ゆったりとくつろげる空間として人気が高いのがアジアンインテリアです。そこで、ここでは、アジアンインテリアにコーディネートするポイントやアジアンインテリアの魅力について紹介します。自分の部屋をアジアンインテリアにコーディネートしたい方は、ぜひご覧ください。
アジアンインテリアの魅力
アジアンとは、バリやプーケット、セブなどのアジアのリゾート地やリゾートホテルをイメージしたインテリアテイストのことです。
エネルギッシュな自然資源から生まれた家具や雑貨を中心にコーディネートされています。
また、非日常的な空間でありながらリラックスした雰囲気も味わえる点がアジアンインテリアの魅力といえるでしょう。
他にも、高級感や洗練されたおしゃれさを感じつつ、自然素材の家具や雑貨によってゆったりと癒しを感じられる点も魅力です。
テーブルライト 電球有り/無し コード1.8m付き スイッチ付き MST032
麻紐を使ったテーブルライト。アジアンテイストのお部屋にぴったりです。大きすぎないサイズで棚や床置きなど、合わせやすいです。
アジアンインテリアにコーディネートするポイント
大人の魅力が感じられるアジアンインテリアをコーディネートするポイントを紹介します。
実際に部屋に取り入れる際には、以下のポイントを参考にコーディネートしてみましょう。
- 自然素材を使う
- 余白と開放感のあるレイアウトを意識
- ダークカラーを使う
- グリーンやファブリックを取り入れる
- 照明は暖色系を
それぞれのポイントを見ていきましょう。
自然素材を使う
アジアンな部屋にコーディネートするポイントの1つは自然素材を使うことです。
特に自然の風合いが強い家具は、アジアンな雰囲気をより強めてくれます。
例えば、柔らかい感触がありながら丁寧に編み込まれることで温かみと重厚感が感じられる「ヒヤシンス」や、しなやかで強度が高く涼しげな印象もある「ラタン」などがおすすめです。
他にも1本の木から切り出した木材や直線的で美しい木目が魅力のバンブーなどもアジアンテイストにはよく似合います。
余白と開放感のあるレイアウトを意識
2つ目のポイントは余白と開放感のあるレイアウトを意識することです。
インテリアコーディネートをする際、家具やものを詰め込みすぎると圧迫感を感じてしまうので、適度な余白を設けることは重要です。
特にアジアンインテリアは、ゆったりくつろげる雰囲気が大きな魅力なので、大きめに余白を取るようにしましょう。
風の通り道を作るために、窓の周りはできるだけものを置かないようにするなど、余白を意識してみることで、よりアジアンリゾートのような空間が作れます。
また、家具を揃えるならロースタイルのもので揃えるようにしましょう。
ロースタイルの家具は、高さがない分圧迫感が少なく開放感を演出して部屋を広く見せることができるので、余白を出したいアジアンインテリアにはおすすめです。
ダークカラーを使う
3つ目のポイントはダークカラーを使うことです。
部屋に使う家具をブラウンやダークトーンでまとめるとアジアンリゾートな雰囲気がさらに増します。
フローリングもダークカラーにし、木製のブラインドやパーテーションなどもダークカラーにすることでアジアンインテリアに近くなります。
フローリングが明るい色の場合は、アジアンテイストの強いラグをしくことでアジアンスタイルにより近づけられるでしょう。
グリーンやファブリックを取り入れる
4つ目は観葉植物などのグリーンやアジアンテイストのファブリックを取り入れることです。
ダークトーンで落ち着いた空間が暗くなりすぎないように、爽やかな色のグリーンを取り入れることでよりリゾート感がアップします。
観葉植物なら、ウンベラータやモンステラなどの大きい葉の植物や、ベンジャミンやガジュマルなどの幹がしっかりしたものがおすすめです。
照明は暖色系を
5つ目のポイントは照明を暖色系にすることです。
電球をオレンジ色の電球色にすることで、温かみのあるリラックスした雰囲気を演出できます。
さらに、麻を編み込んで作られたランプシェードやスタンドライトを間接照明として取り入れることで大人っぽさもプラスされます。
アジアンインテリアをより洗練した空間にするコツ
