ダクトレールは自分でも取り付けできるの?種類や取付方法を解説

24Vダクトレールシステム

照明計画でダクトレールを取り入れるか検討中の方も多いのではないでしょうか。

ダクトレールは、種類によっては自分でも取り付けることが可能です。

本記事では、ダクトレールの取付方法、ダクトレールの種類などについて詳しく解説しています。

ダクトレールの取り付けを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ダクトレールって何?

ダクトレールとは、天井に取り付けるバー状のもので、ライティングレールとも呼ばれています。

レールの内側に電流が通っているため、レールに複数の照明を取り付けることが可能です。

ダクトレールは店舗や舞台で使われていることが多いですが、最近では家庭でも取り入れる方が増えています。

ダクトレールには、照明の他にも観葉植物を吊るせることもできるので、よりおしゃれにコーディネートすることができます。

ダクトレールの種類

ダクトレールには、「簡易取付式のダクトレール」「直付けダクトレール」「埋め込み式のダクトレール」の3種類があります。

それぞれの種類の特徴を解説していきます。

簡易取付式のダクトレール

簡易ダクトレール

簡易取付式のダクトレールとは、ダクトレールについているシーリングキャップを引掛シーリングにはめ込んで使うダクトレールのことです。

引掛シーリングがあれば、自分でも取り付けることができます。

配線工事などが必要になるわけではないため、賃貸物件でダクトレールを取り入れたい方にもおすすめです。

簡易取付型ダクトレール / 引掛シーリング対応

簡易取付型ダクトレール / 引掛シーリング対応

天井に設置されている配線器具が引掛シーリングで、ペンダントを複数台設置できなかったという方へ。この簡易取付型ダクトレールを設置すれば、ダクトレール対応器具が複数台設置できます。設置するペンダントライト(ダクトレール対応)は別途ご購入ください。

直付けダクトレール

ダクトレール

直付けダクトレールは、天井面に直に取り付けるタイプのダクトレールです。

天井に直接固定するため、賃貸には難しいタイプのダクトレールといえるでしょう。

電気の配線には電気工事士の資格を持った人に工事を行ってもらう必要があります。

埋め込み式のダクトレール

天井に一部切り込みを入れて、そこにダクトレールを埋め込むタイプのダクトレールです。

天井に埋め込まれているため、天井がすっきりとしてレールも目立ちにくいです。

ただ、こちらも電気配線には有資格者に工事をしてもらう必要があります。

また、天井に切り込みを入れるため、賃貸では設置できない場合が多いです。

ダクトレールのメリット

ダクトレールを取り付けるメリットを見ていきましょう。

  • 照明器具を複数取付が可能
  • 照明器具の位置を変えられる
  • 明るさを調整できる

それぞれのメリットを解説していきます。

照明器具を複数取付が可能

ダクトレールを取り付けることで、照明器具をレール上に複数取り付けることができます。

ペンダントライトやスポットライトなどを複数取り付けておしゃれな照明計画を立てたい方におすすめです。

照明器具の位置を変えられる

レール上であれば照明器具の位置を変えることができます。

例えば、部屋の模様替えでダイニングテーブルの位置を変えたい場合でも、ダクトレールが設置されていれば、移動させたダイニングテーブルの真上に照明を持っていくこともできます。

