【2022年度版】LEDデスクライトは目に優しい照明器具?

デスクライトは、長時間その場所で作業していることも多い方々にとって、目に優しいことが一番です。

最近は、LEDデスクライトが主流になってきましたが、LEDは、目に優しい照明器具と言っていいのでしょうか。
果たして、LEDはデスクライトとしてふさわしい照明器具なのか、購入すめる方々は、あらかじめ調査しておくといいでしょう。



LEDデスクライトは、目に優しいからおすすめ?

LEDは次世代につながる照明器具と言ってもいいでしょう。ですから、蛍光灯のデスクライトと比較して、LEDの方がたくさんメリットがもたらされるのも事実なのですが、LEDのデスクライトならではの注意しなければならないポイントもありますので、あらかじめ購入の際にはそれらを確認しておかなければならないでしょう

「果たしてLEDのデスクライトは目に優しい照明器具ということができるのでしょうか」答えはYESではありません。

ただし、どのような照明器具でも、疲れ目の原因を作り出してしまうものなのかもしれませんので、LEDのデスクライトを購入した際には、それぞれの方々が目に疲れない正しい使い方もする必要があるのではないでしょうか。

目が疲れてしまう原因のひとつには、グレアがあります。デスクライトのまぶしい感じの現象をグレアという言い方をします。グレアは、光が強すぎてしまったり、また、明りが照らされている場所とそうでない場所とのバランスの悪さによてもたらされることもあります。

LEDのデスクライトの場合、小さなLEDがたくさん集まって全体を照らしているため、発光部分が小さく、狭い角度で強い光を照射する特徴があるため、グレアが起こりやすいと言われていますので、使用している方々が何かしら対策について考える必要があります。

また、LEDのデスクライトは、点灯方式を採用しているものが多く、目に見えないほどの速さで細かく点滅を繰り返すことで発光し、寿命を長くすることができ、また、消費電力を抑えることができます。ただし、LEDのデスクライトは、フリッカーが原因で目に優しいとは言えない照明器具にもなってしまう恐れがあります。

LEDのデスクライトをそのまま受け入れ、安易に使用し続けていれば、倦怠感、頭痛、視覚障害がおこる可能性があるという認識はしておいた方がいいかもしれません。

しかし、2012年には、電気用品安全法(PSE)が改正されて、一般照明用として光源にLEDを使用するものにあっては、光出力は、ちらつきを感じないものであること、という規定項目が追加されることになりました。そのような対策によっても、LEDはフリッカーが起こりにくい目に優しい照明器具となろうとしています。

LEDのデスクライトは、他にもブルーライトの問題、多重影の問題などを抱えています。

LEDデスクライトは100%目に優しい照明器具とは言うことができないかもしれません。ですから、私達が意識して対策について考える必要がありますし、さらにそれぞれメーカが努力して改善、目に優しいLEDデスクライトを作る必要がありますし、現在それをしていることでしょう。
今後、自信をもってLEDのデスクライトは目に優しい照明器具であると言えるときも、そう遠くではないのかもしれません。



目に優しいLEDデスクライトを選ぶポイント

LEDデスクライトが目に優しい照明器具となるため、メーカーがしなければならない努力もありますが、使用している人たちが注意しなければならないこともあります。

一般的には、作業をしている時間が短いとそれほど明るい照度は必要ないと言われています。しかし、年齢・仕事の質・作業時間などによっても違いがあり、あまり明るくない照明器具での作業は、目の負担を蓄積してしまうことでしょう。

そのようなとき、デスクライトの灯具の高さに注目してみましょう。デスクライトの灯具の高さは目線と同じくらいのだいたい40cmあたりで、照度と光の広がりが得られることが理想だとされています。
理想に近づけることができれば、目に優しい照明器具を実現することができます。

デスクライトの光の広がりは、作業面部分とその周辺の照度比は3:1が理想値です。

照明器具の真下が明るいと、周辺は暗くなってしまって、そのような場所で長時間作業をしていると目を酷使してしまうことになります。

LEDデスクライトは、作業するためできるだけ明るい方がいいと考えるかもしれません。しかし、それが目に優しくない光なのかもしれません。

そこで、アーム式デスクライトを購入すれば、灯具の角度の調整も可能なものが多く販売されているので、目に直接ライトの光が入らないような工夫してみましょう。

また、パソコンで作業している人たちは、パソコンのディスプレイに照明器具の光が映りこんでしまって画面が見づらい……という現象が起きてしまうことがあります。そのような状態で作業し続けると目を疲労させてしまうことになりますので、注意してください。

また、LEDデスクライトは、多重影の問題も考える必要があります。多重影も眼精疲労のための大敵です。多重影も、お部屋全般の明るさを変えることで、影自体を和らげることができます。

最近では多重影に対していろいろ企業も努力をしています。導光板を使用し、面光源や拡散レンズで光を拡散したタイプのものなどが販売されているので、そちらの方にも注目してみてはいかがでしょうか。



LED目に優しいデスクライトを実現するために

目に優しいLEDデスクライトを実現するために、演色性の良い光を選ぶことがポイントです。演色性は、照明で物体を照らすときに、自然光が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標です。平均演色評価数が高いほど、自然な色合いに近くなります。

普段、微妙な色の違いを見分ける細かい作業をしていらっしゃる方々は、演色性が悪いから目が疲労してしまうことになります。そのようなケースでは、平均演色評価数Ra90以上あたりの目に優しいLEDデスクライトを選択するといいでしょう。

また、色に関わる作業をしている訳ではないという方々でも、最低レベルで、Ra80以程度は意識したいものです。(それぞれメーカーも現在、目に優しいLEDデスクライトを開発してくれているので、ほとんどはRa80以上となっているので、現在は、それほど心配する必要もありません)

現在、目に優しいLEDデスクライトを実現するためのメーカーの惜しみない努力があります。ただし、いくらメーカーが目に優しいデスクライトを開発してくれていたとしても、お部屋を真っ暗にしてデスクライトを使用していることなどがあれば、机の上とお部屋全体の明暗のコントラストは、決して目に優しいとは言うことができません。

人たちの目は、明るいところと暗いところでは瞳孔の大きさに変化があります。ですから、瞳孔の大きさを調整する筋力が極端に働いてしまうので、眼精疲労の原因となってしまうことになります。

とにかくLEDのデスクライトで長時間作業をしなければならないという方々は、このようなことに対してもしっかり配慮しなければならないです。



まとめ

いかがでしょうか。今回、LEDのデスクライトは目に優しい照明器具と言えるのか……ということについて解説しました。

多くの方々が、LEDのデスクライトが一番と考えている傾向がありますが、一概にLEDのデスクライトが目に優しいとは言うことができない一面があることはあらかじめ知っておかなければならないことです。

そして、メーカーは、目に優しいLEDデスクライトを実現しようといろいろ企業努力をしてくれています。以前と比較して、目に優しいLEDデスクライトは現存していると言っていいでしょう。

ただし、現状、まだまだ100%ということではありませんので、あとは、LEDデスクライトを使用している方々がそれぞれ目に優しい対策をしなければならないことです。



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