一人暮らしの引っ越し費用の相場は?安く抑えるコツも紹介します!

引っ越しをして一人暮らしを始めようとしている方は、費用の相場がどれくらいなのかが一番気がかりな点なのではないでしょうか?

一人暮らしを始める際は、物件費用の他にも引っ越し費用や家具家電など、なにかと費用がかかるものです。ここでは何にいくらかかるのか、また一人暮らしの費用を安く抑えるコツについて紹介します。



【一人暮らしの引っ越し】①物件にかかる費用の相場は?

一人暮らしのスタートは物件探しから始まります。物件を契約する場合、様々な初期費用がかかり、相場は家賃の約5ヶ月分とされています。

物件にかかる初期費用の種類と相場

■敷金・礼金
敷金とは、契約の際に大家さんに預けておく退去時の原状回復費用のことをいいます。退去の際は、修繕にかかった分が差し引かれて返金されます。相場は家賃の1〜2ヶ月分です。

また、礼金とは物件を貸してくれる大家さんに支払うお礼のことで、退去時に変換されません。こちらも相場は家賃の1~2ヶ月分です。

■仲介手数料
仲介手数料とは、物件の契約時に不動産会社に支払う手数料のことです。法律で家賃の1ヶ月分+消費税が上限と定められています。

■前家賃
家賃は基本的に前払いとされているため、翌月分を前月に支払う必要があります。月の途中で入居する場合は、日割りで家賃の計算が必要になります。

■火災保険料
賃貸物件を契約する際は、火災保険に加入する必要があります。一般的には物件契約時に勧められた保険に申し込みますが、自分で保険会社やプランを選んでも問題ありません。

火事などから自分の家財を守るため、大家さんに対する賠償責任、隣室などへの賠償責任など、様々な意味合いがあります。相場は15,000円〜20,000円ほどです。

■保証料
保証料とは、物件の契約時に保証人を立てずに保証会社を利用する場合に発生する費用のことです。相場は5,000円~15,000円ほどです。

■鍵交換費用
物件を借りる場合、防犯上の観点から鍵を新しいものに変える必要があります。前の住人がスペアキーを持っている場合、鍵を変えていないと簡単に侵入できてしまい大変危険です。鍵の交換費用の相場は10,000円~20,000円ほどです。

物件費用を節約するコツとは?

物件契約時に家賃5ヶ月分もかかってしまうとなると、家賃6万円の場合、一気に30万円ほど出ていくことになります。できる限り費用を抑えたい…という方は、敷金・礼金が0円の「ゼロゼロ物件」というものを探してみましょう。しかし、敷金0円の場合、退去時に原状回復費用に当てる資金がないため、退去時の負担が増えてしまいます。

また、仲介手数料を低く設定した不動産会社もあるため、物件を探す際は家賃だけでなく、その他かかる費用にも注目しましょう。

【一人暮らしの引っ越し】②引越し業者にかかる費用の相場は?

新居が決まったら次は引っ越しです。引っ越し後の新生活の準備も考えると、引っ越し費用はなるべく抑えたいものですよね。引っ越し費用の相場はどれくらいなのでしょうか?

引っ越し業者の相場は?

引っ越し業者に依頼する場合、一人暮らしでの相場は以下の通りです。

■50kmまで  3万円〜5万円
■200kmまで 4万円〜6万円
■200km以上 5万円〜10万円

3~4月は引っ越し業者の繁忙期となるため、他の月に比べて1万円~2万円ほど高くなります。

お得な「フリー便」とは?

「フリー便」とは、引っ越しの時間を引っ越し業者の都合に合わせて行うプランのことです。午前中に別の引っ越しを終えて戻ってきたトラックが向かってきたりと、当日にならないと時間がわからないケースもあります。

引っ越し業者の都合に合わせる分、通常より料金が安くなるのがメリットです。

荷物が少ない場合は「単身パック」がお得!

一人暮らしの引っ越しで荷物が少ない場合は「単身パック」がお得です。単身パックとは、専用のコンテナボックスに荷物を詰め込み、運搬してもらうサービスのことです。いっぺんに複数のコンテナボックスを運ぶことができるため、費用を抑えることができます。

業者によってコンテナボックスの大きさは違いますが、高さ130cm~180cm、横104cm~108cm、奥行き74cm~105cmのサイズが一般的です。ベッドなどの大きな家具は運ぶことができません。

単身パックの相場は以下の通りです。

■同一市内    15,000円ほど
■同一都道府県  18,000円ほど
■近隣の都道府県 23,000円ほど
■遠方      26,000円ほど

当日になって荷物が収まりきらなかった場合、コンテナボックスを追加したり、レンタカーを借りて自分で運んだりと、通常の引っ越しより高くなってしまうケースがあります。

レンタカーで引っ越しをする

引っ越し業者に頼まず、軽トラやバンなどのレンタカーを借りて自力で引越しをするのも方法の一つです。レンタカーを借りる場合、半日で5,000円~15,000円ほどが相場です。

荷物が多い場合は、何往復もしたり、積み下ろし作業も大変なため、結果引っ越し業者に任せた方がお得な場合もあります。



【一人暮らしの引っ越し】③家具や家電の相場は?

一人暮らしのスタートには、家具や家電、インテリアなど、生活に必要なものを準備しなければなりません。だいたい一人暮らしのスタートは、家具家電で20万円くらいが相場となっています。

揃えた方がいいものと、安く抑えるコツについてみてみましょう。

優先的に準備したいもの

□洗濯機
□冷蔵庫
□電子レンジ
□炊飯器
□ガスコンロ
□照明器具
□冷暖房器具
□テレビ
□テレビボード
□ドライヤー
□テーブル
□カーペット
□カーテン
□布団セット

冷蔵庫がないと食べ物を保存しておくことができないため、自炊ができず食費が高くついてしまいます。また、カーテンがないと通行人から部屋の中が丸見えのため、防犯上の問題が出てきてしまいます。

家具家電の初期費用を抑えたい方は、最低限必要なものから揃えていきましょう。

余裕があったら準備したいもの

絶対に必要というわけではないけれど、出来れば準備したいものは以下の通りです。

□食器棚
□衣類収納
□ソファ
□ベッド、マットレス
□トースター
□電気ケトルorポット
□掃除機
□アイロン

余裕があったら揃えておくと便利ですが、余裕が出てきてからお気に入りのものを少しづつ揃えていってもOKです。

安く抑えるコツは?

家具や家電の購入費用を安く抑えたいのであれば、いらなくなった人から無料で譲ってもらったり、リサイクルショップで購入するのもオススメです。フリマサイトなどでも、お得に購入できるものがあるので活用してみましょう。

また、家具家電付きの物件を選ぶのも一つの手です。



まとめ

一人暮らしを始めようと引っ越しをする場合、初期費用だけで数十万円という費用がかかってしまいます。

物件を借りる際は、家賃だけではなく敷金や礼金、仲介手数料など様々な費用を支払う必要があり、また、引っ越しや家具家電の準備にも費用がかかってしまいます。

本記事では、新生活を始める引っ越しの費用を少しでも節約できるコツについて紹介いたしました。知らないと損をしてしまうこともあるため、ぜひ本記事を参考に新生活の準備をしてくださいね。

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