【2022年度版】角型引掛シーリングって何?好みの照明で空間をおしゃれにしよう

角型引っ掛けシーリング

自宅をおしゃれにしたり、自分好みの空間にするためには壁紙や建具、家具にこだわる方法や、手軽に小物で変化を付ける方法があります。それらの方法の中で、意外とかえるだけで部屋の雰囲気がかわるアイテムが「照明」です。

新しく生活をする部屋に照明を固定してしまうと、変更をしようと考える人が少ないのが現状。照明にはさまざまなデザインがあり、ホームセンターやネットなどで手軽に購入できます。しかし、照明を変更しようとしたときに、見落としてしまうのが「設置」についてです。

照明は、基本「引掛シーリング」という部分に固定しています。自分で「かえてみよう」と思ったときに、引掛シーリングの扱い方に迷うこともあるでしょう。ここでは、照明に関する謎をまとめてみました。

角型引掛シーリングとは?

引っ掛けシーリングの種類

角型引掛シーリングとは、照明を差し込む部分が「直方型」の形をしている引掛シーリングのことを指します。

引掛シーリング自体は照明ではなく、照明を天井に取り付けるための部品のことをいいます。実は、引掛シーリングの中に電気の配線が仕込まれているため、引掛シーリングに接続するだけでその日から照明は使用可能です。

引掛シーリングと同じ役目の部品で「ローゼット」と呼ばれる部品もあります。2つの違いは、付ける照明の「重さ」で使い分けます。目安は引掛シーリングは「5kgまで」、ローゼットは「10kgまで」です。どうしてもデザインに注目してしまいますが、照明を購入するときはデザインだけではなく、照明自体の重さにも注目です。

さらに、引掛シーリングは天井についている側を「引掛シーリングボディ」、照明についている側を「引掛シーリングソケット(もしくは引掛シーリングキャップ)」と呼んでいます。引掛シーリングボディを引掛シーリングソケットに差し込むと照明の設置は完了するため、手軽に照明をかえることは可能です。

見落としてしまう点として多いのが、住宅によって古い型の引掛シーリングが使われていることも少なくないということ。古いタイプの引掛シーリングであると、今の照明が接続できないという問題が発生します。そのようなときは、「工事が必要か?」と思いますが、合う引掛シーリングに変更できるようにパーツが販売されています。無理矢理合わないもの同士を接続してしまうと、故障やトラブルの原因になるため、無理せずに専用パーツを購入しましょう。

角型引掛シーリングと丸型引掛シーリングの違い

引掛シーリングの形は、角型以外に丸型も使われています。角型引掛シーリングは直方型の形状の1種類のみですが、丸型引掛シーリングは「丸型」と「ツバ付き丸型」の2種類。さまざまな形状がある理由として、住宅や部屋によって異なる天井が関連しています。

そこで、それぞれの引掛シーリングの特徴や使い方をまとめてみました。

角型引掛シーリング

昔からある照明は角型引掛シーリングが使用されていることが多く、特に和室竿縁天井でよく見かけます。

角型引掛シーリングはメジャーな形状であるため、照明側の引掛シーリングソケットをはめ込むだけで照明を使えるようになります。また、角型引掛シーリングは丸型引掛シーリングと比較をすると小さく、照明を取り付けると引掛シーリングが目立たないという嬉しいポイントがあります。

丸型引掛シーリング

丸型引掛シーリングの使い方は、角型引掛シーリングと同じです。形状が「丸型」か「直方型」かの違いです。引掛シーリングボディを引掛シーリングソケットに差し込むだけで、照明の取り換え作業は簡単にできるでしょう。

洋室でよく使われているシーリングライトには主に丸型引掛シーリングが使われているため、形状を思い浮かべやすく、一度は接続した経験のある人もいるでしょう。こちらも接続方法はとても簡単で、接続する際に「カチッ」という手ごたえを感じたら作業は完了です。

ツバ付丸型引掛シーリング(フル引掛シーリング)

ツバ付丸型引掛シーリングの形状は丸型であるため、見た目的には丸型引掛シーリングとほぼ同一です。しかし、ツバ付丸型引掛シーリングの特徴は丸型の引掛シーリングボディの周りに「ツバ」が付いてること。

