<クリスマスを楽しもう!>クリスマスインテリアのポイントは?

クリスマスといえば様々なオーナメントや、クリスマスツリーでインテリアを演出することも楽しみのひとつと言えるでしょう。大がかりなものから、ちょっとしたものまでクリスマスの雰囲気つくりを色々考えるとワクワクしてきますよね。
ここではクリスマスの由来からインテリアについて演出方法のポイントをご紹介します。クリスマスがどのような経緯で始まり、装飾品の意味や飾り付けのポイントまで順番に解説しますのでクリスマスのインテリアつくりの参考にして下さい。

<クリスマスインテリアのポイント>クリスマスの由来とは?

まず、クリスマスとはどのような由来があるのか知っていますか?キリストの誕生日だと思っている人もいると思いますが実は違うのです。

クリスマスはキリストの降誕祭

新約聖書ではキリストの生まれた日は特定していません。ですのでクリスマスはキリストの降誕祭となり、「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」なのです。
キリストは今から約2000年前のユダヤ・ベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアの元に生をうけました。その後クリスマス(降誕祭)という習慣が始まった年代は、正確には分かっていませんが、2世紀~4世紀頃に始まったという説が有力と言われています。

なぜ12月25日?

誕生日でないならなぜ12月25日なのでしょう。これには様々な理由が考えられています。
当時のヨーロッパはローマ帝国の時代でキリスト教は国教となっていました。しかしまだ民衆に定着しているとは言えず、様々な宗教が信仰されていたのです。そのころペルシャから太陽信仰の「ミトラス教」が伝わっており、ミトラス教では「光の祭り」という行事がありました。光の祭りこれから昼間が長くなり、太陽の力が強まって行く冬至の12月25日に行われていました。
また、ローマ帝国でも12月25日に土着の祭りとして「農耕の儀式」を行っており、ローマ皇帝はキリストを光と例え、「光(太陽)の復活はキリストの復活」として、全ての儀式を吸収する形で12月25日を降誕祭の日として制定したのです。

<クリスマスインテリアのポイント>主役はクリスマスツリー!

クリスマスインテリアの主役はなんといっても「クリスマスツリー」でしょう。今では大きさや、形など色々なタイプのクリスマスツリーが販売されています。また、生木での装飾にこだわっている人も多くなっているようです。ここではクリスマスツリーを選ぶポイントについてご紹介します。

ツリーの種類は?

クリスマスツリーを選ぶポイントは様々ですが主なポイントはこのあたりとなります。

・ワイドタイプ・スリムタイプ
ツリーには枝を広げた際の幅に違いがあります。もちろん幅の広いものはボリューム感があり、ゴージャスな印象になります。リビングなどのスペースがある場所への設置ならワイドタイプがおすすめです。「スペースがなく、スッキリ演出したい」場合や、「メインのツリー以外にちょっとしたスペース飾りたい」といった場合はスリムタイプが良いでしょう。狭い場所で周りの壁や家具に干渉しているとごちゃごちゃした感じになってしまいます。
また、スペースが無く、棚上や、卓上に大きさの小さいツリーしか置けない場合は、小型でも幅のあるワイドタイプを選ぶとボリューム感を出すことができます。

・枝の量と葉の種類
枝の幅の他に枝の量や葉の種類でも印象が大きく変わります。枝の量が多く、密集しているものはボリュームがあり、飾り付けもしやすくなります。枝の量が少ないと、中の軸木が見えてしまい、貧相な印象になってしまいます。購入前には、枝を広げた状態の仕上がり品を確認しておいた方が良いでしょう。
枝を取り外せるタイプなら状況に応じて枝の数を調整できるので便利です。オーナメントでボリュームを出したい場合は枝の数を多くしたり、電飾のみでシンプルに飾りたい場合は枝を少なめにするとバランスよく仕上がります。
生木以外の作り物のクリスマスツリーの葉は製品によって葉の質感が違います。ビニールやポリエステルといった人工素材はツヤ感があり、いかにも「作り物」といった感じになります。葉の質感にこだわって「マット感」のあるものを選ぶとより本物の木のように見えます。

・LEDタイプ
LEDファイバーの一体タイプはより幻想的な雰囲気を楽しめます。葉自体がキラキラ輝くのでとてもきれいです。オーナメントを少なめにしても存在感があり、明るい部屋でもおしゃれ感が出ます。もちろん照明を落とした際の幻想感は格別です。
葉がない枝のみのツリータイプもあり、枝先がLEDで光るのでシンプルながらも温かみのある光が穏やかな雰囲気をつくり、大人っぽいシンプルなお部屋にピッタリです。

