【2022年度版】照明器具を通販する前に!照明の上手な選び方

照明器具の通販はとても手軽なので、素敵な照明器具を見つけたらついつい購入したくなりますよね。でも、商品の説明欄を見ていると見慣れない用語がちらほら…。そんな時に知っていると便利な基礎知識や用語について詳しく解説します。この記事を読んだ後なら、自信を持って通販で照明器具を購入できるようになりますよ。

照明器具の通販はとても手軽

インターネットの普及によって、今や照明器具も通販で簡単に手に入るようになりました。持ち帰りが大変な大きなものも自宅まで配送してくれるので、画像でデザインを確認してワンクリックで注文が完了するのはとても手軽で便利ですよね。

しかし、照明器具の商品説明を見ていると見慣れない用語があったり、照明についていまいちわかっていない事は意外に多いはず。通販で素敵な照明器具をゲットする前に、基礎知識を身に付けて、さらに通販を手軽にお得に楽しみましょう。

照明器具を通販する前に知っておくべき基礎知識とは?

照明器具を選ぶ上で、ある程度の基礎知識は必要なもの。LEDってなに?どの部屋にどんな照明器具を使ったらいいの?など、今更聞けない基礎知識をまとめてご紹介します。

光源の違い

光源とは、照明に使われる光を出すランプ部分のことを指します。家庭用の照明器具に使われる光源は、大きく分けるとLED、蛍光灯、白熱球に分かれます。演出したい雰囲気で照明器具を使い分けるように、照明器具ごとに合う電球と合わない電球が存在します。

LEDとは、Light Emitting Diode(発光ダイオード)の略称です。最大の特徴は、約20,000~40,000時間という超長寿命と、省エネ性能です。様々な色を出したりコンパクトなものもあったりと、白熱球や蛍光灯ではできなかったことがたくさんできるようになった次世代の光源です。導入コストが若干高額であることや、光の指向性が強く拡散しづらいという面もあります。

蛍光灯は中に水銀を含んだガスが入っていて、この中を電子が放電によって飛ぶときに紫外線が発生し、この紫外線が蛍光灯の内側に塗られた蛍光塗料に当たって発光する光源です。6,000~13,000時間と白熱球に比べると長寿命で、光の色や形状、明るさなどのバリエーションが豊富です。若干光がちらついたり、小さなサイズを作るのが難しいなどのデメリットがあります。

白熱球は、エジソンによって発明された皆さんが「電球」として思い浮かべるマークの光源です。落ち着いた光でリラクゼーション効果が期待できます。電球の寿命が1,000~2,000時間と短いのも特徴で、温暖化対策の一環で製造が中止され始め、入手が難しくなってきています。

用途に応じて形を選ぶ

照明器具は、天井面に設置するほかにも、壁や低い位置に設置するなど、様々な種類があります。また、浴室や玄関には虫が寄りにくいように、リビングや廊下、トイレなどにはランプ交換の手間を省くために、違う理由ではありますがLED照明を設置するのがおすすめです。

おしゃれなデザインだけでなく、用途に合っているかどうかを考え、目的に応じて取り付け場所に合った形を選ぶ必要があります。

取付方法

家庭用の照明器具は大まかに分けて、引っ掛けシーリングと直付けの2種類の取り付け方法があります。

シーリングライトやペンダントライトなど、一般的な照明器具の場合、「引っ掛けシーリング」と商品の説明に記載があれば、簡単に自分で取り付けることができます。引っ掛けシーリングの中にもいくつか形の違いはありますが、基本的に金具を引っ掛けて留め、回して固定するだけの簡単な作りです。

シャンデリアなどの重い照明器具、また壁付けブラケットや埋め込み式のダウンライトなど、電気工事が必要な照明器具の場合は、取付方法に「直付け」と記載されています。直付けの照明器具を設置する場合には、有資格者による電気工事が必要になります。無資格者の作業は法律で禁止されていますので、プロに設置を依頼するようにしましょう。

「適用畳数」とは?