ツバが付いている理由は、引掛シーリングボディだけで照明の重さを支えることができないからです。そのような重い照明を使うときに、引掛シーリングボディとツバで照明をしっかりと固定する働きをしてくれます。

角型引掛シーリングの取り付け方

待ちに待った照明が手元に来て、いざ、取り付けてみようと思ったときに、取り付け方がわからないという壁にあたったことはありませんか?せっかく、自分で交換したくても取り付け方がわからないと、おしゃれ空間への道が絶たれてしまうでしょう。

そこで、ここから角型引掛シーリングの取り付け方を説明します。お好みの照明で部屋をおしゃれにするために、自身で正しく照明を取り付けることは、思っているほど難しくありません。

ただし、必ず守らなければいけないことがあります。

それは、主に以下の点です。

・角型引掛シーリング自体を天井に設置したいときは「電気工事士」という資格が必要
・他の形状の引掛シーリングを取り付けたいときも同じく資格が必要

角型引掛シーリングを天井に設置する場合、配線が必要であるため知識がない状態で行うと事故の原因になったり、なにより「無資格」ということで法律違反になります。

そのため、ここでは引掛シーリングソケットを引掛シーリングボディに差し込むという、誰でもできる段階の取り付け方をご紹介します。

コードの長さを調整する

角型引掛シーリングに対応している照明は天井からコードで吊るすタイプもあるため、照明を実際に天井から吊り下げ、コードが使いやすい長さになっているか確認しましょう。

もし、コードが長いと感じるときは、接続する前にコードを調整することで使いやすくなります。ペンダントライトによっては、コードを巻いてカバーの中に収納できたり、結ぶことで対応できます。一方チェーンの場合は結んだりできないため、シーリングの横に余分な長さをピンなどで固定しましょう。

接続する

まず、照明を天井に設置する際は、踏み台や脚立などの台を用意しましょう。照明は天井にある角型引掛シーリングと接続しなければ使えないため、ある程度の高さの踏み台があると便利です。

用意ができたら、取り付ける照明器具を持って踏み台や脚立を上り、角型引掛シーリングボディに照明器具側の引掛シーリングソケットを差し込みます。ただし、差し込んだだけでは照明が落下してしまう可能性もあります。きちんと接続するためには、差し込んで引掛シーリングソケットを回し、引掛シーリングボディにしっかりと固定しましょう。

角型引掛シーリングは形が合えば接続できますが、軽く引掛シーリングソケットを引っ張ってみてきちんと接続できているか確認しましょう。

点灯するかなどの確認をしよう

接続が完了したら、点灯するかなどの確認をしましょう。もし、点灯しない場合はもう一度接続し直すか、電球がしっかりはまっているかなどを調整してから、再度確認してください。

また、天井から吊り下げるタイプの照明は、日常生活に邪魔にならない長さかなども確認することは大切です。

角型引掛シーリングの取り付けの注意点とは?

先述したように、角型引掛シーリング自体を天井に取り付けたり外したりするためには「電気工事士」という資格が必要です。そのため、照明を変更したいのであれば角型引掛シーリング自体は変更せずに、照明のみを新しく交換しましょう。

さらに、照明を新しく購入する際には、すでに天井に設置されている角型引掛シーリングに対応している照明かを確認してから購入することも大切です。中には、角型引掛シーリングに対応していない照明もあるため、気に入ったデザインの照明でも引掛シーリングの形状を確認することを意識しましょう。

また、照明は天井に設置するため、設置の際は脚立や踏み台などに上って接続することになります。照明はデザインや使われている素材によって重さが異なりますので、特に重い照明を持って上る際は、転落しないように注意したり、照明を破損しないように慎重に作業をしてください。

角型引掛シーリングをコンセントとして使う方法

角型引掛シーリングは照明を接続して使うだけではなく、専用のアダプターをはめるだけで「コンセント」として使うこともできます。専用のアダプターはお店やネットで販売されているため、誰でも購入して角型引掛シーリングをコンセントに変更することが可能です。

天井にコンセントがあることで、壁にあるコンセントから配線するよりも短い距離で配線できるため、部屋の中がすっきりします。専用のアダプターを角型引掛シーリングに接続するだけなので、電気工事士などの特別な資格も必要ありません。

