室内栽培に使う照明はどう選ぶ?簡単・楽しい家庭菜園のススメ

水耕栽培キットOMA15

ここ数年、室内栽培で家庭菜園を始められる方が増えていることをご存じでしょうか?
led照明を使った室内栽培は簡単で省スペースで出来るため、新しい趣味として始めるにもとてもおすすめです。

実際に始めてみたいと思っても
「やってみたいけれど手間がかかるんじゃないの?」
「植物は枯れてしまうこともあるから心配・・・」
とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、初めてでも失敗しにくい室内栽培用のキットや照明の選び方について詳しくご紹介していきます。

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室内栽培に照明が必要なワケ

水耕栽培キットAkarina01

 室内栽培で野菜・果物を育てている方はいったいどんなものを育てているのでしょうか?

まずは室内栽培の基本について少し見ていきましょう。

室内栽培ではどんなものが育てられるの?

 リビングや玄関などに観葉植物を置いてあるというご家庭も多いですね。
観葉植物も素敵ですが、野菜や果物を室内で育てている方もここ数年でぐっと増えてきています。

水耕栽培用として販売されている野菜や果物は
・カイワレ
・サニーレタス
・リーフレタス
・ルッコラ
・バジル
・パクチー
・ミニトマト
・いちご
など、省スペースでも栽培ができる葉物野菜やハーブなどが多いです。

特にハーブは香りも良く見た目にもかわいらしいので、インテリアのひとつとして室内栽培をしているという方もいらっしゃるようです。



初心者におすすめの室内栽培できるものは?

 室内栽培を始めるにあたり、いきなり管理が難しいものに手を出すのはあまりおすすめができません。
やはり最初は手間がかからず簡単に育つものから初めて、慣れてきたら少しずつ難しいものに変えていく方が楽しく室内栽培を始められます。

もっとも簡単に始められるものといえば豆苗やカイワレ大根の再生栽培です。
購入した豆苗やカイワレ大根を一度刈り取り、容器と根をそのまま使って再生させる方法はとっても簡単。
また、人参の葉っぱの部分を育てるのもとても簡単なので、まずはそういったものから始めてみるというのも良いかもしれません。

種から育ててみたい方にはパセリやバジルなどのハーブ類が簡単でおすすめです。

室内栽培はどうして照明が必要なの?

 室内栽培を行う際、できれば専用の照明を一緒に購入することをおすすめします。

多くの植物は太陽の光りを浴びて光合成をおこなうことで健康に育っていきます。
室内栽培で育てられる野菜やハーブなどももちろん太陽の光りを浴びないと育たない物ばかりですが、室内だとどうしても日照不足になりやすくなってしまいます。

そこに植物用の照明を設置することで外の天気や時間に左右されることなく光を浴びることが出来るため、植物が元気に育つ環境を室内でも整えてあげることができるのです。
日照量を確保することは植物を育てる上でとても重要なポイントとなります。
「長く大事に室内栽培を楽しみたい」と思っているのであれば、専用の照明つきのキットを購入するというのもよいですね。

室内栽培用に照明を使うメリットとは

 野菜の栽培をしている農家さんでも栽培用の照明を使っている方はたくさんいらっしゃいます。つまり、室内栽培用に照明を使うことはプロの目から見てもメリットがあるということですね。

では、室内栽培用の照明を使うことは植物にとってどんな良いことがあるのでしょうか。
ここで室内栽培用の照明を使うメリットについてみていきましょう。

室内栽培用の照明のメリット① 季節に関係なく育てられる

 室内で野菜や果物を育てることで天気や時間に関係なく栽培が出来るようになります。さらに室内栽培用の照明を使うことで日照時間をコントロールすることも出来るようになり、自分の好きな野菜や花を自由に育てることも可能になります。

室内栽培用の照明のメリット② 植物の近くから光をあてられる

 太陽の光は遠い空から注がれてきます。その太陽の光と比べ、室内栽培用の照明は植物のすぐ近くで直接光をあてることができるため、少しの電気でしっかり光をあてることが出来るのです。

他の植物や建物の陰になることなくまんべんなく光をあてることが出来るので、植物の成長を早めることができます。
また、室内だと雨や風などの影響を受けることもなく、毎日しっかりとledライトをあてることができるところもメリットといえます。

室内栽培用の照明のメリット③ 暗い室内でも育てられる

 外で植物を栽培する場合、植える場所の日当りはとても重要になってきます。
育てる植物によっても違いはありますが、例えばミニトマトなどは日当りの良いところでないとおいしいトマトをたくさん作ることは出来ません。

一方、室内で育てるとなると日当りの良い場所というのはとても限られてしまいます。
これを解決する一番の方法は栽培用の照明を使うことです。
照明を使うことによってお部屋の日当たりが悪くても大丈夫。しっかりと照明を当ててあげることでお部屋自体が暗くても植物をしっかりと育てることが出来ますね。

室内栽培用に照明を使うデメリットとは

照明を使って植物を栽培することにはメリットもたくさんありますが、もちろん良い事ばかりではありません。室内栽培用の照明はどのお部屋で使うのか、どんな野菜を育てるのかによっても違ってきます。

