キッチンに適したペンダントライト高さはどれぐらい?

キッチンという場所は料理をしたり食器を洗うなどさまざまな用途で利用するため、生活感が出やすい場所でもあります。キッチンを利用する人の中には、少しでもキッチンをおしゃれにして自分好みにしようと考えることもあるでしょう。しかし、家族も使うとなると自分好みの空間を維持するのが難しいという悩みが出てきます。

そこで、キッチンをおしゃれ空間として維持するための1つのアイテムとしておすすめが「ペンダントライト」です。キッチンでペンダントライトを使用する場合のポイントなどをご紹介するため、おしゃれキッチンを目指すときの参考にしてください。

ペンダントライトとは?

住宅や店舗に使う照明はさまざまな種類があります。天井に埋め込むタイプのダウンライト、ホームセンターなどでも簡単に購入できるシーリングライトなど、部屋の雰囲気や部屋の用途などによって照明を決めることが可能です。

ペンダントライトは天井から吊り下げるタイプの照明のため、チェーンや紐を伸ばすことで電球の部分の高さを調整することができます。シーリングライトと比べると、ポイントを定めて照明で照らすことができるため、少しおしゃれな雰囲気にしたい場合などに適した照明です。

ペンダントライトを選ぶ際のポイント

ペンダントライトはデザインが多種多様で、自分好みのペンダントライトを選べるという楽しさがあります。ペンダントライトという種類の照明器具でも、シェードの材質や大きさなどによって照らし方などが異なるため、部屋の雰囲気が違った印象になります。

では、どのような違いがあるのかご紹介します。

自分好みのデザインを選択しよう

シェードのデザインは北欧デザイン、和風、ヴィンテージなどがあります。例えば、シンプルに傘のような照明器具らしいデザインの物や、シャンデリアといった色々な方向を照らすデザインの物もあります。

「デザインは好みだけど、照明色が好みではない」といった場合は、電球をかえることで部屋の雰囲気も違うものにすることが可能です。

シェードの材質は多種多様

シェードはデザインによってガラス製や木製、和紙などさまざまな材質で作られています。例えば、料理だけを照らしたいと考えるのであれば、シェードが下側のみを照らすタイプがおすすめです。

このように、材質によって光の透過も異なるためどの部分を照らしたいかを考えて、購入したい材質のペンダントライトを見つける材料の1つにしましょう。

形状によって照らす方向は異なる

形状が円柱形などは、下を照らすだけではなく天井側も照らす働きがあります。これと同じような理由で、シャンデリアタイプなどの1つのデザインで複数個の電球の部分が付いている物は、上下左右と複数の方向を照らすこともできる面白さがあります。

照らし方が違うだけでも部屋の雰囲気や印象が違って感じるため、どのような雰囲気にしたいか考えることはおすすめです。

サイズは大中小

また、ペンダントライトは大中小とサイズがあります。サイズによって照らす範囲が異なり、小さいサイズのペンダントライトになると、複数個のペンダントライトを一組として設置する場合が多く見られます。

サイズによって最大照度も異なるため、設置する場所や部屋の雰囲気をどのようにしたいかなどを考慮して、サイズを決めることをおすすめします。さまざまな種類があるため値段がデザインなどによって異なりますが、ペンダントライトで部屋の雰囲気をかえておうちライフ楽しんでみましょう。

磁器ペンダントライトMPn11

マットな質感の磁器ペンダントライト

ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。

アイランドキッチンにペンダントライトを設置するときのポイント

さまざまなデザインがあるペンダントライト。「おしゃれな雰囲気にしたい」「自分好みの部屋にしたい」などの希望をかなえるアイテムとしておすすめですが、設置するときのポイントがいくつかあります。

自分好みのペンダントライトを使って理想の部屋にするために、設置するときのポイントを参考にしてください。

チェーンや紐の長さの目安

最初のポイントはペンダントライトの「高さ」の目安です。ペンダントライトは天井から紐やチェーンなどで吊るすタイプのため、紐やチェーンなどの長さが重要になります。

ペンダントライトは天井に設置するタイプの電気と比べると、狭い範囲を照らすことで雰囲気を出します。そのため、紐やチェーンが短すぎるとペンダントライトの特徴である「狭い範囲を照らす」という目的が薄れてしまう可能性もあるでしょう。

キッチンカウンターに取り付けるペンダントライトは、ダクトレールに設置するタイプ、引掛けシーリングボディに設置するタイプと直に天井から吊り下げるタイプがあります。目安にするのはキッチンカウンターやテーブルの上から60〜80センチぐらいを目安にするといいでしょう。もしくは、床からシェードの下までが185センチから195センチにすると、キッチンで作業をしていても邪魔になりません。ただし、梁にペンダントライトを設置する場合は、梁の厚みも考えて長さを考える必要があります。

また、キッチンにあるダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置する場合、シェードの下からダイニングテーブルの上までの距離が、70センチぐらいがおすすめです。ダイニングテーブルの上に設置するペンダントライトは、ダイニングテーブルを使用する用途で、大きいペンダントライトにするか小さいペンダントライトにするかなどを決めることをおすすめします。

