天井の引っ掛けシーリングにおしゃれな照明を取り付けても、取り付け部分がむき出しだと台無しになってしまいますよね。
そんな時は引っ掛けシーリングカバーを取り付けると、取り付け部分を隠して天井をすっきり見せてくれます。
では、引掛シーリングカバーのメリットや取り付け方法についてみていきましょう。
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引っ掛けシーリングカバーってどんなもの?
引掛けシーリングカバーとはどんなものなのでしょうか?
「そもそも引っ掛けシーリングって何?」と疑問に思っている方もいらっしゃると思うので、まず引っ掛けシーリングについて説明します。
引っ掛けシーリングとは?
引っ掛けシーリングとは天井に取り付けられている配線器具のことです。照明に電気を送るためのコンセント部分でもあり、照明を固定するためのパーツです。
天井に取り付けられている配線器具を「引掛シーリングボディ」、引掛シーリングボディに取り付ける照明側の端子を「引掛シーリングキャップ」といいます。
天井に取り付けられている配線器具には様々な種類がありますが、大きく分けると①「引っ掛けシーリング」と②「引っ掛けローゼット」の2種類です。
①引っ掛けシーリング
~5㎏までの照明が取り付け可能です。
【角型引掛シーリングボディ】
長方形のコンパクトな配線器具です。
照明器具側の引掛シーリングキャップも角型をしているので、取り付けたときに接続部分が目立ちません。外形サイズが引掛シーリングキャップと同じです。
小型なため天井と接する面積が狭く、安定感は劣ります。
【丸型引掛シーリング】
丸い形をした配線器具です。
形が違うだけで、使い方や機能は角型引掛シーリングボディと一緒です。
天井に接する面積が角型引掛シーリングボディより広いため、安定感があります。
【丸型フル引掛シーリング(高荷重・耐熱形引掛シーリング)】
丸型引掛シーリングと似た形で、照明との接続部分がハットのつばのような形になっています。
このつばの部分が照明を支える役割をしていますので、照明を安定させて取り付けることができます。
②引っ掛けローゼット
~10㎏までの照明が取り付け可能です。
【フル引掛ローゼット】
丸型の引掛シーリングと似た形ですが、両サイドに照明を固定するハンガーと呼ばれる金具が付いています。
ハンガーのねじ穴に照明器具をネジで固定します。
【引掛埋込ローゼット】
フル引掛ローゼットと似た形をしています。
薄型で天井面に突き出している部分が少ないので、天井面がすっきりするのが特徴です。
ハンガーのねじ穴に照明器具をネジで固定して取り付けます。
これらの配線器具が天井にあれば、たいていの照明は取り付けることができます。
取り付け可能な照明の重さを守らないと、配線器具が壊れてしまったり照明が落下する恐れがあります。照明器具を買う際は、重さを確認し、取り付けられる配線器具かどうかしっかり確認しましょう。
引っ掛けシーリングカバーとは?
引っ掛けシーリングカバーとは、引っ掛けシーリングボディと引っ掛けシーリングキャップの接続部分を隠すためのカバーです。
接続部分を隠すことで天井面もすっきりし、部屋全体がスタイリッシュな印象になります。
価格はプラスチック製のものであれば数百円で購入できるものもあります。
引っ掛けシーリングカバーの種類
引っ掛けシーリングカバーには様々な材質のものがあります。
家具の色と合わせてインテリアに統一感を出したり、天井や照明器具の色や材質に合わせたりと、選ぶのも楽しくなってきます。
配線器具を隠すだけの役割ではなく、インテリアの一部として取り入れてみてはいかがでしょうか?
ではどのようなタイプがあるのでしょうか?
【プラスチック製】
比較的手ごろな価格のものが多く、種類が豊富です。
【木製】
インテリアに合わせてナチュラルブラウンやダークブラウンを取り入れると、空間に一体感が生まれます。
【真鍮製】
高級感があり、アンティーク風のインテリアになじみます。
【陶器製】
高級感があり、和室にも洋室にもなじみます。
引っ掛けシーリングカバーで余ったコードを隠す
ペンダントライトを取り付けたけど、コードが長すぎて余ってしまった…という経験はありませんか?
コードを隠す「コードリール」やコードをクルっとまとめて止める「コードクリップ」を使って長さを調整することはできますが、できればコードは目立たせずにすっきりさせたいという方も多いのではないでしょうか?
そんな時に大きめの引っ掛けシーリングカバーであれば、カバー内部に余ったコードを隠すことができます。コード部分が目立たないので、とてもすっきりした印象になります。
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ニッケルワイヤーのセードから溢れる光が空間を素敵にします。お好みで電球付きか無しが選べます。電球を変えるだけでも印象が違います。
税込 11,198円
引っ掛けシーリングカバーを選ぶ時の注意点
引っ掛けシーリングカバーを選ぶ時には、必ず取扱説明書を確認しましょう。取り付けることができない照明の種類の記載がある場合があります。
引っ掛けシーリングの大きさ
引っ掛けシーリングカバーを選ぶときには、大きさをよく確認しましょう。
丸型の引っ掛けシーリングや引っ掛けローゼットは大きいので、すっぽりカバーで覆えるサイズを選びましょう。
また、引っ掛けローゼットは横に照明を固定するための金具(ハンガー)がついているので、ハンガーまで覆えるサイズでないと隠すことはできません。
せっかく引っ掛けシーリングカバーを購入しても、配線器具を隠せなければ意味がありませんよね。
コードの太さ
引っ掛けシーリングカバーのコードを通す穴の直径とコードの太さにも気を付けましょう。
穴の直径より極端に細かったり太かったりするコードの照明には取り付けることはできません。
オススメの引っ掛けシーリングカバー
引っ掛けシーリングカバーには2つに割れるタイプのものがあります。
照明を天井の配線器具に取り付けたまま、コードを挟み込んでで取り付けることができるので、とても便利です。面倒な工程は一切ありません!
手頃なものだと、100円台で購入できるものもあるのでオススメです。
まとめ
照明を天井に取り付けるための配線器具には引掛シーリングや引掛ローゼットがあります。これらの配線器具があれば、天井に照明を取り付けることができます。
しかし、照明を天井に取り付けた際に接続部分がむき出しだと、ちょっと気になる…という方には引っ掛けシーリングカバーがオススメです。
引っ掛けシーリングカバーは引っ掛けシーリングを隠して、天井をすっきりとした印象にしてくれます。また、ペンダントライトの余ったコードを収納できるものもあります。
材質も様々でデザイン性に優れているものも多く、インテリアの一部として楽しみながら選んでみてもいいでしょう。
引っ掛けシーリングカバーを購入する際は、天井の引っ掛けシーリングをすっぽり覆える大きさがあるか、穴の直径は照明器具のコードの太さにあっているかを確認しましょう。
2つに割れるタイプのものだと、コードを挟みこむ形で簡単に取り付けることができるのでオススメです。
天井の色や材質、お部屋の雰囲気に合わせて、引っ掛けシーリングカバーを選んでみてください。
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