メリットがわかったところで、今度はでメリットについても御紹介していきます。

室内栽培用の照明のデメリット① コストがかかる

 室内栽培用の照明を使用するためには、初めの購入費用と日々の電気代がどうしてもかかってしまいます。

室内栽培用の照明は数千円から数万円するものまでとても幅が広いです。
いろいろな機能がついていてサイズが大きいものとなるとどうしても値段がたかくなってしまいますが、ledタイプのものを選べばランニングコストは抑えることができます。
初期投資はかかっても長く楽しめる趣味の道具と考えて購入をすれば、それほど高いものでもないかもしれませんね。

室内栽培用の照明のデメリット② 夏場は注意が必要

 室内で電気をつけるため、特に夏場は照明の電気が室温をあげてしまうことがあります。
野菜やハーブなどは高温・多湿を嫌う物もありますので、エアコンや換気でお部屋の温度が高くなりすぎないようにする注意が必要です。

栽培する植物によって温度や湿度、照明をあてる時間も変わってきます。
室内に置くことで調整もしやすくなりますが、夏場の気温上昇には特に注意が必要です。

室内栽培用の照明の選ぶときの大事なポイント

 室内栽培用の照明はただ光をあてればよいという物ではありません。
光の強さや当て方、照明を当てる時間なども調整をしないとせっかく購入したライトがうまく機能しなくなってしまいます。

そこで次に、室内栽培用の照明の選ぶときの大事なポイントを見ていきましょう。

室内栽培用の照明の光量は1000lx(ルクス)の物を選ぶ

 室内栽培用の照明も居室用の照明を選ぶ時と同じように明るさはとても重要なポイントになってきます。

植物との距離や照明の大きさよっても多少の違いはありますが、ledライトを選ぶ場合には目安として1,000lx~1,500lxの光量がある植物専用のライトを選ぶことをおすすめします。

ただし、照明の明るさが1000lx以上であっても、ただなんとなく光をあてるだけではダメです。植物に対してどのように当てるのか、照射する時間や角度、距離などもしっかりと考える必要があります。

室内栽培用の照明は照射時間が大切

 屋外で栽培されている野菜や植物の場合、お天気の良い日には夏は12時間以上、真冬でも8時間以上は太陽の光があたっています。

つまり室内栽培をする場合も屋外で日光にあたっている時間と同じくらいは照明を当ててあげる必要がある、ということですね。
植物の種類によっても違いはありますが、平均で見ると12時間以上は照明をあててあげた方が植物にとって良い環境となってくるわけです。

照明をあてる時間が短くなってしまうと植物は成長が遅くなったり、色が悪くなったりしてしまいます。タイマー付きの照明を使うなどの対策をとってしっかりと光をあててあげましょう。

室内栽培用の照明は植物との距離も大切

太陽の光ははるか遠いおよそ1億5千万kmも離れたところから降り注いできます。
太陽の光りにはそれだけ強い力があるので遠くからでも植物をすくすくと育てることが出来ます。

一方で室内栽培用の照明はどうかというとあまり遠いところから光をあてると、せっかくの照明の力が効率的に発揮できなくなってしまいます。
led照明の場合には、植物にもよりますが5~15cm離れた場所から光を当てることをお勧めします。

室内栽培用の照明は光の色も重要

 虹を見ると太陽の光にはいろいろな色が入っていることがわかりますが、日常生活の中では太陽の光の色は人間の目には無色や白っぽい色に見えています。
居室用の照明の場合には白っぽい色や少しオレンジがかった色など、太陽の光の色に近いような明るい色が多いですね。

野菜や植物の場合も基本的には太陽の光を同じ色の光りをあびていれば問題はありませんが、成長のことを考えるとledに赤色と青色の波長を含んだものを選ぶことをおすすめします。

室内栽培で照明以外に気をつけたいこと

Akarina05

 植物を室内で栽培する場合、照明ももちろん大切ですが、それ以外にも気を付けたいことがいくつかあります。
そこで照明以外の気を付けた方がよいポイントをまとめてみました。

室内栽培で照明以外に気を付けたいポイント① 肥料

 植物を育てる上で肥料は絶対に欠かせない存在です。

室内栽培の場合にはなんといっても液体肥料がおすすめ!
液体肥料は固形肥料と比べると水に溶けることで圧倒的に植物への吸収が早くなります。

植物を育てるために必要なチッ素、リン、カリウムをたくさん含んでいるものを選び、生育時に合わせて肥料の量も調節をしてあげましょう。

室内栽培で照明以外に気を付けたいポイント② 風

 植物は基本的には外で光と風、雨を受けて育つものです。
つまり室内で植物を育てる場合も外と同じ様に風の力が必要になります。
風通しを良くしてあげないと根腐れを起こしやすくなり、植物が腐ったり枯れたりしてしまう危険が出てきます。

昼間は窓を開けてあげて換気をしてあげてもOK。
こもった空気を動かす意味でエアコンやサーキュレーターを使うのも良いですね。
特に夏は部屋の空気がこもってしまうのとともに熱もこもってしまいます。
しっかりと換気をして植物にも新鮮な空気を吸わせてあげましょう。

まとめ

 野菜や果物の栽培に室内栽培用の照明を取り入れることは野菜や果物にとっても良いことがたくさんあります。

もちろん注意しなければならない点はあります。
しかし、照明を使うことで室内での家庭菜園はぐっと楽しく楽になります。
室内で楽しく栽培して、取れたてのお野菜が食べられる生活って楽しいと思いませんか?

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