シーリングライトの取り付け方は、天井の配線器具を確認すれば意外と簡単!

シーリングライト設置

シーリングライトを自分で取り付けたい! と思っても、何だかハードルが高そうで本当に取り付けられるのだろうかと悩むものです。
シーリングライトとは一般家庭でよく使われている丸型の照明器具のことです。
一般的によく見られるからといっても日常的に触るものではないので、いざ外そう、付けようと思ってみてもやり方がわからないものです。
難しそうに思えますが、実はとても簡単で、脚立があれば女性でもできる作業なのをご存じでしょうか。
しかも、工具は一切必要ありません。パチッと音が出るまで差し込むだけで付けることができるのです。
ここでは、シーリングライトの詳しい取り付け方を説明していきます。

6・8・12畳用 LEDシーリングライト 星 MCL01606 MCL01608 MCL01612

かわいい星のオーナメントがついたシーリングライト6・8・12畳用 LEDシーリングライト

シンプルなシーリングライトにかわいい星のオーナメントがつきました。部屋全体を照らせるので、子供部屋にぴったりです。かわいいだけではなく、使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。例えば、夜に勉強をする時は集中して作業を行いたい時は昼光色にして、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。夜寝る前などリラックスする時に電球色にして明るさを落とします。

シーリングライトの取り付け方1:配線器具の種類はさまざま

シーリングライト取り付け

まず、確認するべきことは天井に付いている配線器具の状態です。
シーリングライトを付けようとしているところに、何らかの照明器具が付いている状態なら、それを外す必要があります。照明が何もついていない状態であれば、配線器具の状態を確認しましょう。
外す必要がある方は、脚立を用意しましょう。長年使われてきた照明器具であれば、ホコリなどが溜まっていることもあります。汚れてもよい服装に軍手とマスクも着用したほうが安全でしょう。

mcl012

小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA

MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。

シーリングライトの外し方

取り外す前に電気が付いている場合は、電気を消します。安全に作業を行うために壁スイッチ、またはブレーカーを落としてからにしましょう。
ただ、しばらく明かりを付けていた場合は蛍光灯だけでなくカバーも熱くなっているはずですから、やけどの恐れがあります。そんな場合は、冷めるまで待ってから作業に入るようにします。念のため、素手で触って冷めたことを確認してから作業に入るようにします。
ただ、暗いとよく見えないので、できれば手元がよく見える状態で作業を行うほうが安全です。天気の良い日中に交換を行うようにしましょう。

1.カバーの外し方

外側はたいていカバーで覆われているので、このカバーを外していきます。
ただし、カバーの形によって外し方が少し違ってくるので注意しましょう。取扱説明書を確認の上、作業を行いましょう。
丸形のシーリングライトには「カバーアップ回転式」と「カバー回転式」の2種類があります。

・「カバーアップ回転式」の場合の外し方

丸いカバーを右か左のどちらかに回転させると、カバーを取り外すことができるようになります。

・「カバー回転式」の場合の外し方

気持ち上に持ち上げ、丸いカバーを時計と反対回りの左に回して、カバーを取り外します。
見た目ではどちらの方式なのかはわからないでしょうし、どうやって付けたかはいちいち覚えていないものです。そんな時は左右に回してみましょう。
何だかグルグルと回ってしまってどうしても外せないなと思ったら、少し持ち上げてから左に回してみるようにしましょう。

2.本体の外し方

本体と電源部分はコネクターで接続されているので、ツメから引き抜きます。
接続されているアダプターに必ず取り外し方が書かれてあります。ボタンを押しながら取り外すなど、メーカーによって様々なので記載通りに行うようにします。

3.アダプターの外し方

次にアダプター(電源部分)を外していきます。シーリングに取り付けているアダプターを取り外すためには黒や赤のボタンを押しながら、反時計回りにすれば外れるようになります。
ボタンを押さずに回してしまうと天井に付いている配線器具が破損してしまうので注意するようにしましょう。
無事に照明器具を外すことができたら、次に天井の配線器具の状態や形状をチェックしていきます。

空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト

空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト

かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。明るさではなく空間演出用の照明のため、ダウンライトと併用して設置することをおすすめします。

シーリングライトの取り付け方2:配線器具の種類が合うかどうか

引っ掛けシーリングの種類

天井に付いている配線器具の種類はひとつだけではなく、様々な種類があります。
丸型、角型など様々ですが、要はこれがシーリングライトのコンセントとなります。
配線器具は種類によって呼び名も様々で、「角型引掛シーリング」「丸型引掛シーリング」「丸型フル引掛シーリング」「フル引掛ローゼット」「引掛埋込みローゼット」などがあり、そのいずれかが付いているはずです。

それぞれの特徴を次に見ていきましょう。

・「角型引掛シーリング」とは?

ブロックのような直方体の形をしたシーリングボディをしています。和室の天井に通っている細くて長い木材を竿縁(さおぶち)と呼び、和室の天井などによく使用されています。一般的な木造住宅に多く見られるタイプで、吊り下げるタイプのペンダント型ライトに適しています。

・「丸型引掛けシーリング」とは?

