遊びにも勉強にも寄り添う 子供部屋の照明は厳選しよう

子供部屋の照明選びは、意外と頭を悩ませるポイントですよね。子供部屋はただの寝室とは違い、学びの場でもあり、遊び場でもあります。だからこそ、その多機能な空間にマッチする照明はしっかり選ばなくてはなりません。

例えば、温かみのある暖色の照明（電球色）であれば、寝る前ののんびりした読書タイムがぐっと心地よくなるでしょう。また、明るくてクリアな白い色（昼光色）は、集中力を高めてくれるので、勉強やお絵描きには最適です。このように、光の色合いだけでも、選択するための視点がたくさんあります。

本記事では、子供部屋の照明の選び方や注意点、どのような種類があるかなどを、詳しく紹介していきます。お子さまが楽しくのびのびと過ごせる子供部屋作りの参考にしてみてくださいね。

子供部屋の照明の選び方

子供部屋の照明は、選び方一つで部屋の雰囲気が大きく変わります。だからこそ、失敗は避けたいもの。心地よい照明で、子供の成長をしっかりサポートしましょう。

子供部屋の照明の選び方のポイントは下記のとおりです

調光機能があるかどうか

一つの照明で明るさを調整できると、用途に合わせて使えるので便利です。勉強時間はしっかり明るく、寝る前は暗くすれば落ち着いた時間を過ごせます。

安全性を確認する

照明は高い位置に設置することが多いので、しっかりと固定できるものを選びましょう。特に天井から吊るすタイプは、落下防止に気をつける必要があります。

省エネタイプを選ぶ

電気代も気になるところです。LEDなどの省エネタイプを選べば、環境にもお財布にも優しいでしょう。

子供が好きなデザインかどうか

子供部屋で過ごすのは子供自身です。そのため、子供が気に入るデザインかどうかというのは重要なポイント。

お気に入りの照明であれば、部屋にいる時間が一層楽しくなります。キャラクターのモチーフや形がユニークな照明などもおすすめです。

操作が簡単かどうか

子供が自分で操作できるように、スイッチの位置やリモコン機能など、使いやすさも重要です。

掃除しやすいかどうか

照明器具は埃がたまりやすいもの。お手入れしやすい器具が楽です。特にアレルギー体質の子供の場合、清潔を保てるかどうかは大切ですよね。

機能が充実しているかどうか

照明の機能が充実していると、より快適な空間が作れます。例えばタイマー機能があれば、寝る前に自動で消灯することができて便利です。

価格とのバランスは良いか

価格も重要なポイントですが、あまり安すぎると品質が心配。コスパの良い照明を選んで、長く使えるものを見つけましょう。

子供部屋の照明の注意点

選び方にはさまざまな視点がありますが、子供部屋の照明選びには落とし穴もあります。安全で、心地よい空間を作るためには、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

目に優しい光を選ぶ

小さな子供にとって目は大切。だからこそ、子供の目に負担をかけない照明を選ぶことが大事です。過度なまぶしさやチラつきがないものを選びましょう。

熱を発生しないものを選ぶ

照明器具が熱くなり過ぎると、火傷の危険もあります。特に子供がよく触る場合は、LEDなど、熱が発生した場合も火傷するほどの温度までは上がりにくいものを選びましょう。

電源コードの位置に気をつける

コードが床に散らばっていると、つまずきの原因になります。そのため、コードレスや壁掛けタイプも選択肢に入れて、安全に配慮しましょう。

高さと位置をしっかり計算する

照明の位置が高すぎたり低すぎたりすると、部屋全体の明るさがバラバラになります。また、目線の高さに直接光が当たると、目に負担がかかるので、高さや位置はしっかり考慮した上で選びましょう。

壊れにくいものを選ぶ

子供は元気いっぱい。そのため、思わぬタイミングで照明にぶつかってしまうことがあります。当たったり落としたりしても割れにくい、頑丈な照明を選ぶこともポイントです。

ケミカルな素材は避ける

子供の体は成長段階のため、化学物質に対して敏感な場合もあります。害が少ない素材を選ぶと安心です。

注意点が多いように思えますが、一つ一つクリアしていくと、子供も大人も安心して使える照明が見つかります。失敗しない照明選びをして、快適な子供部屋にしましょう。

子供部屋の照明の種類

照明にはたくさんの種類がありますが、子供部屋に合うのはどのような照明なのでしょうか。

シーリングライト

一番よく見かけるのがこのタイプです。天井に埋め込まれたような照明で、部屋全体をしっかり明るくしてくれます。デザインも豊富で、リモコンで簡単に操作できるものもありますよ。

ペンダントライト

天井からぶら下がるタイプの照明で、デザインが豊富なことが特徴です。子供の好きなテーマやカラーに合わせて選ぶと、子供部屋が一気におしゃれになります。

デスクランプ

勉強や読書に集中するためには、デスク上を明るく照らすランプが必須。調光機能がついているものを選べば、目にも優しいのでおすすめです。

フロアランプ

床に置くだけで使えるフロアランプ。暗めの照明を選べば、寝る前の読書タイムにもぴったりです。

ウォールランプ

壁に取り付けるタイプなので、床のスペースを取らず、狭い部屋にもおすすめです。子供がよく遊ぶ部屋でも、コードに足がひっかかることなどがないので安心です。

キャラクターのライト

子供が好きなキャラクターの形をした照明も人気です。ただし、あまり大きすぎると部屋の中で邪魔になる場合もあるので、サイズはしっかり確認しましょう。

クリップライト

クリップで挟むだけなので、場所を選びません。勉強机やベッド、棚など、好きな場所に簡単に取り付けられます。それぞれの照明には、特徴とメリットがあります。用途や子供の好みに合わせて、最適な照明を見つけてくださいね。

子供目線で選ぶキッズライト

「MotoM」では、子供目線でデザインしたキッズライト「Kids lightingシリーズ」の販売をスタートしました。

幼児期には、多くの色に触れることにより色彩感覚が磨かれ、感性も豊かになると言われています。しかし、「世の中に子供目線でデザインされた照明がない」ということをきっかけにこのシリーズは誕生しました。

「Kids lightingシリーズ」は、子供目線を大切にしたカラフルなライトで、お花畑や流れ星のように見えるデザインなど、わくわくするアイテムがそろっています。細部のディテールにもこだわっているのもポイントです。

また、場所を取らないサイズ感も魅力。狭小スペースの保育施設や子供部屋などでも、邪魔になることなく、カラフルでオシャレな部屋を演出できます。

「Kids lightingシリーズ」は、アメリカの国際的デザインアワード「IDA Design Aword」の子供向けデザインの部門 で銀賞を獲得。さらに、イタリアの世界最大級の国際デザインコンペティション「A’ Design Award & Competition 2023」の Industrial Design Categoryでも「Iron賞」を受賞しています。

世界でも評価された「Kids lightingシリーズ」、詳細は下記ウェブサイトからご確認ください。

子供がわくわくする照明を選ぼう

子供部屋の照明は単に部屋を明るくする道具ではなく、子供たちの成長や心地よい生活をサポートする大切な要素。学びの場として、遊びの空間として、そして何より子供たちが安心して過ごせる場として、部屋に適した照明を選ぶ必要があります。

しかし、機能性だけで選ぶと味気ないもの。子供にとってわくわくするデザインであるかどうかも重要です。部屋で過ごす時間が楽しくなるような、お気に入りの照明を見つけて、活き活き過ごせる毎日を照明で演出しましょう。