おしゃれな空間にしてくれる!角型引掛シーリング対応のおすすめの照明

照明を購入する際には、角型引掛シーリングに対応しているか確認することが大切なポイントです。せっかく購入したものが角型引掛シーリングに対応していない場合、専用のプラグを購入したり、場合によっては電気工事が必要になるでしょう。そのようにならないためにも、角型引掛シーリング対応か事前に調べることは大切です。

角型引掛シーリングで使用できる照明はさまざまな種類があるため、ここではいくつかおしゃれな空間にしてくれるおすすめの照明をご紹介します。

磁器ペンダントライトMPN21

1つ目のおすすめの照明は「磁器ペンダントライトMPN21」です。シェード部分は一つ一つ職人が手作りをした磁器が使われています。

シェードは白い磁器のため、光が消えている状態のときはナチュラルな磁器らしい白、光をつけると磁器から優しく光が透けるためおしゃれ空間を演出してくれます。ただし、シェード部分が磁器で割れ物のため、設置時は特に取り扱いに注意しましょう。

また、磁器ペンダントライトは、シェード部分のデザインが異なる磁器ペンダントライトも展開されているため、自分好みのデザインを探す楽しみがあります。

時期ペンダントライト

磁器ペンダントライト直径φ12.5cm 引掛シーリング MPN21 MPN21D

昼と夜と違った表情で楽しむペンダントライト。ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。

円盤ペンダントライト&植物ポットMPN01set

円盤ペンダントライトMPN01 MPN02

2つ目におすすめの照明器具は「円盤ペンダントライト&植物ポットMPN01set」です。こちらの照明器具は円盤型のシェードで、素材がアルミ・樹脂のため重量は0.7kg、さらに、シェードと一緒に植物を入れることができるガラスのポットがセットになっています。

シェードはアルミでできているため光は透過させませんが、シェードの下に付いているガラスのポットに光があたり、植物が照らされるようになっています。

ガラスのポット1つと、吊るすためのS字フックと紐がセットになっておりますので、照明が到着したら好きな植物や砂を入れて、おしゃれ空間と癒しの空間を同時に楽しめます。部屋の中でも緑を感じてみましょう。

テラリウムが楽しめるペンダントライト

テラリウムを楽しめる 円盤ペンダントライト

円盤ペンダントライトは、植物ポットをぶらせげてエアプランツなどお好きな植物や砂をガラスの植物ポットにいれて、灯部真ん中に吊るしてテラリウムを楽しめます。植物ポット3個付きと植物ポット無しのどちらかを選べます。

LEDペンダント1灯GPN011

ペンダントライト

3つ目におすすめの照明器具は「LEDペンダント1灯GPN011」です。こちらの照明器具は、シェード部分がクリアなガラスでできているため、上記の2種類とは違った雰囲気の照明器具です。

レトロな雰囲気がある照明器具で、ガラスのシェードは光が下側だけでなく上側にも反射しています。キラキラと光るので、明るくきれいな空間にしてくれるでしょう。また、コードはフランジ内に収納できるため、長さ調節が簡単にできます。

レトロなランプが風情を感じさせるペンダント GPN011

レトロなランプが風情を感じさせるペンダント GPN011

真鍮古美メッキカラーのアーム部分とソケット、ビンテージテイストのクリアセードが、程よいヴィンテージ感を演出しています。

角型シーリングを正しく使っておしゃれ空間を演出しよう

角型引掛シーリングは、天井に設置されている引掛シーリングボディに照明に付いている引掛シーリングソケットを接続することで使えます。ただし、角型引掛シーリングに照明器具を接続して使うことは問題はありませんが、別の引掛シーリングから角型引掛シーリングに設置し直す場合は、専門の資格が必要だということを覚えておきましょう。販売されている照明器具の説明を見ると、対応している引掛シーリングの種類が記載されているため、角型引掛シーリング対応になっているか購入前に確認することが大切です。

そして、角型引掛シーリング対応の照明器具を購入すれば、届いた日に設置してお気に入りの照明器具を使えます。

照明器具1つをかえるだけでも部屋をおしゃれ空間に演出することはできるため、おうち時間を楽しむために、こだわりの照明器具を選んで設置してみましょう。

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