引掛シーリングの配線工事は電気工事士の資格が必要です。そのため電気工事士の資格さえあれば引掛シーリングを取り付けることができます。逆に電気工事士の資格がない場合は電気工事店などに依頼することになるでしょう。
ではなぜ引掛シーリングを取り付けるのに配線工事が必要なのでしょうか。それは感電の危険性があるからです。電気工事士の資格がないと引掛シーリングを取り付ける際に、知識がないため電線を触ってしまい感電する可能性があります。
実は引掛シーリングの配線工事自体はそこまで複雑なものではなく、電気関係の配線が好きな方は、インターネットの情報を見るとできそうだと感じる方もいるでしょう。しかし電気の知識がないと感電してしまい、最悪の場合死に至るため必ず電気工事店に依頼しましょう。
また電気工事店に引掛シーリングの取り付けを依頼する場合はご自宅の配線状態によって料金が異なるため注意が必要です。電気工事店の場所なども考慮すると料金は変動しますが、5000~20000円程度と言われています。引掛シーリングの取り付けは莫大な費用が必要というわけではないので、身の安全を守るためにも電気工事店にお願いしましょう。
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昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれます。
引掛シーリング本体を設置する際の配線以外の注意点
引掛シーリングの取り付けは配線工事が必要になりますが、それ以外にも引掛シーリングの種類と耐荷重に注意する必要があります。
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引掛シーリングの種類について
ひとえに引掛シーリングといっても種類があります。基本的に引掛シーリング対応の照明器具ならどのタイプの引掛シーリングでも取り付け可能です。
ただ照明器具によっては設置の際に、天井にネジを打ち込む必要があるものもあります。そのため賃貸物件の場合は照明器具の取り付けが難しくなるでしょう。
これから引掛シーリング対応の照明器具を取り付ける予定がある人は、どんな引掛シーリングに対応しているのか確認しておきましょう。
では引掛シーリングにどういった種類があるのか紹介していきます。
角型引掛シーリング
角型引掛シーリングは長方形のブロックのような形をしています。和室でよく見かけるタイプなので、木造建築に住んでいるという方は見たことがあるでしょう。
角型引掛シーリングのメリットはコンパクトな形をしているため照明器具を取り付けた時に目立たず、照明器具の景観を損なわない点です。ただコンパクトなサイズになっているため多少不安定さがあるというデメリットがあります。
丸型引掛シーリング
丸型引掛シーリングは丸い形をした引掛シーリングで、角型引掛シーリングとの違いは形以外は特にありません。洋室や和室など場所を選ばずに利用されています。
メリットは設置面積が大きいため照明器具を安定して取り付けることができる点です。デメリットは角型引掛シーリングより大きいため、照明器具を取り付けたとしても目立つ可能性があります。
丸型フル引掛シーリング
丸型引掛シーリングにツバが付いているような引掛シーリングです。高荷重のシーリングキャップを取り付けると耐荷重が増すため、重みのある照明器具を取り付けたい場合に有効的です。
メリットもデメリットも丸型引掛シーリングとそこまで変わりません。
フル引掛ローゼット
フル引掛ローゼットは丸型引掛シーリングの周りに爪が付いたものです。爪をネジで固定するため耐荷重が増し、より重量のある照明器具を取り付けることができます。爪は天井にネジで固定するため、引掛シーリングより多く穴が開いてしまいます。
引掛埋込ローゼット
引掛埋込ローゼットはフル引掛ローゼットと同じような形をしていますが、厚みが半分程度しかありません。高い耐荷重があり薄いため、目立たず使い勝手が良い引掛シーリングとなります。
このように引掛シーリングには主に5種類あるので、取り付ける場所などを考慮すると良いでしょう。
引掛シーリングの耐荷重について
先ほど少しふれましたが引掛シーリングと引掛ローゼットでは耐荷重が異なります。華やかな照明器具ほど重みが出てくるので注意しておきましょう。
照明器具によって重さは異なりますが、より荷重のある引掛ローゼットを付けておくと比較的対応することができます。そのため新たに引掛シーリングを取り付けるなら引掛ローゼットがおすすめです。
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引掛シーリングに照明器具を設置する時は配線工事は必要なの?
