、フィンランドにおけるデザインの総称で、スカンディナヴィアデザインとも呼ばれます。
戦後、アメリカで北欧のハンドクラフト製品が輸入販売されたことで人気に火がつくようになりました。やがて、北欧のデザイナーを対象とした賞が創設されたり、北欧諸国がアメリカでデザインの巡回展を実施したりなどしました。
そうした背景のもとで様々なデザイナーが登場し、1950年代から1960年代ごろに隆盛していったのです。
ナチュラルorシンプルなインテリアにぴったり
北欧風デザインといえば、「シンプルモダン」というイメージが浮かぶ方も少なくないかと思います。
北欧の人々は、長く厳しい冬に室内で過ごす時間が多いという状況から、「飽きのこないシンプルなデザイン」と「機能的で長く愛用できるような実用性」を兼ね備えた家具が誕生したのではないかとされています。
特にノルウェーは冬の日照時間が非常に短いため、室内照明器具が暮らしの重要な役割を担っています。雑貨にも、「家で過ごす時間が楽しくなる」ような工夫が随所に盛り込まれています。
北欧風LEDペンダントライトの似合うインテリアとは
おしゃれな空間を演出するためには、インテリアの雰囲気と照明のバランスを取ることが大切です。北欧風LEDペンダントライトには、どのようなインテリアが似合うのか見ていきましょう。
ウッド風などのナチュラルテイストやファブリック
ナチュラル系の木材を使用した北欧風LEDペンダントライトに合わせるのであれば、金属製や革製のスタイリッシュで無機質なものよりも、やはり山や森のものを使って作られている木製や布製が似合います。
日本の家は木で作られていることが多いので、そうした北欧家具とは相性抜群です。また、北欧の長くて暗い夜でも部屋の中を明るくすることに寄与している、白やグレーといったナチュラルカラーも、北欧風LEDペンダントライトを引き立たせる上で大切な役割を果たしてくれます。
大事なのは『家族が家の中で居心地よく過ごせる』空間づくり
北欧インテリアの原点には、『家族が家の中で居心地よく過ごせるように』という思いがあります。
寒い冬でも暖かな気持ちになれるよう木や布を取り入れてみたり、暗く沈みそうな気持ちを明るくできるようにと、白っぽい部屋にビビットな色合いの雑貨や食器を取り入れています。
特に北欧スタイルには、幾何学模様やネイチャー感溢れる模様の生活雑貨が数多くあります。そうした可愛くてお洒落な食器や雑貨、花瓶やテーブルクロスなどを上手に取り入れて、光の暖かさと色合いを楽しむことがポイントです。
北欧風インテリアにシンプルなLEDペンダントライトを合わせるのも◎
コーディネートに色々と頭を悩ませたくないということであれば、北欧風インテリアにシンプルなLEDペンダントライトを合わせるというのが無難でしょう。
ペンダントライトのデザインはなるべくシンプルに
どんなインテリアとも相性が良く、部屋の雰囲気を変えたり模様替えをしてもしっくり馴染んでくれる飽きのこないペンダントライトといえば、やはり作り込み過ぎないシンプルで洗練されたデザインのものです。
使用するランプにより表情を変えますが、ソケットがシンプルなのであらゆるインテリアに合わせて使える万能ぶりです。
光量をおさえて天井から長めに垂らす手法も
ペンダントライトは他の照明器具とは異なり、単に明るさを得るためだけの照明器具ではありません。
天井から吊り下げることで部屋のインテリアの一つとして目立つ存在です。したがって、部屋を明るくする機能面だけではなく、「見せる」ことで部屋の雰囲気作りを楽しめる照明器具です。
天井から垂らすライトは、どんな高さで垂らすかで、がらりと印象が変わります。例えば、天井にぴったりと張り付くように配置するシーリングライトは、空間を広々と見せることができます。
一方でおすすめなのが、光量をおさえてペンダントライトを天井から長めに垂らすというものです。落ち着きがありつつも動きも感じさせる、楽しい空間を作ってくれます。
