【2024年度版】ダウンライトとは?

ダウンライト

ダウンライトとは天井に光源を埋めこんだ照明のことであり、シーリングライトやペンダントライトなどと違い、照明器具が目立たず天井をフラットに見せてくれます。

ダウンライトの種類とは

ダウンライトは大ホールやショッピングモールなどの大空間でもよく見られますし、自宅の部屋などの小さな空間まで広く活用されています。補助的に使われたり、配灯によってメイン照明として使われたりします。そんな万能なダウンライトはさまざまな種類や機能がありますので、使う場所によってベストなダウンライトを選択してくださいね。

ダウンライトの種類

ベースタイプ
ダウンライトの全般がベースタイプであり、一般的なタイプです。角度調節は行えません。

ユニバーサルタイプ
スポットライトのように光の向きを変えられるダウンライトです。器具によって調節できる角度の範囲も変わってきます。

光の広がり

ダウンライトの光つながり

ダウンライトの光には「集光タイプ」と「拡散タイプ」の2種類があり、要するに光の広がり方のことです。ライトの真下を集中的に照らす光の幅が狭いのが集光タイプであり、空間全体に光が広がるのが拡散タイプです。例えばテーブル上をスポット的に照らす、カウンターに飾っているものを照らすなど対象部分を照らしたいのであれば集光タイプがいいでしょうし、部屋全体を照らしたいのであれば拡散タイプがいいですね。

どちらも効果的に取り入れれば立体的でメリハリのあるお部屋にできます。部屋ごとにどのような光がほしいのかを考えてみてくださいね。



ダウンライトの大きさは?

ダウンライト

ダウンライトは埋め込み穴の直径(記号:φ 読み方:ファイ)で大きさが表されます。φ75ですと、直径7.5センチメートルとなります。

一般的な住宅ですとφ100やφ125の大きさがよく使われています。それよりも小さなサイズ、大きなサイズもありますが、部屋にあった開口径を選んでください。

開口径で部屋の雰囲気も変わってきます。

トリムって何?

トリムとはダウンライトの器具の枠部分のことです。トリムの色は定番の白や黒、木目調などあるので天井の色や部屋の雰囲気に合わせて色を選びましょう。

調色・調光機能付のダウンライト

現在はダウンライトに調色機能、調光機能がついているものが多いです。色温度や光の強さを変えられるので、映画を見たいときは薄暗いオレンジの光、勉強をしたいときは文字がはっきり見える明るさで光の色は白など、その場の活動だったり気分によっても変えられます。

交換型・固定型

光源が切れた場合、交換型は自分でランプを取り換えられますが、固定型だと器具ごと交換することになるので業者に頼む必要があります。LEDを使ったダウンライトであれば光源寿命が40,000時間なので、1日8時間使ったとしても10年ほど持ちます。自分で電球の色や光の強さを頻繁に変えたいということがなければ、約10年たち、交換が必要になった時に器具のメンテナンスも必要になるので固定式でもいいと思われます。



ダウンライトを取り入れる前に注意することとは

ダウンライトは他の照明と違い工事が必要となり、手軽に位置や数などを変えることができず、取り付けの前に慎重に吟味する必要があります。前述したものと重複するところもありますが、注意点をあげましたのでダウンライトを取り入れる際の参考にしてください。

  • 取り付けに工事が必要であり、一度工事してしまうと照明の位置や数を変えられない
  • 固定型は光源が切れたときに業者に頼む必要がある
  • 照明計画がむずかしい(開口径の大きさ、配灯、ピッチ)
  • 器具によって眩しさを感じるものがある

1.照明の位置・数を変えられない

ダウンライトは一度取り付ける場所を決めて工事した後は位置や数を変えることができません。ですので例えば模様替えをしたとき、テーブルの位置に光が当たらなくなったり、逆にリラックスしたいソファの真上に光があたる配置になってしまうこともあります。また、そのようなことがないようたくさん取り付けてしまうと、眩しすぎたり、天井の穴が目立ってかっこ悪くなってしまうこともあります。