引掛シーリングそのものを取り付けるのは感電の危険性があるため電気工事士の資格が必要ですが、引掛シーリングに照明器具を取り付けるのは資格が必要ないため誰にでも取り付け・取り外しをすることができます。
天井に照明器具を取り付ける方法には、引掛シーリング以外に直付けという方法もあります。直付け照明とは天井から伸びる電線と照明器具の電線を直接繋ぐタイプです。メリットとして引掛ローゼットより耐荷重があるため、より重さのある照明器具を取り付けることができます。
ただ直付け照明の場合は取り付ける度に配線工事が必要になり、電気工事店に依頼することになるでしょう。取り付け費用がかさむため、定期的に照明器具を取り換えたいという方には向いていません。
一方、引掛シーリングは配線工事を済ませておけば、引掛シーリング対応の照明器具については取り換え可能です。照明器具を定期的に変えてインテリアを楽しみたいという方は、引掛シーリングを取り付けた方が取り付け費用を考慮すると安くなります。
このように引掛シーリングは、一度引掛シーリング本体を取り付けると取り外しも取り付けも簡単です。
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引掛シーリングの配線工事が済んだらおしゃれな照明器具を設置しよう!
ここからは引掛シーリングに対応しているデザイン性が高い照明器具を紹介します。おしゃれな引掛シーリング対応の照明器具を探しているという方は参考にしてください。
引掛シーリング対応の天井に取り付ける照明器具でおすすめするのは、MotoMのLEDシャンデリア 8灯 セード付き『GCH001-8SD』という照明器具です。シャンデリアなためたいへん豪華さがあり、インテリアを照明器具で魅せることができるでしょう。
LEDシャンデリア『GCH001-8SD』はろうそくを立てる燭台をモチーフとしてデザインされています。天井から伸びるアームが8方向に伸びていて、その先にセード付きの電球が付いていてデザイン性が高いです。
アーム部分はブロンズメッキでできていて、優しいぬくもりを感じることができます。さらに一方向に細かい直線の溝が付けられたヘアライン加工というものがされているためシャープな見た目です。このヘアライン加工とブロンズメッキが合わさり上品さが増しています。
そしてLEDシャンデリア『GCH001-8SD』のライトは間接照明のような温かみのある色味です。そのライトが布セードを通して周囲を照らすため、スイッチを付けるたびにリラックス効果を感じることができるでしょう。
このようにLEDシャンデリア『GCH001-8SD』は上品さと優しい温もりがありますが、部屋全体を明るく照らすような光度はありません。読書や勉強・デスクワークをする際には手元を照らすための他の照明器具で補う必要があるので注意しておきましょう。
またLEDシャンデリア『GCH001-8SD』は高さを自動で調整することができます。480~1400㎜の間なら調整することができるので、引掛シーリングさえあれば設置する場所を選びません。例えば広いリビングに取り付けてリラックスすることもできますし、ダイニングに取り付けて優雅な気分で食事をすることもできます。
上品さがあるLEDシャンデリア『GCH001-8SD』は、先ほど紹介した引掛シーリング5種ならどれでも同じように付けることができます。シャンデリアの本体重量も4㎏と引掛シーリングの耐荷重である5㎏以内に収まっているため、転落する危険性もありません。
引掛シーリングの配線工事が完了したら、こちらのシャンデリアを取り付けて優雅な気分に浸りながらリラックスするのも良いでしょう。
シンプルな華やかさを追求したシャンデリア
昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれる癒やしと、シャンデリア特有の派手さを抑えたシンプルかつ上品で大人っぽい雰囲気にします。
まとめ
引掛シーリング本体の配線工事は電気工事士の資格が必要なため、資格がない場合は電気工事店に依頼する必要があります。電気工事士の資格を持っていないのに引掛シーリングの取り付けをしてしまうと、感電の危険性もあるので必ず電気工事店に依頼しましょう。
ただ一度引掛シーリングの配線工事を済ませると、照明器具の取り付け・取り外しは自分ですることができます。そのためいろいろな照明器具を楽しみたいという方は引掛シーリングがおすすめです。