【2022年度版】キッチンをリフォームしよう!成功のポイントと注意点

キッチンカウンター

今使っているキッチンに不満を感じ、リフォームを考えたことはありませんか?「スペースが狭く使い勝手が悪い」、「収納スペースが足りない」、「お手入れが面倒」など使い続けるうちに不満は広がっていきます。ですがリフォームとなると何から考えてどこから手をつけていいか分からないという人も多いでしょう。ここでは満足できるキッチンリフォームの進め方についてご紹介します。ぜひ参考にしてキッチンリフォームを成功させましょう。

<キッチンリフォーム>リフォームに入る前に

実際に施工業者へいく前に決めておく必要があることをまとめておきます。

なぜリフォームが必要なのか?

まず、現在のキッチンのどこに不満を感じているのかを明確にしておきましょう。使い勝手の悪い間取り、ガスコンロなどの設備への不満、明るさが足りないなどの照明の問題などリフォームで改善したい点をリストアップしておきます。また、不満点が多くある場合は優先順位を決めておくと予算等の検討に入る際にやるべき順番も分かりやすくなるでしょう。

どのようなキッチンにしたいのか?

次に不満点を解消するためにはどのようなキッチンが良いのか、理想のキッチンのイメージを明確にしましょう。ネットや雑誌などの媒体を参考に具体的に形にしておくと良いでしょう。

理想のキッチンの間取りは?

理想のキッチンがイメージできたら、実際のキッチンの間取りに設置が可能なのか、また、設置するならどのような間取りの変更が必要なのか把握しておきましょう。見た目のキッチンのデザインが気に入っているということも大切ですが、使い勝手に直接影響する間取りを最重要ポイントとしましょう。

何が必要なのか?

不満点から必要な設備についても考えておきましょう。「コンロをIHにしたい」、「食洗器が欲しい」など費用と優先順位を明確にしておくことが大切です。
後付けが可能か、後付けとビルトインでどのくらいの費用の違いがあるのか、なども調べておくと最初に必要な設備も選びやすいと思います。

費用はどのくらいか

リフォームを進めていくとより高性能なものや、追加で必要になる費用も出てくる可能性があります。具体的に予算を決めて、「ここまで」という線引きをしておきましょう。施工業者との話し合いもスムーズに進めることができます。

<キッチンリフォーム>リフォームの際に気を付けるポイントとは?

ではリフォームする際に特に注意しておくポイントについてご紹介します。

レイアウト・導線は使いやすくなっているか

最も気を付ける必要があるのは間取り、レイアウトです。使用時の導線をイメージしながら使いやすいレイアウトを考えることが大切になります。
レイアウトのポイントは調理する時の「流れ」を考えることです。冷蔵庫から食材を取り、洗って刻み、加熱調理して配膳するといった一連の流れがスムーズに行えるようになっているのかイメージしてみましょう。
また、キッチンの中心となる「コンロ」、「シンク」、「冷蔵庫」の間隔も重要です。それぞれの間隔が120㎝から250㎝くらいにまとまり、この3点を結ぶ三角形の辺の合計が510㎝が理想となります。

設備の性能は適切か

キッチンの寸法で大切なのは「高さ」と「通路幅」です。一般的に理想と言われているサイズは
キッチンの高さ=使用者の身長÷2+5㎝
通路幅=1人の場合90~110㎝、2人の場合120㎝以上
またキッチンは水や油を使うことが多いので素材も大切です。掃除がしやすく、油汚れも落としやすい素材か確認しておきましょう。

湿気・換気対策はできているか

キッチンは食材のにおいや、煙が発生します。においがこもってしまったり、湿気が溜まると快適とは言えません。リフォームの際、換気扇の位置の変更が必要になる場合、きちんと取り付けられるのか、性能は確保できるのか確認しておきましょう。

収納スペースは確保できているか

キッチンで大切な要素として「収納スペースの確保」もあげられます。調理器具、お皿、食材などキッチンで収納したいものは多く、適切な場所に収納スペースがあることで調理の導線も変わってきます。
まず、現在使っているものが本当に必要なものなのか分別し、不要なものは処分しておき、全体の量を把握しておきましょう。そして利用時の導線を意識し、どこにどのくらいの収納スペースが必要なのか確認しましょう。

<キッチンリフォーム>リフォームの費用や期間は?

リフォームの際に一番気になるのが費用と工事期間でしょう。この点についてもまとめておきます。

リフォームにかかる費用の内訳

キッチンリフォームにかかる費用は大きく3つに分けられます。

・本体価格
キッチンの本体価格です。価格はグレードや形状により様々となります。ショールームで提示してある金額がこちらになります。

・設置費
施工業者へ支払う作業費用です。交換の際は古いキッチンの処分費、新しいキッチンの設置費の両方が必要になります。

・周辺工事費
キッチンを設置するにあたって変更が必要になる周辺の工事費です。床の張替、壁紙の張替、換気扇の移設工事などがこちらになります。

タイプ別の価格帯

キッチンのタイプによって価格は様々ありますがおおよその目安としては、

・I型キッチン(一般的な直線的に壁に配置したキッチン、シンクとコンロが並んでいるタイプ)
50万円~90万円

・L型キッチン(壁の2辺にシンクとコンロを分けてL字に配置されたタイプ)
70万円~120万円

・対面型キッチン(壁に付けずスペースの中央に配置するタイプ)
100万円~200万円
こちらは施工業者や工事内容によって変わってきますので、予算を決める際の参考程度に考えて下さい。

リフォーム期間

リフォーム期間の目安は、

・キッチンの取り替え…2~3日
現在使用しているキッチンとそのまま交換する場合で追加の工事が必要ない場合です。

・床・天井・壁紙などの変更が必要…1週間~2週間
キッチンの交換の他、周辺の工事が必要となる場合です。

・レイアウトの変更が必要…2週間~3週間
キッチンの場所の移動など全体に手をいれる場合です。工事内容によっては1か月以上かかる場合もあります。
あくまでも目安となり、内容や時期によって前後しますので施工業者に確認してみましょう。

<キッチンリフォーム>契約前の注意点とは?

リフォームの内容が決まり契約に入る前に確認しておきたいことが3つありますのでご紹介します。

追加費用の内容確認

キッチンリフォームは工事を始めてみないと分からないこともあり、追加の工事が必要になる場合があります。例えば、キッチンの床が傷んでいて設置前に床の補修が必要になったり、電気・ガス・水道等のライフラインの移設時にアクシデントが発生する場合もあります。施工業者との話し合いの際は、考えられる追加費用や追加で用意できる費用についてもしっかりすり合わせをしておきましょう。

見積もり内容と契約書内容の確認

リフォームの際に複数の施工業者に見積もりを依頼した場合、どの業者との話し合いだったか分からなくなることも考えられます。話したつもりだったり、別の業者との話だったということがありますので、見積書と契約書の内容はしっかり確認しておきましょう。

実物の確認

契約前にできるだけショールームで実物を確認しておきましょう。実物の色、素材感やサイズなども見ておくことをおすすめします。ショールームによっては実際に使ってみることができますので活用しましょう。

【まとめ】

キッチンのリフォームは金額も高額になりますので失敗のないようにしっかり準備して行動することが大切です。自分のライフスタイルに合ったキッチンで快適な生活がおくれるようにぜひ参考にしてみて下さい。

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