ライフスタイルの変化によって注文住宅を頼む際に、家の内装をどうするか悩む方がいるのではないでしょうか。
日々使う洗面所は、洗面台や洗面鏡のバリエーションが豊富で、どのようなスタイルにするか悩みやすいです。
また鏡の破損や、腐食、経年劣化により、自分でDIYをして鏡を取り替えるという人も洗面所で悩むことが多い傾向です。
鏡と洗面所の収納をどうしようかと悩む人におすすめしたいのが、ミラーキャビネットになります。
今回はミラーキャビネットがどのようなものか、ミラーキャビネットならではの強み、鏡の種類、選ぶポイントをご紹介します。

LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き 一面鏡 三面鏡 前面光 間接光
LEDが組み込まれた鏡「ミラーライト」と収納家具の「キャビネット」が一体となった、MotoMオリジナルのLEDミラーキャビネット。十分な収納力で、乱雑になりがちな洗面周りをスッキリと魅せます。
目次
鏡+収納スペース=ミラーキャビネット

ミラーキャビネットは鏡と収納スペースのキャビネットが一体化しているものです。
キャビネットの
- 前面に鏡がついているタイプ
- 横に鏡がついているタイプ
が多いです。
鏡は一面鏡、二面鏡、三面鏡のものや照明付きなど、さまざまなタイプがあります。
ミラーキャビネットの強み

洗面所や洗面台の収納は
- 洗面下部分
- ミラー部分
が多いです。
洗面下部分の収納にはない、ミラー部分収納であるミラーキャビネットだけの強みを2点、ご紹介します。
鏡と収納スペースの2つを、いいとこ取り
洗面所の洗面台まわりは水ハネを防ぐことができません。
洗面台周辺に置いている小物類も材質によっては、水垢やサビがついてしまいます。
ヘアドライヤーや、ヘアアイロン、シェーバーなどの機械類に水がかかってしまうと故障の原因になりかねません。
ミラーキャビネットは鏡の中に小物を収納できます。
そのため、水ハネによる水垢やサビの付着、故障を防ぐことができるのです。
「お客様を家にお呼びしたときに、ヘアブラシやカミソリ・髭剃り、歯ブラシといった生活感のある小物が見られてしまうのは恥ずかしい」と思う方もいるでしょう。
ミラーキャビネットなら鏡の中に収納できるので、小物類を人から見られることがありません。
そのため、
- 洗面台のまわりの物が少なくてスッキリしている
- 洗面台や洗面下といった他の収納スペースを利用できる
のです。
化粧品を整理整頓しやすい
女性の方は基礎化粧品だけでなく、仕事や遊びのためのコスメを使用する機会が多いです。
洗面所でメイクをする人は、洗面所にコスメを置いていることが多いでしょう。
しかしながらコスメをすべて洗面台の周辺に置いておくと
- コンシーラーや、リップ、単品のアイシャドウ、マスカラブラシのように小さく細々したものが見つかりにくい
- ファンデーション、化粧下地、ビューラー、フェイスブラシのように大きなものがかさばって、ゴチャゴチャしてしまう
- 粉タイプのコスメが水濡れして使えなくなる
- ホットビューラーが壊れるおそれがある
といったトラブルが起きる可能性があります。
ミラーキャビネットに仕切りや収納ボックス・ケースが付いていたり、付けたりすれば、
- 朝の忙しい時間帯にコスメを探す手間が省ける
- コスメが水で濡れて使えなくなってしまうことがない
状態で、メイクがしやすくなりますよ。
ミラーキャビネットの鏡は全部で3タイプ