同時に、テーブルの上に置いた食事も、ペンダントライトがスポットライトのように照らすことで美味しく見せてくれる効果があり、普段の料理が豪華に見えてきます。
また、ガラス素材のペンダントライトを使えば、とりわけ夏場には涼しげな雰囲気を演出してくれ、素材の美しさや涼しさを楽しめるでしょう。
北欧風LEDペンダントライトのおすすめ3選
ここまで見て、「実際に北欧風LEDペンダントライトがほしい!」となった方のために、特におすすめの3つの照明をご紹介します。
①LED磁器ペンダントライトMPN21
ダイニング等、部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いたシリーズ。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
LED磁器ペンダントは職人がひとつひとつ釜でていねいに焼きあげた磁器をシェードに使っています。昼間は磁器の白さが部屋に清潔感をあたえ、夜は磁器からもれる灯りが部屋を温かく灯してくれます。
磁器ペンダントライトは引掛シーリングとダクトプラグの取り付けが2タイプ。天井に引掛シーリング対応の配線器具またはダクトプラグ用のダクトレールが設置されていれば、商品到着後すぐに設置できます。
磁器ペンダントライト直径φ12.5cm 引掛シーリング MPN21 MPN21D
昼と夜と違った表情で楽しむペンダントライト。ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
②LEDペンダント 1灯 GPN011
レトロなランプと真鍮古美メッキがビンテージテイストなペンダントです。金属的な深みがある色合いは年月をかけて味が出た大人の貫禄があり、また煌びやかな光沢は上品さも兼ね備えています。
そこにシンプルなクリアガラスを組み合わせることで重厚な雰囲気に素朴感が加わり、落ち着いた雰囲気を演出できる使いやすいレトロ調ペンダントになりました。
キッチンやリビング・ダイニングだけではなく玄関や廊下などにも合わせやすい大人レトロなペンダント照明、シンプルな重厚感があるのでどんな部屋にもスッと溶け込みます。
③LEDペンダントライト 1灯 GPN008U
ランプで照らすことで見える黒いワイヤーのシェードの影が印象的なペンダントライトです。クリアランプのキラメキ感があそび心ある印象的な空間を演出してくれます。
見る角度によって幾何学的に見えたり表情が変化して見ていて飽きのこないデザインで、黒いワイヤーのシェードと対照的に輝く銅のソケット部分が高級感を演出します。
電気を付けない状態でもクールな印象を持つので、日中の明るい時間帯にはオブジェとして、ひとつポンッと置くだけで絵になるような部屋になります。
黒いワイヤーがおしゃれな1灯LEDペンダントライト GPN008U 引掛シーリング
見る角度によって幾何学的に見えたり表情が変化して見ていて飽きのこないデザイン。黒いワイヤーのシェードと対照的に輝く銅のソケット部分が高級感を演出します。リフォーム・新築、引っ越しなどのお住まいを可愛らしさや大人らしさ、そして他とは違った自分らしい部屋にすることができます。
北欧風LEDペンダントライトでコーディネートの幅を
天井から下がった1本のコードに、素敵なペンダントライトがついていたら、それだけで部屋はランクアップします。シェードの種類や形によっても、それに応じて異なる雰囲気を演出してくれます。
いろいろなペンダントライトを組み合わせるときは、素材を合わしたり、ラインを揃えたりすると上級者のコーディネートが実現します。
コットンやリネンなど、様々なファブリックでシェードを作っているものもあります。北欧風LEDペンダントライト1本で、コーディネートの幅が限りなく広がるので、是非いろいろな組み合わせを楽しんでみてください!
もしコーディネートが難しいと感じるようであれば、プロに相談するか、北欧スタイルのインテリアならペンダントライトも北欧デザインを選定するというようにテイストを揃えれば問題ありません。