歯に使うミラー(鏡)にライトが付いているタイプがあることを知っているでしょうか。ここでは、ミラーライトでも歯磨きをする際に活用するミラーライトを紹介していきます。
歯に使うミラーにライトが付いている理由
ミラーライトといえば女優ミラーやハリウッドミラーとも言われているメイクをする際に使用する鏡のことを想像する人もいるのではないでしょうか。しかし、歯を綺麗にするためのミラーライトもあります。一見歯医者さんが使用する道具と思うこともありますが、一般人向けとしても販売されているので、歯の汚れをしっかり落としたいと考えているのであれば購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ライトがないミラーは以前から販売されていましたが、ライト機能が備わっているタイプも販売されています。ではなぜミラーにライトが取り付けられているのか気になる人もいるのではないでしょうか。次に、歯磨きをする際などに使用するミラーにライトが付けられている理由を紹介します。
良く見えるようになる
歯磨きの時に使用するデンタルミラーにライトが付いていることで良く見えるようになります。ライトなしのデンタルミラーでも歯の状態を確認したり、汚れの有無も分かります。しかし、どうしても口の中は光が届きにくく、奥になるほど見えづらくなります。ミラーに歯を映すことができても暗ければ見ることができないので、本来の役割を得ることができません。
その点、ミラーにライトが取り付けられていればいくら奥に行ってもしっかり歯を確認することができます。
異常に早く気付けるようになる
デンタルミラーにライトが付けば歯の異常にも気付けるようになります。定期的に歯医者に通っていれば定期検査の時に異常が起きているかどうかを確認してもらうことができるので、症状が悪化する前に対処できる場合が多いです。しかし、歯医者に通っていなければ、自分で歯の異常に気付くことは意外と難しく、痛みや出血、腫れなどの症状があらわれて初めて歯に異常が起きていることを実感する場合も多いです。
歯の異常に気付くのが遅れてしまうとそれだけ症状が進行してしまっている場合が多く、治療までに時間がかかったり、激しい痛みに悩まされてしまうこともあります。
汚れ落としをなくすことができる
デンタルミラーにライトがあれば普段見ることが難しい、歯の裏側や奥歯なども確認することができます。そのため、歯磨きをした後にライト付きのデンタルミラーを使用すれば歯の状態を確認することができ、歯に汚れが残っているかどうかを知ることができます。歯に汚れがついたまま放置してしまうことは歯や歯茎の異常につながってしまうので、汚れが残ることが軽減されることは大きなメリットと言えるでしょう。
歯用のミラーライトの用途
歯用のミラーライトを使わない人では中々用途を見出すことができない場合もあります。また、歯用のミラーでもあるデンタルミラーも個人で使うものではなく、歯医者のスタッフの人が使用する道具というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。しかし、一般人向けの商品も販売されており、用途を知れば使う機会を見出すこともできます。
歯磨きの時
歯に使うミラーライトであるため、歯磨きをする際に使用することが一般的です。歯は凹凸があったり、隙間があるような生え方をしているため、どうしても手の感覚だけではしっかり汚れを落とすことができません。歯磨きのやり方や歯に使うミラーライトの使い方は人それぞれですが、いつも通り歯磨きをした後にしっかり汚れを落とすことができているのかを確認する際にミラーライトを使いましょう。
そこでまだ汚れが残っているのであれば再び歯ブラシを使って汚れを落としましょう。最後にミラーライトで再びチェックするやり方がおすすめであり、大方の汚れを落とすことが期待できます。
歯の治療関係
