【2022年度版】リノベーションを照明器具から考える

いま、お部屋をリノベーションをしようと思っている方々もいらっしゃることでしょう。最近では、リノベーションというワードも頻繁に使用されるようになって来ましたが、まだまだリノベーションの意味がわからないという方々もいらっしゃるのかもしれないですよね。

リノベーションとリフォームって、一体何が違っているのでしょうか。そして、リノベーションにおいて、照明器具とはどのように関わり方をすればいいのかについて解説をしましょう。

リノベーションと照明器具の関係

いま、リフォームと向きあっている方々もいらっしゃるでしょうし、一方ではリノベーションと向きあっている方々がいます。

リフォームとは、マイナスの部分を修復してプラスに戻すという意味合いで使用される言葉です。ボロボロになってしまった部分を修復するというのは、リノベーションではなくリフォームです。

リノベーションは、既存の建物に対して新たな機能、価値をプラスα付け加える改装工事を意味しています。

例えば、現在あるキッチンをより現代的で機能性の高いものに変えようという場合だったり、間仕切りを広くしようという提案は、リノベーションに属します。

建物の価値をアップさせることができる手段がリノベーションです。リノベーションによって、自分の一番お気に入りの住空間を演出することができます。

では、リノベーションにおいて照明器具とはどのように向き合い方をすればいいのか、本題についてお話ししましょう。

どのようにリノベーションをすればいいか、
そのときリノベーションを照明器具から考えるというのも正しい方法です。

リノベーションという大げさな考えでなくても、住空間のデザインをイメージする時、手始めとしてどこに視点を置いて考えるといいのでしょうか。いろいろ手法がありますが、照明器具とは、お部屋全体を包み込むアイテムです。照明器具が後付けでは、お部屋の雰囲気がガラリと変わってしまうこともありますので、照明器具をインテリアとして捉えて、照明器具を軸とし、デザイン性を考慮した空間作りをしてみてはいかがでしょうか。

住空間のデザインを、まずは照明器具から考えるという方法は、日本人の方々はあまりしたがらない傾向があります。欧米では、そのような考えが主流になることもありますが、やっぱりそれぞれ文化の違いによるものです。

日本文化の中で照明器具は、景観重視というものではなく、とにかく明るいのならいいという発想のもと、シーリングライトを当たり前のように使用しています。

最近では、ダウンライトや、ダクトレールにスポットライトを取り付けた多灯照明も注目されはじめて来ていますが、まだまだ、日本には明るければいいという全般照明が基本の考えがあります。

欧米では、局部照明がメインという文化があります。住空間には、スタンドライトやブラケットライト、ペンダントライトと言った照明器具を使用して、照明器具のデザイン性を楽しんだり、光と影の印影を楽しんだりもしています。

実際に、そのような楽しみ方って日本人の方々でも充分受け入れることができるのではないでしょうか。なぜそのような向き合い方が出来ないのかといえば、リノベーションで、照明器具が後付けになって融通の効かないものだったり、どうでもいいものになっているせいです。

海外の住空間のデザインと日本の住空間のデザインの違いは、実は照明器具にあったのです。日本人の方々には、照明器具は、別に光りを放っていないのでもインテリアとして美しいものだという認識の仕方をしていただきたいですね。

リノベーションをしている方々は、照明器具に対しての考え方を変えるとてもいい機会なのではないでしょうか。

リノベーションを照明器具から考える

照明についてのお悩み

リノベーションで、一体どのように照明器具と向きあえばいいのでしょうか。まずは、リノベーションで、ダイニングのペンダントライトあたりから検討してみてはいかがでしょうか。

ペンダントライトとは、コード式で天井から吊る照明器具のことです。ダイニングのペンダントライトは、そこに住んでいらっしゃる方々の中心的存在となるものです。

ダイニングという空間を、周囲と整合性をもたせるためにもかなり重視しなければならないポイントです。ペンダントライトにアイコン的役割を持たせるため、まさにあなたのセンスを思い切り発揮する場所です。

例えば、小さな黒い三角錐のデザインのペンダントライトは、モダンなお部屋の直線のインパクトをクローズアップします。

また、ちょっと珍しい感じの、金属シェードのペンダントライトなどはいかがでしょうか。周囲の柔らかい雰囲気を、円柱のメタルシェードのペンダントライトがぐっと引き締めてくれています。木のアーコールなど設置したら、センスのいい対比が生まれます。

壁面にパンチの効いた素材がある空間である場合は、ペンダントライトにパンチを効かせてもなんだかぼやけてしまうので、逆に主張をそれほどしない繊細なペンダントライトを設置することで、いいセンスが生まれるのではないでしょうか。

また、小さいタイプのペンダントライトを複数個並べるという方法もあります。低い天井には、このようなペンダントライトが居心地のいい住空間を作りだしてくれることでしょう。小さいタイプのペンダントライトを複数個並べて、その下には、ロングテーブルなどを置いてみてきはいかがでしょうか。

リノベーションで寝室照明器具はこう変わる

すっきりの目覚め

リノベーションを考える上で、照明器具はとても大事な役割を持っています。では、ダイニング以外、例えば寝室ではどのような照明器具がいいのでしょう。

寝室の照明器具は、明るすぎのものを選択してしまうことで、リラックス感が損なわれてしまうので注意をしましょう。

寝室におすすめ照明器具は、淡い空間にきらりと光るブラケットライトなどです。

壁を照らして明るさを広げるので灯りが直接目に入らないで、柔らかい感じでお部屋を照らしてくれます。

ブラケットライトはおしゃれなデザインのものがたくさん販売されています。無機質になりがちであるお部屋の壁面を華やかでおしゃれに飾ることができる方法です。

床に照明器具を置くスペースがなくても問題はありません。ブラケットライトは、壁を照らすので空間に奥行きが生まれ、お部屋を広く見せてくれる効果も期待することができます。玄関とか、廊下のような狭いスペースでも、立体感のある空間へと演出でき、お部屋のアクセントになってくれます。

また、カジュアルテイストな空間に、ちょっと高級感のあるブラケットライトを取り付けるのも、いいセンスを生み出すことができます。

寝室において間接照明はとても向いている選択肢です。直接的ではありませんし、眠りがさまたげられるまぶしさもありません。

まとめ

いかがでしょうか。住空間の照明器具は、生活をみなさんがする上でとても大事なアイテムです。それなのに、リノベーションのシーンで、照明器具が後付けになってしまうことはないでしょうか。

どうしてもリノベーションする上で家具などのことを最初に考えて、照明器具は大事だと思っても後になってしまうことがあります。

そのような問題を回避するために、最初からリノベーションで照明器具を優先して考えるという流れを持つといいでしょう。

まずは、照明器具について考え、照明器具を中心として、どのような家具を配置すればいいかを考えてみてはいかがでしょうか。

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