そんな時ユニバーサルタイプであればスポットライトのように光の方向や角度を変えることができるので、模様替えをしたときでも目的の場所を照らすことができるでしょう。模様替えが好きな人には良いかもしれませんね。

調光・調色つきであれば光の明るさや光色の調節ができます。ダウンライトは搭載された機能を重視して選ぶと良いでしょう。

2.固定型は光源が切れたとき業者に器具の取り換えを頼まなければならない

自分で替えることが出来ないのなら固定型ではなく交換型のほうがいいと思われる方もいらっしゃいますが、照明器具もメンテナンスが必要になります。LEDであれば頻繁に業者を呼ぶ必要がないので約10年に1度、器具の交換とメンテナンスをするのがいいでしょう。万が一早々に光源が切れてしまった場合は業者に頼まなければならないのでそこだけネックではあります。

3.配灯デザインについて

ダウンライトの配置、ピッチは重要です。

ピッチを狭く、天井にたくさんダウンライトを設置してしまうと照明器具を目立たせたくないのに逆に目立たせてしまったり、開口径が大きすぎて眩しすぎることもあります。天井の見栄えを気にしすぎると今度は光が足りないなんてことにもなりえます。ダウンライトの配灯デザインは一般の方では難易度は高めだと思います。設計士や照明のプロに相談するのがいいでしょう。

4.ダウンライトは眩しい

ダウンライトを取り付けたら眩しすぎた、という声がネットで調べるとでてきます。ダウンライトはスポットライトのような効果もあるためリビングや寝室で寝ころんだとき光が目に直接入ってくることがあります。照明計画が失敗して明るすぎる、ということもありますね。調光機能があれば問題ないのですが、ないものをつけて眩しすぎた場合は後悔してしまうので気を付けましょう。

ダウンライトだけで明るさを確保しようとせずに、ダクトレールを壁に這わせてスポットライトをとりつけたり、メイン照明でペンダントライトを使用し、併用すると失敗も少ないです。

不快感を感じさせたり、視覚を低下させたりする眩しさのことをグレアといいます。このグレアをなくすべくグレアレスのダウンライトを販売しているメーカーもあります。直接目に光が入らないように工夫されていて、不快なまぶしさを抑え目にやさしい光になっています。器具の存在感も従来のものより目立たないので、グレアレスを検討してみてもいいかもしれませんね。



ダウンライトはどんな空間に使えばいいの?適した場所とは

ダウンライトはどんな空間に使えばいいの?適した場所とは

リビング・ダイニング・キッチン・寝室・和室

補助的に使用するにも、ダウンライトのみで空間を仕上げてもどこの部屋にも使えます。例えば天井が低いお部屋だと、ダウンライトは突出しないのでいいですね。

和室にダウンライトは合わないかと思われますが、木枠のトリムや四角のかたちをしたダウンライトもあり、和室にあったデザインのものもありますよ。

廊下・階段・お手洗い・脱衣所・バスルーム

ダウンライトは器具の存在感がなく、すっきりとした空間に仕上げることができるのでお手洗いなど脱衣所のような狭い空間に使用するのも圧迫感がなくていいですよ。埃がたまりにくく虫なども入らないのでお手入れもしやすい照明です。

クローゼット・納戸

クローゼットや納戸のような物置となる場所にダウンライトを設置すると、物が見やすいですし、照明器具にぶつかることもないのでストレスなく物を置けます。しかしダウンライトと収納した物が近すぎると物が焼けてしまったり、火事になることもあるのであまり近い位置に物を積まないように注意しましょう。



まとめ

いかがでしたか?ダウンライトは難しい照明器具ですが、取り入れる際はイメージ画像を準備したり、基礎知識を頭に入れてから設計士や工務店と話し合いすると、自分の理想に近づけることができると思います。また照明計画の際は、ダウンライトと併用してぜひ弊社MotoMのペンダントライトやシャンデリア、リーディングライトなども一緒に検討してみてください。理想の空間に近づけるお手伝いが出来ると思いますよ。

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