・ホワイトカラータイプ
真っ白なホワイトカラーのツリーもおすすめです。カラフルなオーナメントを飾ればオーナメントが引き立ちスッキリおしゃれに仕上がります。また、オーナメントをゴールドや、シルバーで統一すると大人っぽいシックな雰囲気に仕上がります。
あえて飾り付けをせず、ヌードツリーにしてもホワイトカラーなら落ち着いた北欧の雰囲気を演出できるでしょう

サイズ別の飾り方

・~90センチ
卓上サイズのツリーとなり、玄関や、棚、テーブルの上などのちょっとした空間の演出に利用できます。オーナメントの数を増やしすぎるとごちゃごちゃした印象になってしまうのでできるだけシンプルに仕上げましょう。ダイニングテーブルの上において「ツリーと一緒にディナー」といった演出もテンションがあがるのではないでしょうか。

・120~150㎝
万能タイプのサイズです。どこにおいても存在感があり、女性でも飾り付けしやすいサイズです。スペースがあるのならワイドタイプをオーナメントで思いっきりボリューム感たっぷりに仕上げると華やかさがアップします。

・150㎝~
150㎝程度なら女性でも飾り付けできますが2mサイズになるとちょっと大変かもしれません。ですがゴージャス感はまさにマックスと言えるでしょう。ご家族の多い家庭ならみんなで楽しみながら飾り付けができますし、オーナメントの数も多くなるので、センス次第で色々な雰囲気を楽しむことができます。屋外用のタイプもありますので、庭先や、ベランダにおいても帰宅時や、通りすがりの人を楽しませるのもいいですよね。

<クリスマスインテリアのポイント>ツリーだけじゃない?クリスマスの装飾

クリスマスツリー以外にもクリスマスの装飾品はあります。いろんな演出でクリスマスインテリアを楽しんでみましょう。

クリスマスリース

リースはもともと古代ローマ時代に冠として身につけられていました。冠は太陽の象徴とされ、古代オリンピックでは勝者に月桂樹のリースが贈られ、葬儀の際には石棺に取り付けられることもありました。その後ヒイラギを使ったリースが「キリストが十字架にかけられた際にかぶっていたいばらの冠」を象徴するとされ、クリスマスリースとして飾られるようになりました。
リースは「緑」・「赤」・「白」の色が使われることが一般的で、それぞれ緑は「生命力」、赤は「太陽の炎」、白は「純潔」・「純白」を意味しています。これがクリスマスカラーとして呼ばれています。ですが、必ず全て使う必要はなく、インテリアの雰囲気に合わせて好きな色で飾っても問題ありません。
リースの飾る場所は特に決まっていません。もともとは「魔除け」の意味もあり、玄関のドアに飾る習慣がありましたが、現在はインテリアのひとつとして利用されています。ツリーほどスペースをとることがなく、壁にかけることでクリスマスらしさがでますのでおすすめの装飾品です。

アドベントカレンダー

アドベント(Advent)とは、キリスト教でキリストの降誕を待ち望む期間のことで、ラテン語の「Adventus(到来)」が語源と言われています。アドベントはクリスマス前の日曜日4回分の期間となっています。もともとはろうそくを使い、クリスマスまでの期間を数えていましたが、19世紀のドイツで毎日壁にチョークでしるしを付け日数を数える習慣が生まれ、現在のカレンダータイプになったと言われています。
とてもおしゃれなアドベントカレンダーも販売されていますが、アイデア次第で簡単に手作りできますので、自分で気に入った素材を使い作ってみても楽しいと思います。

スワッグ

スワッグはドイツ語の「壁飾り」の意味で、花や、葉、実などの植物を束ねて壁に飾るものです。スワッグは逆さに吊るす飾り方が一般的ですが特に決まりはありません。吊るす以外にもそのまま壁に立てかけたり、置いて飾っても良いでしょう。
クリスマスらしさを演出するには「クリスマスカラー」を意識すると雰囲気が伝わりやすくなります。緑の葉に赤い実を合わせると一気にクリスマスのインテリアとしてクリスマスらしさがつくれます。

【まとめ】色々な装飾品でクリスマスインテリアに挑戦しよう!

このほかにも「イルミネーション」や、「ポインセチア」など、クリスマスを演出するアイテムは色々あります。クリスマスインテリアはトータルでの統一感やバランス等のセンスで雰囲気が変わってきますが、自分や家族が楽しめることが第一ですので、あまり悩まず、自分の気に入ったアイテムでクリスマスを楽しんで下さい。 

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