洗面所で朝、メイクをする人や身だしなみを整える人にとって、ミラーキャビネットは
- コスメや歯ブラシ、ひげ剃りなどをすぐに取り出せて時間短縮
- どこに何を入れてあるかがわかりやすい
- 掃除がしやすい
といったメリットがあります。
ミラーキャビネットの鏡は
- 一面鏡
- 二面鏡
- 三面鏡
の3タイプがあります。
それぞれ、どのような違いがあるのかを解説します。
1.鏡の裏側に収納一面鏡タイプ
左右どちらかの扉を開けて鏡の裏側に収納できる一面鏡タイプは、鏡が1枚だけなので狭い洗面所でも邪魔になりません。
シャープでスッキリとした見た目をしています。
洗面所に設置されている一般的な鏡と同サイズ〜大きめなサイズなので、顔や髪型を見るのに適しています。
扉の開け閉めが固定されているので、前開きタイプミラーキャビネットを選んだ際に扉と洗面台・蛇口に距離がない場合は、扉を開けられなくなってしまいます。
あらかじめミラーキャビネットを設置する壁と洗面台・蛇口の距離や高さなどを測っておきましょう。
2.両側に収納二面鏡タイプ
二枚の鏡の間から扉を開けて両側に収納できる二面鏡タイプは、収納がしやすく、今まで洗面台のまわりに置いていたものを片付けられます。
収納力が一面鏡よりも高いので、洗面所で使う日用品とコスメを多く収納できます。
収納する場所が2ヵ所あり、左右で鏡の大きさが違う形状のものが多いです。
左の大きい鏡に大物、右の小さい鏡に小物と分けることも可能です。
一方向から扉を開ける一面鏡タイプと違い、左右から扉を開けられるので洗面台・蛇口との距離や高さが近くても設置できますよ。
3.中央と両側に収納三面鏡タイプ
中央と両側の計3枚鏡のついている三面鏡タイプは、さまざまな角度から身だしなみやメイクを確認でき、生活感を感じさせない洗面台にすることができます。
両側の鏡を開き、三角形の状態にすれば、頭の後ろや背中も確認できて非常に便利です。
3ヵ所収納スペースがあるので、洗面台のまわりに物を置かずに済みます。
左右の収納ペースが深く、中央は浅い構造になっているものが多いです。
左右にドライヤーやヘアアイロン、ブラシを入れ、中央に歯ブラシやコスメといった小さいものと分けて使うことができます。
洗面所に合うミラーキャビネットを選ぶポイント

洗面台より大きいミラーキャビネットは設置できません。
かといって小さいミラーキャビネットを選んでしまうと、身だしなみやメイクがしづらかったり、洗面所とのバランスがアンバランスになってしまいます。
洗面所に合うミラーキャビネットを選ぶ際はサイズを測りましょう。
測るポイントは6点あります。
どのようなポイントを見て、選べばいいのかを解説します。
高さ
- 床から天井
- 洗面台から床
までの高さを見ます。
腕がミラーキャビネットの最上部に届くか、自分のバストアップが映るかを見ましょう。
間口(横幅)
ミラーキャビネットを設置できるスペースがあるかを確認しましょう。
奥行き
洗面台の前後の長さを確認し、水ハネのしやすさや動線への影響があるかないかを確認します。
扉
- 開閉式
- スライド式
があります。
開閉式は収納物をすべて隠しますが、扉を開閉するスペースが必要です。
スライド式は収納物が見えてしまう可能性がありますが、扉を開閉するスペースがいりません。
段数
洗面台に置くもの・置きたいの数が多いほど段数が必要になります。
シンプルに必要最低限のものを置きたい場合は1段でも問題ありません。
深さ
深さがあれば
- 小物を上下の仕切りごとに収納できる
- 大物を収納できる
メリットがあります。
最新モデルのミラーキャビネットをご紹介
最後に、MotoMのシンプルでどんなお部屋にも合わせやすい、新商品のミラーキャビネットをご紹介します。

LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き 一面鏡 三面鏡 前面光 間接光
サイズは一面鏡と三面鏡の2点です。
鏡の前面が光る前面発光とミラーキャビネットの上部・下部が光る間接発光の2スタイルから選べます。
ドライヤーを使用したり、シェーバーの充電ができるコンセント口が2口ついています。
ミラーキャビネットの背面にコンセントがあれば電気工事が不要で、簡単に取り付けられます。
棚が三段になっており(三面鏡タイプは中央部部のみ)、高さ調節が可能です。
朝シャワーを浴びても鏡が曇らない曇り止めヒーター付きとなっています。

LED一体型ミラーキャビネット 曇り止めヒーター付き 一面鏡 三面鏡 前面光 間接光
LEDが組み込まれた鏡「ミラーライト」と収納家具の「キャビネット」が一体となった、MotoMオリジナルのLEDミラーキャビネット。十分な収納力で、乱雑になりがちな洗面周りをスッキリと魅せます。
まとめ
ミラーキャビネットは鏡と収納スペースが一体化したものです。
鏡と収納スペースのよい機能を併せ持ち、コスメなどの小物を整理しやすいです。
鏡は一面鏡から三面鏡のものがあり、住居や洗面所の構造によって選ぶとよいでしょう。
子どもも、大人も朝になると身だしなみを整えたり、メイクをして幼稚園・保育園、学校、職場へ向かいます。
忙しい現代社会に生きている私たちは時間に余裕を持つことが、難しいです。
また日本人は睡眠時間が先進国の中でもっとも短く、睡眠不足だといわれています。
ミラーキャビネットで朝の身だしなみやメイクにかかる時間を短くして、一緒に住んでいる人と過ごす時間や自分だけの時間、睡眠時間を増やしませんか?