照明器具にはそれぞれに適した部屋の広さがあります。それを表しているのが適用畳数で、日本照明工業会が定める表示基準に基づいて表示されています。光源が発する明るさ(光束)をルーメン(lm)、光が照らされた一定の場所の明るさ(照度)をルクス(lx)という数値で表します。適用畳数は部屋中央に照明器具を1灯設置したときに、床が一定の明るさを確保できるルーメンを記したもので、各適用畳数において平均照度が100ルクスとなる目安の光束となっています。

同じ電球を使っていれば同じだけ部屋が明るくなるわけではありません。カバーがかかっていない照明器具は、乳白色のカバーがかかった器具よりも10%~30%明るくなると言われています。

また、人は年齢による視力の変化で、歳を重ねるごとに必要な明るさが変化していきます。部屋を使う人の年齢も、適用畳数と併せて考える必要があります。

照明器具を通販する時に知っておきたい用語集

全光束

全光束とは、光源から360°全ての方向に放出する光の量のことで、照明器具の明るさを表します。単位はルーメン(lm)で、数値が大きい程明るくなります。

器具光束

光源から出た光のうち、全てが照明として有効に使われるわけではありません。カタログに記載される器具光束とは、実際の使用時に近い状態で測定した光の量のことです。この単位にもルーメン(lm)を使います。定格光束という用語もありますが、これはLED照明器具から放出される使い始めの光束のことで、器具光束に相当します。

色温度

光は、青みがかったものや黄みがかったものがあり、光色や色温度で表します。単位はケルビン(K)を使い、青白い光は色温度が高く、黄色がかった光は色温度が低くなります。色温度が高い光は活動的な空間に、色温度の低い光は落ち着いたくつろぎの空間に向いています。

演色性

照明でものを照らすとき、自然光が当たった時の色をどれだけ再現しているかを示す指標として、演色性(Ra)を用います。Ra100が自然光が当たった時と同じ色を再現していることを意味し、Ra値が高い程、色の見え方が自然光に近い事を表します。

配光

同じ光の強さを持った器具でも、配光によって光の感じ方が変わります。拡散配光は全体が明るくなるので均一な光になり、挟角配光は中心が特に明るくメリハリのある光になります。

エネルギー消費効率

消費電力1Wあたりにどれくらいの明るさ(lm)を効率よく引き出せるかを表せる数値で、 lm/w で表されます。この数値が大きい程、より省エネな照明器具ということになります。

照明器具を通販する時に知っておきたい器具の種類

シーリングライト

天井に取り付けて部屋全体を明るくする、一般的にリビングなどでよく使われている照明器具です。引っ掛けシーリングが天井にあれば、自分で手軽に交換できるものが沢山あります。

ペンダントライト

天井から吊り下げて使用するタイプの照明器具で、ダイニングテーブルの上などによく設置されます。1灯だけでなく、何灯か合わせて使用するタイプのものも。シーリングライトのように引っ掛けシーリングで使用するタイプが多く、ダクトレールを使った多灯使いの例も多数あります。

シャンデリア

https://www.motom-jp.com/2018/08/28/gch001_8sd/

天井からコードやチェーンを使って吊り下げる、多灯型の照明器具です。華やかなデザインのものが多く、照明の効果だけでなく、視覚的にも空間を豪華に演出してくれます。重量の関係上、直付けタイプになっているものもあるので注意が必要です。

ダウンライト

https://www.motom-jp.com/2018/09/05/gcl002/

天井から直下で、必要な部分だけを照らすライトです。広いスペースには複数設置して広い範囲を照らしたり、狭いスペースに1灯だけ使用するなど、様々な使い方があります。基本的に天井に埋め込んで使うため、天井をすっきりと見せる効果があります。

スポットライト

天井や壁に取り付けて、光を当てる対象物を目立たせるような演出に使うのがスポットライトです。基本的にはダクトレールと併用して使われるので、位置や角度などを自由に変えて楽しむことができます。

ポーチライト

https://motom-ec.com/?pid=139991959

ポーチライトは、玄関ポーチに設置することで、帰宅時や来客時に玄関周りを照らす役割をします。様々な形があるので、玄関周りや家の雰囲気によってデザインを選ぶのがおすすめです。人感センサーつきのものにすると、暗い時間に帰宅してもスイッチを押さなくても自動で点灯し、明るくしてくれるというメリットがあります。

ブラケット

ブラケットとは、壁付けの照明器具のことです。デザインによって、上を照らすもの、下を照らすもの、上下を線状に照らすものなど、様々な種類があります。空間のアクセントとして上手に取り入れると、一気におしゃれな空間を演出することができます。

壁付けという特性上、ブラケットは取り付けに工事が必要です。電気工事店や工務店など、専門業者に依頼して取り付けるようにしましょう。

照明器具の通販は基礎知識をつけてさらに手軽に活用しよう

部屋を明るく照らし、日々の生活も豊かにしてくれる照明器具。選び方や基礎知識を知っていると、空間に応じて効果的な照明を通販でも手軽に購入することができますよ。ぜひお気に入りの照明器具を、通販で入手してみてはいかがでしょうか。

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