ネーミング通りに丸い形をしたシーリングボディをしています。「角型引っ掛けシーリング」の丸いバージョンとなります。和室の天井でよく見られる目透し天井や洋室の天井によく使用されています。
厚みのある円盤型をしているため、角型に比べてソケット部分が大きいのが特徴です。角型よりも天井との設置面が広いというメリットがあり、照明も付けやすく、さらにしっかりと固定できるようになっています。ただ、大きいので目立つのがデメリットかもしれません。

・「丸型フル引掛シーリング」とは?

「丸型引掛シーリング」の周りにツバが付いているシーリングボディをしています。使い方は「角型引掛シーリング」や「丸型引掛シーリング」と同じです。
ただ、シーリングライトを取り付ける時に、このツバ部分が重さを支えてくれる構造になっています。

・「フル引掛ローゼット」とは?

「丸型引掛シーリング」よりも耐久性が高いため、ある程度の重さのある照明器具を設置したいときにおすすめです。外周に突き出たハンガーをもつ「ローゼット」ですから、ネジ止めをすれば照明器具を固定できます。

・「引掛埋込みローゼット」とは?

ネーミング通り「埋込み」ですから、天井から露出している部分の厚みが、他のものに比べると半分程度の厚みしかないのが特徴です。薄型ですが、ボディの横に付いたネジ穴に照明器具を固定して取り付けることができるので重い照明器具でも付けられるのが最大の特徴です。

これらが付いていることで、誰でも簡単にシーリングライトの脱着ができるというわけです。
ただ、注意したいのが古い配線器具です。中には高さがないものがあるので、取り付けようとするシーリングライトが付かないということがあります。
そんなことがないようにあらかじめ付いている配線器具を確かめてから購入するようにしてください。

次に配線器具の種類を詳しく見ていきましょう。
形は丸いもの、四角いものとありますが、それぞれ「ローゼット」と名が付いているものと「引掛シーリング」と名が付いているものがあります。
では、これらはどのように違うのでしょうか。

引掛シーリングとローゼットの違いとは?

引掛シーリングもローゼットも、どちらも用途は照明器具のコンセントです。
名前が違うということは用途などの違いがあるはずです。実際、どのように違うのでしょうか。
引掛シーリングは差込口が2ヶ所あり、ひねって固定するタイプの配線器具です。形によって「角形引掛シーリング」「丸形引掛シーリング」などがあります。
また、「引掛シーリング」は約5キロ程度までのものしか吊すことができません。

一方、引掛埋込ローゼットは配線器具の外側にネジで器具をするためのパーツがついている配線器具のことです。天井に穴をあけずに照明器具を固定できるのでシーリングよりも重い照明器具(10㎏以下))を取り付けることができます。
同じように「フル引掛シーリング」などもありますが、同様に10kg以下の器具に対応しています。
見た目で判別するなら取付ネジ穴付金具があれば引掛埋込みローゼットまたはフル引掛シーリングということになります。

アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6

アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6

緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。

シーリングライトの取り付け方3:配線器具の種類が合う時の注意点

シーリングライト

ここで注意しなければいけないのが、中にはシーリングライトが取り付けられない配線器具があるということです。

たとえば
・直に照明器具が付いているとき
・配線器具がヒビ割れしているとき
・ローゼットの中央から突起が飛び出しているとき
・ねじが飛び出しているとき
・配線器具が欠けているとき
・配線器具がグラついているとき
などが考えられます。

また、配線器具の回りに突起物があるときや、天井が斜めになっている場合も取り付けができません。端子が露出しているときや、天井がたわんでいたりするときも取り付けないようにしてください。
こんな場合は、工事が必要となるので業者を手配するようにしましょう。電気工事を行うには専門の資格が必要なため、個人では勝手に工事ができません。

ログシリーズシーリングライト

6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)

発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。

まとめ

新しいシーリングライトを取り付けるには、まずは付いている照明器具を外して配線器具を確認することが大切です。
シーリングライトを外す時は意外と簡単なので、力任せに引っ張らないよう気をつけましょう。
付いている配線器具がこれから付けようとするシーリングライトに適しているかどうかは、天井の配線器具次第です。適していなくて付けられないということもあるので、まず、天井の配線器具を確認してからシーリングライトを購入するようにしましょう。
天井に設置したいシーリングライトに対応した配線器具(引掛シーリングやローゼット)が付いていれば、シーリングライトを工事業者に依頼しないでも付け替えることができます。

しかし、天井に配線器具(引掛シーリングやローゼット)がない場合や、破損している、直付けになっている場合には工事が必要となるので業者に依頼するようにします。
法律より電気工事士の資格がないと取り扱いができないので、自分勝手に付けないことが大切です。
シーリングライトの本体を固定する配線器具にはいろんな種類があります。一般的にシーリングタイプとローゼットタイプがあり、ローゼットタイプは10キロ以下までとされているものが多いので、シーリングライトを選ぶときには必ず事前に確認しておくようにしましょう。

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