アジアンな部屋にコーディネートするポイントを紹介しましたが、ここからはさらに洗練された空間にするポイントを紹介します。
- オレンジやパープルなどの彩度が低いカラーを入れる
- 美しい木目の家具で高級感をプラス
- 編み込み素材の家具を取り入れる
- カーテンにも自然素材を
- 小物や雑貨を置きすぎない
- 癒し系の温もりある光を取り入れる
それぞれのコツを見ていきましょう。
オレンジやパープルなどの彩度が低いカラーを入れる
アジアンインテリアではダークトーンの家具や雑貨でコーディネートしますが、ダークトーンはオレンジやパープルと相性がとても良いです。
カーテンやクッションなどにオレンジを取り入れるとより上品な雰囲気を作り出せます。
色を取り入れる際には、あまり鮮やかすぎない色で1色か同系色でまとめるとアジアンインテリアにはよく似合います。
ビビッド系のパープルは色が鮮やかすぎて浮く可能性があるので避けるようにしましょう。
美しい木目の家具で高級感をプラス
アジアンな部屋をより高級感が感じられる部屋にしたい場合、美しい木目の家具を取り入れると良いでしょう。
例えば、チークやマホガニーなどで作られた家具は、アジアンインテリアによく似合います。
特に彫刻でデザインされたものはよく似合います。
メタル素材や無機質な家具はアジアンインテリアで使われることはほとんどありません。
しかし、アジアンインテリアの中には、モダンスタイルと融合させた「アジアンモダン」というスタイルも存在します。
あえてモダンな家具を取り入れるのもおしゃれです。
編み込み素材の家具を取り入れる
ラタンやバンブー、ヒヤシンスで編み込まれた椅子やテーブルなどの家具を置くことで、アジアンインテリアの雰囲気が一気に高まります。
特に、フレームにラタンなどを編み込み、クッション部分にファブリックが使われたソファを置くとリゾート感が増します。
カーテンにも自然素材を
カーテンにはリネンやコットンなどの自然素材のもので揃えるのがおすすめです。
透け感があるリネンやコットンのカーテンに太陽の光が当たると、柔らかい光を部屋に取り入れられます。
竹のすだれや木目のブラインドもおすすめです。
アジアンインテリアは家具をダークトーンで揃えるので、カーテンもダークトーンで揃えることで部屋に落ち着いた統一感が生まれます。
しかし圧迫感が出るため、壁の色などと合わせるなど、開放感も意識して色を選びましょう。
小物や雑貨を置きすぎない
アジアンインテリアの小物は雑貨店でたくさん売られていますが、アジアンテイストが強いものを置きすぎると部屋がごちゃごちゃした印象になります。
アジアンインテリアは、余白のある空間もポイントなので、小物や雑貨を起きすぎないようにしましょう。
癒し系の温もりある光を取り入れる
アジアンテイストの癒し系の温もりが感じられる照明を取り入れて、幻想的なムードある空間を演出しましょう。
ラタンやヒヤシンス、パームリーフを使ったライトやシェル・和紙で作られたライトなどもおすすめです。
ラタンなどで編み込まれた照明は、繊細な陰影を演出するのがポイントでありアジアンインテリアの魅力です。
ただ、明るさが十分ではないため細かい作業をする際には不向きです。
アジアンインテリアはダークカラーでまとめたり、間接照明などを使って大人っぽさを演出しますが、部屋が暗くなりすぎる可能性があります。
部屋が暗くなりすぎないように、窓からの光をしっかりと取り入れたり、作業するスペースにはしっかりと明るい照明を置くなどの工夫を施すようにしましょう。
麻紐を使ったテーブルランプ
アジアンテイストや和モダンなどリゾートホテルのような空間にします。アジアンテイストや和モダンなどリゾートホテルのような空間にします。丸いフォルムからの暖かみのある光が癒されます。
まとめ
アジアンインテリアの魅力やコーディネートのポイントを紹介しました。
アジアンインテリアは非日常的な雰囲気が楽しめますが、小物の置きすぎや光の取り入れ方など、気をつけるべきポイントもいくつかあります。
これまでの内容を参考に、アジアンインテリアをコーディネートしてみてはいかがでしょうか。