ダクトレールがないと、照明器具の位置を変えることができる模様替えがしづらくなります。

将来的に模様替えをする可能性も考えて、前もってダクトレールを取り付けるのも良いでしょう。

明るさを調整できる

ダクトレールには複数個の照明を取り付けることができます。

これは、おしゃれな照明計画を立てられるだけでなく、明るさ調整ができるというメリットもあります。

明るさが足りなければ照明器具を足すことで明るさを補填できます。

反対に、明るすぎる場合は照明器具を減らすと簡単に明るさ調整が可能です。

ダクトレールのデメリット

ダクトレールにつけた照明器具

続いてダクトレールのデメリットを見ていきましょう。

ダクトレールがあることで照明計画の幅が広がりますが、それでもいくつかデメリットも存在します。

  • ダクトレール自体が目立ってしまうことがある
  • 色が少ない
  • 掃除がしにくい

それぞれのデメリットについて、見ていきましょう。

ダクトレール自体が目立ってしまうことがある

簡易取付式や直付けのダクトレールは、天井面に取り付けるためどうしてもダクトレール本体が目立ってしまいます。

簡易取付式のダクトレールとは、引掛シーリングに接続して使えるダクトレールのことで、電気工事ができない賃貸住宅などで使われているものです。

そんな簡易取付式のダクトレールは天井とダクトレールの間に空間が開いてしまいます。

そのため、ダクトレールが浮いているように見えてしまうという点がデメリットです。

ダクトレールが目立ってしまうのを避けたい場合は、埋め込み式のダクトレールがおすすめです。

色が少ない

ダクトレールはカラーバリエーションが少なく、ホワイトとブラック、シルバーの3種類しかないことが多いです。

天井や部屋の雰囲気によってはダクトレールの色が合わない可能性もあります。

掃除がしにくい

ダクトレールを使うと、複数の照明器具を取り付けられますが、その分掃除をする箇所が増えてしまいます。

またレールに溝があるとそこにホコリが溜まりやすくなり、掃除をするのも一苦労です。

照明器具を取り外すにも脚立が必要になったりするため、何かと手間がかかってしまいます。

ダクトレールの取付方法

簡易取付式のダクトレールと直付け・埋め込み式のダクトレールではそれぞれ取付方法が異なります。

それぞれのダクトレールの取付方法について見ていきましょう。

簡易取付式のダクトレールの場合

簡易取付式のダクトレールは、天井に取り付けられた既存の引掛シーリングに繋いで設置するだけで完了です。

引掛シーリングとは、照明に電源を送り出すための配線器具のことで、引掛シーリングがあることで簡易取付式ダクトレールだけでなく、シーリングライトやペンダントライトも取り付けることができます。

簡易取付式のダクトレールを引掛シーリングに取り付ける時は、カチッと音がするまで回して、レールの左右にあるアジャスターを回してしっかりと固定しましょう。

直付けダクトレール・埋め込み式のダクトレールの場合

直付けダクトレールと埋め込み式のダクトレールは、それぞれ電気工事士の資格を持った業者に取り付けてもらう必要があります。

直付けダクトレールの場合は、天井面に直接ネジで固定して取り付けます。

電気の配線は、ダクトレールに電気を流す基となる部分の「フィードインキャップ」を配線に接続することで完了です。

埋め込み式のダクトレールは、天井に切り込みを入れ設置します。

ただ、天井にある梁や柱によっては設置できる範囲が限られてくるため、照明計画を立てる際には、設計士に構造部の状態もチェックしてもらう必要があります。

MotoMの24Vダクトレールシリーズを紹介

MotoMには、24Vダクトレールシリーズがあります。

これは、スリムなダクトレールに24Vを給電して、コンパクトな専用器具を取り付けることができる照明器具です。

天井面だけでなく、傾斜壁面などにも設置できるので、クリエイティブな照明計画ができます。

また、マグネットで着脱できるので簡単に取り付けられる点もこのダクトレールシリーズの大きな特徴です。

ただし、専用のレールや器具、パーツが必要となってきます。

気になる方は、MotoMの24Vダクトレールシリーズをチェックしてみましょう。

当店限定 24Vスポットライト専用 ダクトレール 1m 2m GOP035 

24Vスポットライト2灯タイプ

こちらは24Vシリーズ専用のダクトレールです。

天井の他に、傾斜のついた勾配天井や壁面に横付けや縦付けなど様々な設置ができます。

別売りのコーナーパーツを組み合わせることで、コーナーにも連続してレールを取り付けられます。

通常のダクトレールよりもスリムなデザインなので、壁や天井に取り付けてもすっきりと目立ちにくくなっているのも嬉しいポイントです。

レールはカットして使うことができるので、取り付ける壁や天井の広さなどに応じて柔軟に対応できます。

当店オリジナル 24V用コンパクト スポットライト (小・大) 36度配光

当店オリジナル 24V用コンパクト スポットライト (小・大) 36度配光

ローボルト仕様により、触れたときに感電する危険性が低いため、器具の小型・軽量化が実現し、100Vである通常のダクトレールでは不可能な縦付けや、人の手が届く場所への設置が可能になりました。

まとめ

ダクトレールの種類や取付方法などについて解説しました。

ダクトレールを取り付けることで、さらに照明計画の幅を広げることができます。

基本的に直線状に取り付けますが、取り付けたい範囲によって形を調整できるパーツもあるため、コの字型やロの字型などにも設置が可能です。

ダクトレールがあることで、設置後に部屋の模様替えをしたくなった時にも柔軟に対応できます。

これまで解説したことを参考に、ダクトレールの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

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