家庭によってはダイニングテーブルで宿題や勉強をしたり、何か作業をする可能性もあるため、食事以外のことをするときにも邪魔にならない長さにしたり、照度などをきめましょう。

ペンダントライトの設置数

キッチンカウンターでペンダントライトを設置する場合、2個から3個の小さいサイズのペンダントライトを設置することが一般的です。ただし、ペンダントライト同士の距離が近すぎると圧迫感が出てしまいます。

また、ペンダントライトのデザインによってはたくさん設置してしまうと、デザインが重なってしまい、デザインの良さが発揮できないことも考えられます。

もちろん、ペンダントライトのシェードのデザインや大きさなどによって多少の増減は考えられますが、設置しようと考えている場所が150センチ程度であれば、ペンダントライトの数は2個から3個が適当といえるでしょう。

電球の種類

ペンダントライトに使用される電球は、「白熱灯」と「LED電球」、「LEDフィラメント電球」、「蛍光灯」という4種類が使われています。

白熱灯は4種類の中で値段が安く、自然光に近い照明の色合いが特徴ですが、電球自体が高温になりやすいという特徴があります。LED電球は4種類の中でも寿命が長く、さらに節電になる電球のため、よく使うキッチンのペンダントライトにおすすめです。

LEDフィラメント電球は白熱灯と同じような光で、さらにLEDのため自然光に近い光となっています。蛍光灯は白熱灯より安いですが、スイッチを入れてから最大の照度になるまでに少し時間がかかるという特徴があります。

単位はワットとルーメン

ペンダントライトの電球の単位は昔から使用されている「ワット」と、LED電球が登場してから一般的になった「ルーメン」の2種類が使用されています。

一般電球であるE26口金とLED電球を比べた場合、E26口金の20ワット相当がLED電球の170ルーメン以上、また、一般電球で少し小さめのE17口金の20ワット相当はLED電球の230ルーメン以上に相当します。

実際に、電気の明るさは見てみないとわからないこともあるため、現物を比べると想像しやすくなるでしょう。キッチンでペンダントライトを使用する場合、作業をする範囲を照らしていればいいため40ワットの電球を複数個設置すると、ペンダントライトらしさを保ちつつ作業できる照度も確保することが可能です。

光の強さや色

一般的な電球とLED電球とでは、光の色や光の強さは異なります。キッチンは包丁などの刃物を使ったり、火を使います。さらに、料理の仕上がりの色合いも何気に気になる点です。作業時の安全性を確保し、料理の仕上がりも確認できる照度と光の色の電球を選びましょう。

ペンダントライトの特徴である「狭い範囲を照らす」という点に注目してしまい、作業時の見やすさや安全性などを後回しにしてしまうと、キッチンでの作業が大変になってしまいます。

せっかくキッチンにペンダントライトを使うのであれば、おしゃれに理想のキッチンにすることもおすすめですが、それと同時に作業がしやすいかなども含めてペンダントライトの照度や色を決めることも大切なポイントです。

作業することも考える

キッチンは調理をするだけではなく、家庭によっては子供の学習スペースや何かの作業スペースになることもあります。そのため、照度や光の色によってはそれらの作業に適していない空間になってしまうこともあるでしょう。
もちろん、照度や光の色によって食材の色が正しく認識できなかったり、調理過程での作業が見づらく感じる可能性もあります。

自分好みのペンダントライトを設置するという視点だけではなく、選択するペンダントライトでキッチンで予定している作業ができるかどうかも考えて、デザインや設置数、照度などを選択しましょう。また、人によって光の感じ方も違うため、その家で生活する人の年齢なども考慮をして選ぶことも大切です。

ノスタルジック ガラスセード ペンダントライトMPN055

透明吹込みガラスにアンバー色の塗装を施した、どこか懐かしさを感じるペンダントライト。アンバー色のガラスは光を通した時、透明なガラスよりも光をやわらかくしてくれます。器をひっくり返したような丸みのあるシルエットが可愛らしく、アクセント照明として活躍してくれます。アンティーク調のお部屋や、カフェ風インテリアにもマッチします。

ペンダントライトでキッチンをおしゃれにしよう

キッチンは自宅の中でも、ほぼ、毎日使うスペースで、長時間人がいる場所の1つです。そのため、さまざまな年齢層の家族が利用し、生活感が出やすい場所ともいえます。

長時間、利用する場所だからこそ、少しでも居心地が良い空間にするためにさまざまな点で、こだわる人も少なくありません。

こだわりのアイテムの1つとして、ペンダントライトを設置する方法があります。ペンダントライトのデザインや、使われている材質はさまざまな種類があり、光の色や照度まで自分好みにカスタマイズできます。

天井に直接つけるシェードタイプよりも、ペンダントライトにするだけで、キッチンの雰囲気はかわります。ペンダントライトを設置するにあたりポイントはいくつかありますが、ペンダントライトを付けるだけで、おしゃれ空間になるためおすすめです。

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