家電の引っ越し!取り扱い方法や処分方法について解説

ポイント

引っ越しの際の荷物でまず考えるのは「家電製品」ではないでしょうか。
荷物の中でも大型になりやすく、梱包の難しいものが多いので「これどうしたらいいの?」と悩んでしまいます。
ここでは引っ越しのときの家電製品の取り扱い方法や処分方法についてご紹介します。
これから引っ越しの予定がある人は参考にしてみて下さい。

<家電の引っ越し>家電の運搬方法

引っ越しの時の家電の取り扱いについては大きく3パターンあります。
・引っ越し業者を利用し運んでもらう
・自分で梱包し、運ぶ
・処分して新しく買い替える
それぞれの特徴やメリットについてみていきましょう。

引っ越し業者を利用する

家電の引っ越しで一番おすすめできる方法です。
基本的に引っ越し業者がすべて行ってくれるので何もしなくていいので引っ越し前の忙しい時間を短縮できます。
特に冷蔵庫・洗濯機などの大型家電の運搬が必要になる場合は引っ越し業者に依頼した方が良いでしょう。
もちろん作業を専門家に依頼する訳ですから、その分費用はかかってしまいます。
特に引っ越しシーズンや、土日などの繁忙期は割高な料金となりますので、費用を抑えたい人は引っ越し時期をずらしたり、平日の引っ越しも検討してみましょう。
引っ越し業者によっては「家電のみの引っ越しプラン」を提供しているところもありますので、できるだけ費用を抑えて引っ越ししたいという場合はこちらも検討してみても良いでしょう。

自分で運ぶ

自分で運搬する最も大きなメリットは「費用が抑えられる」点です。
また、自分の時間に合わせて作業が進みますのでスケジュールを気にする必要がないのもメリットと言えるでしょう。
その反面、家電の破損の可能性があり、かなりの労力を必要とするでしょう。
「近場の引っ越し」で「大きな家電がない」、「車が使える」、「手伝ってくれる人がいる」ならおすすめの方法となります。

処分し買い替える

使っている家電を処分して買い替えるという選択肢もあります。
家電が古く買い替えのタイミングならおすすめの方法です。
メリットは引っ越しの荷物が減るので、引っ越し費用や運搬の手間が抑えられます。新しい家電を購入し、引っ越し先に配送してもらえば運搬費もかかりません。
家電によってはリサイクル法により処分費がかかり、新しい家電の購入費も必要となりますので、あくまで「買い替えのタイミング」だった場合におすすめの方法となります。

<家電の引っ越し>引っ越し前の注意点

ここでは家電の引っ越し前に気を付けることについてご紹介します。

冷蔵庫の霜取り

冷蔵庫はもちろん、前日までに食材を使い切り空にしておく必要があります。
傷みにくいものは別で運んでも問題ありませんが荷物になりますのでできるだけ食べきりましょう。
引っ越し前日には電源を切り、「霜取り」と「水抜き」をする必要があります。
これは製氷機や冷凍室の霜が運搬中に解けて他の荷物を濡らしてしまったり、運搬中に電子機器を濡らし故障する危険を避けるためです。
引っ越し前日の午前中には電源を切り、当日に蒸発皿に溜まった水を捨てれば水抜き完了です。

洗濯機の水抜き

洗濯機についても「水抜き」が必要です。
こちらも前日までに終わらせておきましょう。
手順としては次のとおりです。
1.給水の蛇口を閉める
2.洗濯機を1~2分回す
3.給水ホースを外す
4.脱水で1~2分回す
5.排水ホースを外す
ドラム式の洗濯機はホースを外した後にフィルターのつまみを緩め、水を抜く作業が必要になる場合があります。
また、水が残っている場合もありますのでホースは洗濯槽の中に入れておきましょう。

ケーブル類のラベル貼り

家電製品で電源ケーブルや接続ケーブルを外したものはどの製品のものか、また接続先がどこだったかをわかるように養生テープなどを付け、ケーブルにつけておきましょう。
引っ越し先の取り付け作業が簡単になります。

エアコンは引っ越し先の状況を確認

エアコンの移設は引っ越し先の状況で取り付け工事が必要になる場合があります。
配管穴やエアコン用のコンセントがあるかを確認しておきましょう。
工事が必要なら大家さんへの確認や、工事費用の見積もりをとっておくようにしましょう。

大型家電は搬入できるか確認しておく

大きな家電の引っ越しは引っ越し先の搬入路を確認しておきましょう。
冷蔵庫や洗濯機など大型のもので搬入できない場合もあります。
特にアパートなどの集合住宅では通路が狭く角を曲がり切れないことも考えられます。
引っ越し業者に依頼する場合はしっかり打ち合わせしておきましょう。

<家電の引っ越し>梱包するときの注意点

緩衝材の利用

家電は精密機器となり、衝撃に弱いので梱包の際には緩衝材を使い故障しないような対策が必要です。
購入時の箱や発泡スチロールなどが残っているなら利用しましょう。
箱を捨ててしまった場合は、家電の大きさに合った箱に単体で梱包し、中で動かないように「エアパッキン」、「巻き段ボール」、「タオルなどのクッション性のあるもの」で隙間を埋めます。
段ボールに入らないものは家電に直接緩衝材を巻きつけておきましょう。

パソコンなどのデータのバックアップ

パソコンなど内部にデータがあるものはバックアップをとっておくことをおすすめします。
引っ越し業者は「運送業者貨物賠償責任保険」に加入しており、荷物の破損の際に保障されますが、保険の対象は「外損」のみでパソコンのデータなどの「内損」に関しては適用外となっています。
データの保存方法としては「外付けHDD」などがありますが、データ量が少ないなら無料で使えるクラウドストレージを利用しても良いでしょう。

割れやすい照明器具は要注意

照明器具の電球や蛍光灯は非常に割れやすいので梱包の際は特に注意しましょう。
機器から取り外し、エアパッキンなどの緩衝材を使いしっかり保護しておきます。
他の荷物と分け、箱に「照明機器」など記入し、わかるようにしておきます。

<家電の引っ越し>不要な家電の処分方法

引っ越しを機に、買い替えや不要となる家電の処理方法についてもご紹介します。

家電リサイクル法を確認

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなどは「家電リサイクル法」の対象となり、通常の粗大ごみとしての処分はできません。
処分方法としては、
・購入店に引き取りを依頼
・住んでいる自治体に依頼
・指定引取場所へ持ち込む
となります。
処分には「収集・運搬費」、「リサイクル料金」がかかりますので自治体などのHPで確認しましょう。

引っ越し業者の引き取りサービス

引っ越し業者には不要家電の引き取りサービスを行っているところもあります。
引っ越しと同時に引き取ってくれるので手間もかからず、買い取りを行っていることもありますので引っ越し業者へ確認してみましょう。

買い取り店でリサイクル

状態の良いものなら買い取り店へ売却する方法もあります。
リサイクル料金の支払いもいらず、いくらかでも収入になるのはメリットと言えるでしょう。
買い取り店では出張サービスを行っている店もありますので大きな家電についても検討する価値はあると思います。

【まとめ】家電の引っ越しは慎重に!

家電製品は通常の生活では動かすことも少なく、引っ越しの際の運搬で故障してしまう可能性も高くなります。
梱包の際は十分に注意しましょう。
長年利用しているものはこの機会に買い替えたり、梱包や運搬に自信がない場合は専門の業者に依頼するのが良いと思います。
色々な方法がありますので、引っ越しの準備はできるだけ余裕を持って準備しておきましょう。

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