歯の治療を行う際にもミラーライトが付いているタイプがおすすめです。主に、歯医者のスタッフの人が使うための用途であり、歯の掃除をする際や治療するために歯の状態を確認する時に使います。歯の治療では専用のライトで口の中を照らすようにしているため、デンタルミラーにライトが無くてもしっかり見ることができやすく、必ずしもデンタルミラーにライトが取り付けられているタイプを使用しているわけではありません。
歯用のミラーライトにあれば便利な機能
歯に使うミラーライトにはさまざまな付属機能が備わっている場合があります。ライト機能があるだけでも使いやすくなったり、見えやすくなりますが、付属機能があればより使いやすくなります。なので、歯に使うミラーライトを購入しようと考えているのであれば、ライト機能以外にどのような機能があるのか確認しましょう。
拡大機能
デンタルミラーに拡大機能があればより細かく見ることができるのでおすすめします。しかし、どうしてもデンタルミラーはサイズが小さく、人によっては見えづらく感じてしまう人もいるのではないでしょうか。おすすめの拡大機能が備わっているミラーライトはMotoMが販売している「拡大率3倍／LEDライト付の拡大鏡 丸型」です。
デンタルミラーではなく、壁掛けタイプのミラーライトですが、3倍拡大する機能が備わっているので、口の中が見えやすくなります。また、アームがあることで近くに寄せたり、角度を調整することもできるので、見えにくい歯を見ることも期待できます。どうしても歯の裏側を見ることはできないので、一般的なデンタルミラーと併用すれば歯の裏側も拡大して見ることができます。
曇らない機能
口の中は湿気が高く、呼吸をするため、ミラーが雲ってしまう条件が整ってしまっています。なので、デンタルミラーを使うとミラーの部分が雲ってしまい、何も見えなくなってしまうことも多いです。そのようなことにならないためには曇らない加工が施されてることが重要になります。曇り止めのコーティングがされていれば曇ることを防ぎ、しっかりミラーに映すことができます。
角度調整機能
角度調整機能があれば、複雑な歯の並びでも比較的簡単に見ることができます。角度調整機能でそこまでデンタルミラーライトの構造が複雑になることはないので、販売価格にもそこまで違いが出ない場合が多いです。なので、角度調整機能はあった方が便利です。
合わせ鏡の有無
合わせ鏡の機能があれば鏡がない状況でも歯を確認することができます。そのため、大事な場面などで歯に汚れがついていないかを確認する際に便利です。人によってはあまり使う機会が少ない機能でもあるため、鏡がない場所で歯磨きをする際や歯の確認をする機会がある人におすすめの機能となっています。
歯用のミラーライトを選ぶ方法
歯に使用するミラーライトを購入するのであれば、選ぶポイントを把握しておくようにしましょう。
ミラーのサイズ
デンタルミラーはどうしてもサイズが小さいと感じてしまいますが、口の中で使用するため、ある程度コンパクトでなくては使いにくさが目立ってしまいます。しかし、小さすぎると見えにくくなるので、サイズ感はよく確認するようにしましょう。また、子供用として購入する場合は大人用では使いにくいので、サイズが小さいものを選ぶようにしましょう。どうしても小さくて見えにくいと感じてしまうのであれば上記でも紹介したMotoMが販売している壁掛けタイプのミラーライトがおすすめです。
取り付ける際に工事が必要となってしまいますが、デンタルミラーとは比べることができない大きさのミラーと拡大機能があるので見えにくいと感じることはほとんどありません。
素材
デンタルミラーは主に2種類の素材で作られている場合が多く、樹脂製かステンレスです。樹脂製であれば安く購入できたり、口に入れた際に冷たさを感じてしまうことがありません。一方ステンレス素材であれば価格は高いですが、手入れがしやすく、除菌などもしやすいメリットがあります。
歯用のミラーライトでしっかり汚れを落とそう
歯を磨くことは生活習慣の一環であり、怠ってしまうと歯の病気になりやすくなってしまいます。歯に使うためのミラーがあれば見えない部分まで綺麗にすることができ、ライトがあればさらに見えやすくなります。デンタルミラーライトを使ったり、MotoMの壁掛けタイプのミラーライトや拡大鏡を使って歯を綺麗にするように心がけましょう。
