照明器具を購入する際、近年では通販を使う人も多いです。
しかし、購入してからお部屋に合わなくて、失敗した経験を持つ人もいるかもしれません。
その様な失敗をしたくない方にぜひおすすめなのが、ショールーム。
ショールームは注文住宅の際に訪れるものですが、リフォームで照明計画を立てるときにもおすすめです。
今回は、照明器具をショールームで見るメリットから選ぶポイントまで、解説していきます。
ぜひ、照明計画にお役立てください。
目次
照明器具をショールームで見ることのメリット
照明器具は通販でも簡単に手に入る時代ですが、ショールームで見ることで、主に以下のメリットがあります。
実物を展示している
インテリアって実際に見てみないと分からないことが多いかと思います。
特に照明器具の場合は、実際に天井に取り付けたときのサイズや圧迫感、照らした時の雰囲気など。
これらの特徴は、インターネット通販ではいまいち分からないものでしょう。
実物を展示しているショールームであれば、サイズや灯りの雰囲気など全てを実際に目で見て確認できるため、選ぶ際に失敗することも少なくなります。
住んだときと近い環境で確認できれば、照明利用時のリアルな雰囲気が体感できるので、なかなかインターネット通販できない方は、ショールームを見に行くことも検討しましょう。
体験コーナーなどで知識もつけられる
ショールームでは、照明器具を選ぶ際に知っておくと良い知識が身につけられます。
たとえば、照明にはどんな種類のものがあるか、お部屋にはどんなテイストの照明をつけると良いかなど。
普段、なかなか知ることのできない照明器具に対する知識を自然と身に付けられることも、ショールームを見に行く大きなメリットとなるでしょう。
照明器具をショールームで選ぶときのポイント
ここからは、照明器具をショールームで選ぶ際に覚えておきたいポイントを解説していきます。
以下のことを覚えておけば、ショールームで選ぶ際も失敗を防ぐことができます。
サイズと重さを確認する
照明器具を選ぶ際に重要なのがサイズ感と重さです。
サイズはインターネット通販でも大体予想することはできますが、 重さに関してはショールームで実際確認した時だけ確認できるものです。
特にリフォームでこれから取り付ける方であれば、今すでに天井に付いているソケットが耐えられる重さのものを選ぶ必要があります。
サイズ感も、写真で見るのと実際にショールームに飾ってあるものを見るのとでは感じ方が全く違うでしょう。
サイズの数字だけでなく、実際天井に取り付けた際にどれぐらいの圧迫感があるのかも体験できます。
そのため、サイズ(縦・横・高さ)とともに実際の重さと取り付けた時の雰囲気も、一緒に確認することをおすすめします。
設置する場所とのバランスを考える
設置したい場所がたとえば洗面所であった場合、照明が大きいのか小さいのか、照明のテイストが合っているかを、確認した方が良いでしょう。
設置する場所と照明のバランスは重要で、動線を遮らないようにする必要があります。
また、ショールームでは気に入った照明を実際に家でつけてみたところ、テイストが合わなかったということもあります。
実際にショールームで設置する場所とのバランスを考えておくことも大事です。
もちろん、色選びも重要。
特に、コンパクトな照明にはカラーバリエーションがある場合も多いので、どのカラーが置きたい部屋にマッチするのかも考えましょう。
素材をチェックする
照明にはさまざまな種類があり、素材も選ぶポイントの一つです。
なぜかというと素材だけでその照明に合うテイストが決まることもあるからです。
たとえばライトのシェード部分が和紙でできていたりすると、それだけで一気に和風な雰囲気になるでしょう。
反対に、シンプルな電球に真鍮古美メッキのランプだと、一気にヴィンテージテイストな雰囲気になります。
照明を設置したい部屋がどのようなテイストなのかを思い出し、あまりに異なるテイストのデザインがされた照明を選ばないようにしましょう。
光の出方や明るさをチェックする
照明器具は、デザインによって光の出方もさまざまあります。
特に、電気をつけた際どの様な光の漏れ方をするのかや、間接照明の柔らかい光の具合など。
購入する前にチェックしておくことが大事です。
そして、ショールームならではなのが、明るさの確認ができること。
明るさがどのくらい必要なのかどうかは部屋によって異なりますが、普段生活する上で必要な明るさが十分確保できているかどうか、一目でわかります。
照明の種類によっても照らす範囲が変わるので、これも実際にショールームで見て確認した方が良いでしょう。
設置する場所は全体を広く照らしたいのか、一部を照らしておしゃれを演出したいのか。
この違いだけで、最適な照明が絞れます。
そのため、迷ったときにもどんな風に空間演出したいか明確にした方が良いでしょう。
取付方法を確認する
新築住宅の方は、ほとんど業者の方が取り付けることになります。
もしリフォームで今の家の照明を付け替える場合、照明の取付を自分で行おうとする方もいるかもしれません。
しかし、取り付ける照明の種類によっては、電気工事が必要になる場合もあります。
電気工事は電気工事士の資格を持つ業者しか取り付けを行うことができません。
そのため、購入を検討している照明が自分で取り付けできるタイプなのかと、取付方法をきちんと確認しておきましょう。
照明器具をショールームで選ぶときは照明のプロにも相談を
照明器具を実際にショールームで選ぶ際、ただ気に入ったものを速攻で決めてしまう前に、プロに相談しましょう。
また、たくさんありすぎて迷ってしまう方も、プロに聞くのがおすすめです。
空間づくりのアドバイスをしてもらえることも
照明器具のショールームには照明のプロが駐在しています。
つまり、照明の知識を豊富に知っているため、空間づくりのアドバイスをしてもらえることもあるのです。
間接照明を使ったテクニックや、色選びに関してもよく知っています。
照明器具の取り付けって人生でそう何回も体験することではありませんので、何も知らない方がほとんどでしょう。
だからこそ、場数を踏んでいるプロ目線でいろいろアドバイスをしてもらうのが最適です。
照明器具をショールームで確認したら購入しよう
実際にショールームで照明器具の明るやバランス、サイズ感を確認したら、購入しましょう。
しかし、その前に必ずチェックしておくことがあります。
品番チェックを忘れずに
どのメーカーであっても、照明器具には必ず品番というものがあります。
品番が違うと全く違う商品になってしまいますので、必ず品番チェックをしておきましょう。
照明器具はショールームで実際に触って検討を
照明器具は、お部屋の空間を素敵に演出するのに欠かせないアイテムの一つです。
照明選び方一つで、同じ部屋でも感じる雰囲気が変わります。
しかし、空間づくりって初めての方がいきなり独自に行うと失敗してしまう可能性があります。
だからこそ、プロのアドバイスを聞くことは大事なのです。
これからリフォーム工事を行う方や注文住宅を建てるという方は、ぜひ一度ショールームに足を運んでみてはいかがでしょうか?